真実は一つ・・・と言うが・・・

後書きです。最後の方が知り切れトンボみたいな終わりかたになっていることに関しては、ハッキリと新一に会わせるみたいなことをしたら逆に小五郎が許してくれるようにしようと希望を持ちかねない可能性を考慮してです。性格的に会えるなら謝れるみたいに考えて。ですので何も言わないし会わない方が新一にとって大ダメージになると思いましたので、こうしました。



補足ですが、まず新一に関しておっちゃんを麻酔で殺した場合のリアクションに関して本編で言ったような形と「おっちゃん、悪い・・・償いは奴らと決着を着けてからするから・・・」と元に戻ってから罪の償いをするパターンの二つがあるとまず考えたんです。ただこの話にも出しましたが、前者のような感じになるのが目に見えたんですよね。自分がそんなことをするはずがないし、博士がそんな風にしてしまうような失敗をするはずがないと。なので今回はそういった視点で話を進ませていただきました。



それと新一が探偵として表向きはともかく、ろくな人物になってないのは私の想像の中の話ということで勘弁してください。私の中では新一は友達付き合いはまだしも、上下関係とか仕事付き合いは向いていないと思うんで。



それで続けて新一がどの地獄に行ったのかに関してですが、これはあまり地獄の事情や刑罰に詳しくないのでカットさせていただきました。力量不足ですみません。後、阿笠博士に関しては地獄行きを納得の上で受け入れていると認識してください。まだ博士は色々と自覚はある分はマシだったって事で。



次に英理と降谷が獄卒になったのは、鬼灯が二人ならちゃんと働いてくれるだろうと見越した上で小五郎を連れてきたらその通りになったと思ってもらえれば大丈夫です。特に降谷に関してはおっちゃんの死を隠蔽する事に加わった前科がありますので、その分を頑張ってあがないたいと獄卒として活動しています。


工藤夫妻に関しては新一達の手助けはしたものの、おっちゃんの事に関しては関わってはいない代わりに新一同様獄卒としては役に立たないだろうと言うことから、下手に何か言うと毛利さんに罪滅ぼしをさせてくれと言い出しかねないことを考えて裁判ではおっちゃんの事を一言も言いませんでした。赤井に関してはなんというか、多分所属や活動圏的な意味で日本と言うかアジア圏内ではなくアメリカやヨーロッパのあの世に行くと思うんで、この話では赤井との因縁だったり小五郎への考えについて話すことは無いです。


















・・・まぁ補足は大体こんなところなんですが、今回オマケがあります。この短編を作る中で別の展開を思い付いたのですが、短編とするにはボリューム不足でしたのでオマケにしました。そしてその中身に関してですが、先にどういった中身かと言いますと試作の解毒薬を飲んで死んだ場合のif編で、短編には出てこなかった人物がメインになります。



それでは読まれる方は先へどうぞ、書き方を変えてお送りしますのでご注意ください。









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