もし新一が高校から公に探偵稼業を開始させたら 後編
「そしてもっと言うなら新一にやたらと依頼が舞い込んでくる事についても異質としか思えないと言ってましたよ。勿論何かしら問題があるからこそ探偵に依頼したい人がいるってのは前提ではあるんですけど、それでもひっきりなしにあれだけ依頼が来るってのは大きな事務所からしても有り得ないって」
「・・・その辺りはマスコミに新一が顔を出して事件を解決したのを宣伝していたことや、新一自身自分の探偵としての腕を疑っていないことからそういった依頼がひっきりなしに来ることから、新一はそんな事を疑問に思うこともなかったのでしょうね」
「疑問に思わないのはそんなものだと思ったのもでしょうが、俺が感じたことと同時に一番ここで言いたいのは依頼が来すぎる事や事件が起きすぎる事について、俺が覚えてる限りでそういったことに関して出会いたくないだとかみたいな事になってないって事です」
「え・・・そんな風にならない方がいいんじゃないの・・・?」
更にまた依頼が来すぎる事についてを小五郎が挙げていって優作もこうだろうと推測するのだが、そこからこれが一番言いたい事だといったことを言われて有希子が怪訝な顔を浮かばせると、小五郎はそっと目を細める。
「これは優作さんが海外の出版社でいくつも小説を書いて出してるってのに、その締め切りやら早く小説を書いて欲しいって声に答えることなく、サボってるって事も多々あるって考えれば有希子ちゃんも分かるんじゃないか?いくら小説を書ける実力があるからって言ったってずっとやる気が継続する訳じゃないから、よくそうしてサボってる訳だろ?」
「っ・・・それは・・・」
そんな様子のまま淡々と優作のサボりについてを小五郎が言及すると、有希子はたまらず口ごもって視線をさ迷わせる・・・優作の為にもサボりなんかしてないと否定したくてもほとんど優作と離れずいたからこそ、小説を書き続ける能力自体はあっても別に今すぐ書く気はないからと平気でサボっている姿も見てきたし、それを小五郎達にも話した事はあった為に。
「・・・そこについては人聞きが悪いことから否定したいところでしたが、毛利さんは私達の事について少なからず知っていることからそんなことしていないと否定出来ませんが・・・だからこそそういった能力だとかがあっても大抵の人はずっとやる気が維持出来ないというように毛利さんは言いたいのと同時に、新一がそんなことが一切なく依頼やら事件やらについて関わりたくないだとか思わないことについてが普通じゃないと感じたというわけですか・・・」
「そういうわけです」
「っ・・・」
そしてそんなやり取りに優作自身も苦い顔をしながらも言いたい事が分かったと口にした上で小五郎が頷いた事に、有希子もそういうことかとハッとした様子を浮かべる。優作ですらやる気が続かずサボるということをするのに、新一はそんな気持ちを一切抱かないでずっと動いていたという異質さを感じた事に。
「これに関してはあまり仕事がねぇ俺が言ったらもっとまともにしろって蘭から言われるのは目に見えてますが、それでも敢えて言わせてもらうといくら探偵が依頼の関係上不定休になりがちだからっつったって、一週間丸々まではまだしも一ヶ月レベルも休みがねぇくらいに働くなんざ俺はゴメンだし、他の探偵に関してもちゃんと休む時は休むとしています。けれど新一はそういったこの日くらい休みにしたいみたいに言うことなんか一回もなく、むしろコイツがたまには休むようにしないかみたいに言っても聞き入れるような事もなかったそうです」
「・・・そうなの、佐木君?」
「はい・・・僕も最初は良かったんですけれど次第にたまには休みたいというように思うようになって、毛利センパイの怒りについて乗っかる形でたまにはセンパイも休んだ方がいいって言ったんですが・・・」
「結果として新一はそんな言葉に頷く事なく活動し続け、これまでの話のようになったというわけか・・・」
そうして自分や他の探偵を引き合いに出しつつも新一が休みを取ろうともしなかったことを佐木弟を見つつ口にし、有希子の確認に疲れたように肯定していく声に優作は脱力気味な声を漏らすしかなかった。本当に新一は休みというものを自主的に取ろうとしていなかったとのことに。
