そう在れと造られた割れ鍋に綴じ蓋はもう他には合わない
「・・・まぁお礼に関しては受け入れる、と言いたい所ですがこの際です。今から毛利さんには言わなかった事を言いますからそれを聞いて尚お礼を言いたいと言うのでしたら、その時に受け入れますよ」
「えっ・・・?」
それでしのぶはそこから礼を受け入れて話は終わりにするのではなくその前に言うことがあると言うと、新一だけでなく志保も世良も戸惑いを浮かべる。
「そんな難しい話ではありませんよ。二人の関係について話に聞いたようになったのは毛利さんにも責任が全く無いとは言いませんけど、工藤君の方が責任は大きいという事を改めて認識した方がいいと私は言いたいんです。毛利さんをあのようにさせてしまったということを」
「「「っ!?」」」
しかしすぐにしのぶから返された言葉に三人は驚愕するのだが、その様子にしのぶは笑顔を浮かばせる・・・新一に初めて会った時のよう綺麗な笑顔でこそはあるが、作り笑顔と感じさせる笑顔を。
「だってそうではないですか。毛利さんが工藤君を好きになったこと自体は恋愛だからで済ませる事は出来ますが、そこから先に付き合うまでに至る過程や付き合ってからの事について大まかに聞きましたけど、揉め事やらの原因は決まって事件や探偵関連であって基本的に工藤君発信のことからというのは否定出来ないですよね?」
「そ、それは・・・きっかけだってことは否定は出来ないけど、蘭をあんな風にしたっていうのは・・・」
「毛利さんには理解者といったような考え方や立ち居振る舞いをすることについての是非を話しましたが、工藤君の立場から考えればそういった事が何度もあって揉めてきたのを踏まえると毛利さんが相手である事に限らず、自分と付き合うということはこういう事だというよう了承してもらうといった形を取るようにし、それが駄目なら好意はあれども互いの為に別れるといったような風な決め事をしておくべきだったと私は思うんです。もしそうしていたなら毛利さんは工藤君の事を好きだという気持ちから覚悟を決めて工藤君に付いていこうと動くか、そんなこと出来ないといった考えになったなら最初は諦めきれなくとも、毛利さんも最終的には涙を呑む形で工藤君への想いを捨てる事が出来たのではと」
「「「っ・・・!」」」
しのぶはそのまま二人の関係でのトラブルについてまず新一発信というように言った上で、蘭はともかく新一が取るべき行動は何だったのか・・・それらを話していくと三人は揃って緊迫したよう息を呑んだ。覚悟を決めて新一に付いていくと決めたならともかく、蘭が付いていけないと判断したならのもしもについてを聞き。
「三人からしたらそんなことになるなんてというような反応なのは見て分かりますが、この前の話でも工藤君が毛利さんの気を引くような行動をしていなかったら、工藤君への想いを諦めていた可能性についてを私も多少は言及しましたが、だからこそというよう今言ったような事を工藤君がしていたならそうする可能性は決して有り得ない物ではなかったと思っていますが・・・工藤君はそうはしなかった。これについては工藤君からしたら毛利さんが好きだという気持ちもありそんな考えが思い浮かぶことすらなかったからだと思いますが、それがこれまでの二人の関係でのゴタゴタの元になったと考えると毛利さんとの付き合い方についてどうするかを検討くらいするべきだと思ったんですが、宮野さんに世良さんはどう感じられましたか?」
「・・・胡蝶さんの言う事は間違ってないと思ったわ。毛利さんの事が好きだからこそ諦めたくないという気持ちまでは否定することは出来ないけど、それまでの事を考えると付き合い方だったり考え方についてどうにかしようと考えるくらいしないと確かに良くなかったって」
「うん、僕もそう感じた・・・好きだけじゃどうしようもないって事を考えなかったから、今までのような結果になったんだろうなって・・・」
「っ・・・!」
そんな話を続けていったしのぶが志保と世良にどうかと聞くと二人共複雑そうながらも話に理解出来たとの返しに、新一はたまらず歯噛みしてしまった。二人もそんな風に感じたのだということを受けて。
