もし新一が高校から公に探偵稼業を開始させたら 後編

「これに関しちゃ新一が今までのような活動を続けた場合、十中八九なんて物じゃなく確実に同じような事をやらかすのが目に見えてます。仮に平日昼間の依頼だとか金をもらわないみたいな事をやろうとした所で、精々が金をもらわないのは止めないといけないってなるくらいで平日昼間の依頼については、まだ留年までは時間があるんだからって風になってギリギリまでそうしようってするだろうことは目に見えてます」
「・・・新一はそんなことはしないと擁護したいのですが、今までの事を考えればそうするだろうというように私も感じます。ですがギリギリでというようにしようとしても依頼があったとなれば、新一は最終的にそれらを放ってはおけないで動くだろうと毛利さんは見たというわけですか・・・」
「えぇ。むしろそういった事態になれば新一は吹っ切れて行動する可能性の方が高いなんてものじゃなく、そうしない方が不自然としか思えません。そしてそんな風に留年となったら来年はちゃんと頑張るなんて考えになるなんてことはなく、留年して見苦しい姿を晒すくらいならいっそ退学して探偵として活動するって風になるとしか思えませんが・・・だからこそ二人が帰って来てお前と話すまでに今の探偵活動について学校を辞めてまでやるかどうかを考えろっつったんです。そうするってんなら後は今残してるホームページやらはまた使えるように出来ると言いはしましたが、それからはコイツはもう手伝うことなんかしねぇから諸々のめんどくせぇ手続きやら何やらはテメェ一人でやらなきゃならねぇし、もし中途半端に今までのようにやりたいってやってそれで留年って事になれば高校やら蘭やらと、散々迷惑やらをかけてきたのに更に後ろ足で砂をかけるようなひでぇ事をすることになるって風に」
「・・・そういった風に言われたから今新ちゃんはすごく悩んでいるのね・・・自分なら大丈夫だって言いたい気持ちはずっとあるけれど、新ちゃん自身も自分がどんな行動を取ってきたかは散々言われてきた上でもしも本当にそうしてしまったらって考えて、それでもって言えるのかって・・・」
小五郎は何故自分がそう言ったかを新一が今のままなら自重が出来ないことが主な理由だと口にしていき、だからこそ真剣に蘭達に迷惑やら何やらをかける可能性を踏まえてまでワガママを通す気なのか・・・というように投げ掛けたと言い、優作も有希子もいつもならそこまではというように擁護していただろうが、二人共に納得するしかなかった。新一がそれでも尚やらかしたらの場合を考えたならそれくらい言うのは必要だったと感じた為に。
「二人共分かってくれたならいいって言いたいんですが、新一がどういった選択をするかはまだ分かりませんからこの後家に帰ったら新一と時間を取って話し合うようにしてほしいんですが、その前に聞きたいこととしてはあの家に戻ってもう新一とは距離を離さず暮らす事について、そうしようと思いましたか?この事に関しては今後に関わってきますので今ここでどうするかについて答えてください」
「・・・分かっています。あの家に戻るようにします。毛利さんは元々から新一の事について関わりたくないと言っていましたし、今回このようになったからにはもう距離を離して暮らすのはこういった事態になった時に対処が遅れる事も有り得ると思えば、そうしなければならないと私も感じましたから・・・」
「・・・私もそうするわ。もうこれ以上小五郎ちゃんや蘭ちゃん達に迷惑をかけられないと思ったから・・・」
「そうか」
それでそうして話は終わりという前に先の家に帰るようにとの要求にどうかと小五郎が問いを向けると、優作も有希子も今までの話からもうそうすると答えるしかないとなるしかなく、小五郎は満足げな様子などなくただ一つ頷いた。









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