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「・・・その辺りはマスコミに新一が顔を出して事件を解決したのを宣伝していたことや、新一自身自分の探偵としての腕を疑っていないことからそういった依頼がひっきりなしに来ることから、新一はそんな事を疑問に思うこともなかったのでしょうね」
「疑問に思わないのはそんなものだと思ったのもでしょうが、俺が感じたことと同時に一番ここで言いたいのは依頼が来すぎる事や事件が起きすぎる事について、俺が覚えてる限りでそういったことに関して出会いたくないだとかみたいな事になってないって事です」
「え・・・そんな風にならない方がいいんじゃないの・・・?」
更にまた依頼が来すぎる事についてを小五郎が挙げていって優作もこうだろうと推測するのだが、そこからこれが一番言いたい事だといったことを言われて有希子が怪訝な顔を浮かばせると、小五郎はそっと目を細める。
「これは優作さんが海外の出版社でいくつも小説を書いて出してるってのに、その締め切りやら早く小説を書いて欲しいって声に答えることなく、サボってるって事も多々あるって考えれば有希子ちゃんも分かるんじゃないか?いくら小説を書ける実力があるからって言ったってずっとやる気が継続する訳じゃないから、よくそうしてサボってる訳だろ?」
「っ・・・それは・・・」
そんな様子のまま淡々と優作のサボりについてを小五郎が言及すると、有希子はたまらず口ごもって視線をさ迷わせる・・・優作の為にもサボりなんかしてないと否定したくてもほとんど優作と離れずいたからこそ、小説を書き続ける能力自体はあっても別に今すぐ書く気はないからと平気でサボっている姿も見てきたし、それを小五郎達にも話した事はあった為に。
「・・・そこについては人聞きが悪いことから否定したいところでしたが、毛利さんは私達の事について少なからず知っていることからそんなことしていないと否定出来ませんが・・・だからこそそういった能力だとかがあっても大抵の人はずっとやる気が維持出来ないというように毛利さんは言いたいのと同時に、新一がそんなことが一切なく依頼やら事件やらについて関わりたくないだとか思わないことについてが普通じゃないと感じたというわけですか・・・」
「そういうわけです」
「っ・・・」
そしてそんなやり取りに優作自身も苦い顔をしながらも言いたい事が分かったと口にした上で小五郎が頷いた事に、有希子もそういうことかとハッとした様子を浮かべる。優作ですらやる気が続かずサボるということをするのに、新一はそんな気持ちを一切抱かないでずっと動いていたという異質さを感じた事に。
「これに関してはあまり仕事がねぇ俺が言ったらもっとまともにしろって蘭から言われるのは目に見えてますが、それでも敢えて言わせてもらうといくら探偵が依頼の関係上不定休になりがちだからっつったって、一週間丸々まではまだしも一ヶ月レベルも休みがねぇくらいに働くなんざ俺はゴメンだし、他の探偵に関してもちゃんと休む時は休むとしています。けれど新一はそういったこの日くらい休みにしたいみたいに言うことなんか一回もなく、むしろコイツがたまには休むようにしないかみたいに言っても聞き入れるような事もなかったそうです」
「・・・そうなの、佐木君?」
「はい・・・僕も最初は良かったんですけれど次第にたまには休みたいというように思うようになって、毛利センパイの怒りについて乗っかる形でたまにはセンパイも休んだ方がいいって言ったんですが・・・」
「結果として新一はそんな言葉に頷く事なく活動し続け、これまでの話のようになったというわけか・・・」
そうして自分や他の探偵を引き合いに出しつつも新一が休みを取ろうともしなかったことを佐木弟を見つつ口にし、有希子の確認に疲れたように肯定していく声に優作は脱力気味な声を漏らすしかなかった。本当に新一は休みというものを自主的に取ろうとしていなかったとのことに。
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