三つの思うようにはいかなかった未来
「・・・僕としては友人夫婦の揉め事ということからそれらをどうにかしたいという気持ちもそうですし、青子さんから蘭さん達の関係をどうにかしてほしいと言われたのもあって新一君達の事に関わっていったんです。けれどそれで出来た事はあの子を諭して新一君に付いていかないようにするくらいで、新一君の仕事でその腕を頼る形で依頼人がかなりの頻度で来ることや例え蘭さん達家族との時間を取る為に休みを設定しても、そういった時を狙ったよう事件が起こることで台無しになることがしばしばで前はそれで災い転じて福となすとすることが出来ていたのが、もう蘭さんはさっき話した事もあってとてもそれで仲直りしておしまい・・・どころか逆効果でしかなくなることが多くなったとのことですからね・・・」
「そこまで来てしまえば何度も何度も繰り返されてきた事に工藤君達の様子も相まって、そういったことについてを悪い意味で慣れてしまったといったところなんでしょうね。もう事件が起きて工藤君がいかに自分が正しい事をやってるかを見せたり話したりしても、それで心が戻らないどころかより離れるくらいになるといったよう」
それで白馬が自分の立場からどうにかしたいといったように考えたが上手く出来なかった苦さを口にしていき、明智は蘭が慣れるのは理解出来るというよう返す。新一達の行動がそういった風に蘭がなるのを後押ししたのもあるのだろうと。そして明智はそっとため息を吐くような顔を浮かべる。
「・・・白馬君からすれば心苦しいだろうことを承知で敢えて言わせてもらいますが、工藤君の探偵活動やお子さんも含めた気持ちや姿勢・・・そして何より工藤君の事件を引き付ける力についてがどうにかならないというなら、工藤君達の関係は根本から改善なんて見込める物ではないでしょう。これに関しては少しでも可能性を含む言葉は使わず断言させていただきます」
「・・・そこまで言ってしまうんですね」
「工藤君が探偵活動を始めとしたことについて改善するのは自分から出来ないのが目に見えている事もそうですが、それ以上に工藤君の周りで事件が起きる運周りについてをどうにかなんて出来ないと感じたのもあってです。その点では金田一君も高校の頃に同じような状態でしたがあることをきっかけに歌島でのことがあるまで、事件に出会うことを忌避するようになると共に事件に出会わない日々を過ごしていましたが・・・オカルトだったり運といった概念が実際にあるかに関しては、オカルトについては少し体験したことがありますから私は絶対に存在するとは肯定も否定も出来ませんが、仮にあると仮定した上で話すならそういったモノを惹きつけるのはそういったモノに好かれる何かがあるということや、それを望んでいる者に集まると聞いたことがあります」
「あぁ、そういった事については僕も聞いたことがありますが・・・そういう観点から考えるなら金田一君は事件に出会う事を忌避するようになったことから、歌島の事までは事件を惹き寄せるようにはならなくなったのかもしれないけれど、新一君の場合は依頼人から依頼を受けるだとか事件が起きたらそれを解決しなければと思いはしても、金田一君のように事件に出会いたくないといった気持ちは持ち合わせることなんて一切なかったでしょう。むしろ事件が起きるなら俺が解決してやるといったようになるのが新一君らしいと言えますが、だからこそオカルトや運といったモノが存在してそういった新一君の姿勢に集まるというなら、新一君の家庭の環境の改善なんか到底出来るはずがないと警視長は見たというわけですか・・・」
「そういうことです」
そこから新一達の状況は変わらないだろうと明智がそう思った理由についても話していき、それらを受けた白馬も脱力気味に漏らす以外になかった。オカルトや運というモノを素直に信じられないのは白馬も確かではあるが、あると仮定したならの話として考えてみてもだが実際に新一の周りで事件が多発している環境についてを考えてしまうと、決してそんなことないと言えるものではないと感じてしまい。
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「そこまで来てしまえば何度も何度も繰り返されてきた事に工藤君達の様子も相まって、そういったことについてを悪い意味で慣れてしまったといったところなんでしょうね。もう事件が起きて工藤君がいかに自分が正しい事をやってるかを見せたり話したりしても、それで心が戻らないどころかより離れるくらいになるといったよう」
それで白馬が自分の立場からどうにかしたいといったように考えたが上手く出来なかった苦さを口にしていき、明智は蘭が慣れるのは理解出来るというよう返す。新一達の行動がそういった風に蘭がなるのを後押ししたのもあるのだろうと。そして明智はそっとため息を吐くような顔を浮かべる。
「・・・白馬君からすれば心苦しいだろうことを承知で敢えて言わせてもらいますが、工藤君の探偵活動やお子さんも含めた気持ちや姿勢・・・そして何より工藤君の事件を引き付ける力についてがどうにかならないというなら、工藤君達の関係は根本から改善なんて見込める物ではないでしょう。これに関しては少しでも可能性を含む言葉は使わず断言させていただきます」
「・・・そこまで言ってしまうんですね」
「工藤君が探偵活動を始めとしたことについて改善するのは自分から出来ないのが目に見えている事もそうですが、それ以上に工藤君の周りで事件が起きる運周りについてをどうにかなんて出来ないと感じたのもあってです。その点では金田一君も高校の頃に同じような状態でしたがあることをきっかけに歌島でのことがあるまで、事件に出会うことを忌避するようになると共に事件に出会わない日々を過ごしていましたが・・・オカルトだったり運といった概念が実際にあるかに関しては、オカルトについては少し体験したことがありますから私は絶対に存在するとは肯定も否定も出来ませんが、仮にあると仮定した上で話すならそういったモノを惹きつけるのはそういったモノに好かれる何かがあるということや、それを望んでいる者に集まると聞いたことがあります」
「あぁ、そういった事については僕も聞いたことがありますが・・・そういう観点から考えるなら金田一君は事件に出会う事を忌避するようになったことから、歌島の事までは事件を惹き寄せるようにはならなくなったのかもしれないけれど、新一君の場合は依頼人から依頼を受けるだとか事件が起きたらそれを解決しなければと思いはしても、金田一君のように事件に出会いたくないといった気持ちは持ち合わせることなんて一切なかったでしょう。むしろ事件が起きるなら俺が解決してやるといったようになるのが新一君らしいと言えますが、だからこそオカルトや運といったモノが存在してそういった新一君の姿勢に集まるというなら、新一君の家庭の環境の改善なんか到底出来るはずがないと警視長は見たというわけですか・・・」
「そういうことです」
そこから新一達の状況は変わらないだろうと明智がそう思った理由についても話していき、それらを受けた白馬も脱力気味に漏らす以外になかった。オカルトや運というモノを素直に信じられないのは白馬も確かではあるが、あると仮定したならの話として考えてみてもだが実際に新一の周りで事件が多発している環境についてを考えてしまうと、決してそんなことないと言えるものではないと感じてしまい。
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