もし新一が高校から公に探偵稼業を開始させたら 後編

「納得してくれたんなら続けますが、俺も新一が探偵活動を止めるなんてことがそうそう簡単に出来るとは思ってはいません。そして蘭にも同じように聞いてみたら有希子ちゃんみたいになっていましたが、最終的には新一がそうしないなんて信じられないというように答えました」
「・・・蘭ちゃんもそんな風に言ったのね・・・」
「あぁ。そしてそういった事を聞いたからこそ俺は優作さん達に日本に戻ってきてもらい、ここでの話が終わるまでどうするか一人で考えるようにと言ったんだ。今までの事を振り返った上でこれからもそんな風にしかねない新一に、これからも付き合うかに付き合うにしても覚悟を持って動かねぇなら今のように新一にろくに会えねぇ事を始めとした、不平不満をずっと抱えながらいくことになるだろうって風にな」
「「っ・・・」」
そんな様子を見てから蘭が新一から大丈夫というように思えないと思ったことについて言いつつ、そうなりかねない新一とどう付き合うのか考えるように言った・・・というよう小五郎が言ったという中身に、優作も有希子もただそれを辛そうに受け止めるしかなかった。新一を擁護したくとも何もなかったなら小五郎の言ったような未来になりかねないと二人共に感じてしまった事から。
「・・・二人とも複雑な様子だってのは見て分かりますが、ここで一つ伝えさせてもらうことがあります。それは」



「もうコイツには新一の探偵活動の手助けについては手を引いてもらうってのは決定事項になってます。これはもう覆すことは出来ません」



「「っ!?」」
・・・だがそんな様子を見た上で小五郎が口にした佐木弟がもう新一に手を貸さないとの言葉に二人は驚愕に目を見開くが、佐木弟は複雑さを滲ませつつゆっくりと口を開く。
「・・・どうしてと言いたいだろうというのは分かりますが、これに関しては僕がセンパイにずっとこれからも付き続けていったならのもしもについてを毛利さんの言葉から考えたこともですが、僕が言い出したことからだっていうのは分かっているんですが、これからもセンパイの尻拭いの為に動き続きたいのかって言われたこともあるんです」
「尻拭い・・・先程の話で聞いたが佐木君が新一の勝手な行動によりその後始末に色々と奔走してきたというのに、それでも尚理由はどうあれ新一がまた勝手な事を起こす度に佐木君がそうしたいという気になれなくなったのか」
「そういうことですが同時に僕がセンパイの活動をずっと手助けしていったら、センパイが本当の意味で自立出来ないのが目に見えてるって言われたのもあるからです・・・僕が自立を引き合いに出して焚き付けたのは良くなかったけれど、それでも今回の事からセンパイに本当の意味で自立してもらう為にも僕が面倒な事を全部引き受けてたら、元の木阿弥になるだろう光景が目に見えてるって」
「それでコイツが頷いてくれた所で今はホームページに探偵活動は休止中って風にしてもらって、新一がどう選択するか次第でホームページを消すか新一に権利を渡してどう運営するのかのやり方やらを教えて、ホームページを残して探偵活動するかになると新一にも言ったんですが・・・もしホームページを残したいし今までの活動のようにしたいってんなら、もう退学しろとも言わせてもらいました。というよりそれ以外ないと」
「「っ!?」」
そこから佐木弟が小五郎の言葉からいかに自分が考えたのかを語っていき、それらを引き継ぐように小五郎が話をしていくのだが今の活動のようなことをまだしたいのなら・・・と口にした言葉に優作も有希子も驚きに目を見開いてしまった。学校を辞める以外にないとの事に。









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