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「えっ・・・?」
それでしのぶはそこから礼を受け入れて話は終わりにするのではなくその前に言うことがあると言うと、新一だけでなく志保も世良も戸惑いを浮かべる。
「そんな難しい話ではありませんよ。二人の関係について話に聞いたようになったのは毛利さんにも責任が全く無いとは言いませんけど、工藤君の方が責任は大きいという事を改めて認識した方がいいと私は言いたいんです。毛利さんをあのようにさせてしまったということを」
「「「っ!?」」」
しかしすぐにしのぶから返された言葉に三人は驚愕するのだが、その様子にしのぶは笑顔を浮かばせる・・・新一に初めて会った時のよう綺麗な笑顔でこそはあるが、作り笑顔と感じさせる笑顔を。
「だってそうではないですか。毛利さんが工藤君を好きになったこと自体は恋愛だからで済ませる事は出来ますが、そこから先に付き合うまでに至る過程や付き合ってからの事について大まかに聞きましたけど、揉め事やらの原因は決まって事件や探偵関連であって基本的に工藤君発信のことからというのは否定出来ないですよね?」
「そ、それは・・・きっかけだってことは否定は出来ないけど、蘭をあんな風にしたっていうのは・・・」
「毛利さんには理解者といったような考え方や立ち居振る舞いをすることについての是非を話しましたが、工藤君の立場から考えればそういった事が何度もあって揉めてきたのを踏まえると毛利さんが相手である事に限らず、自分と付き合うということはこういう事だというよう了承してもらうといった形を取るようにし、それが駄目なら好意はあれども互いの為に別れるといったような風な決め事をしておくべきだったと私は思うんです。もしそうしていたなら毛利さんは工藤君の事を好きだという気持ちから覚悟を決めて工藤君に付いていこうと動くか、そんなこと出来ないといった考えになったなら最初は諦めきれなくとも、毛利さんも最終的には涙を呑む形で工藤君への想いを捨てる事が出来たのではと」
「「「っ・・・!」」」
しのぶはそのまま二人の関係でのトラブルについてまず新一発信というように言った上で、蘭はともかく新一が取るべき行動は何だったのか・・・それらを話していくと三人は揃って緊迫したよう息を呑んだ。覚悟を決めて新一に付いていくと決めたならともかく、蘭が付いていけないと判断したならのもしもについてを聞き。
「三人からしたらそんなことになるなんてというような反応なのは見て分かりますが、この前の話でも工藤君が毛利さんの気を引くような行動をしていなかったら、工藤君への想いを諦めていた可能性についてを私も多少は言及しましたが、だからこそというよう今言ったような事を工藤君がしていたならそうする可能性は決して有り得ない物ではなかったと思っていますが・・・工藤君はそうはしなかった。これについては工藤君からしたら毛利さんが好きだという気持ちもありそんな考えが思い浮かぶことすらなかったからだと思いますが、それがこれまでの二人の関係でのゴタゴタの元になったと考えると毛利さんとの付き合い方についてどうするかを検討くらいするべきだと思ったんですが、宮野さんに世良さんはどう感じられましたか?」
「・・・胡蝶さんの言う事は間違ってないと思ったわ。毛利さんの事が好きだからこそ諦めたくないという気持ちまでは否定することは出来ないけど、それまでの事を考えると付き合い方だったり考え方についてどうにかしようと考えるくらいしないと確かに良くなかったって」
「うん、僕もそう感じた・・・好きだけじゃどうしようもないって事を考えなかったから、今までのような結果になったんだろうなって・・・」
「っ・・・!」
そんな話を続けていったしのぶが志保と世良にどうかと聞くと二人共複雑そうながらも話に理解出来たとの返しに、新一はたまらず歯噛みしてしまった。二人もそんな風に感じたのだということを受けて。
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