もし新一が高校から公に探偵稼業を開始させたら 後編
「そういうことですが、そんな風に学校を休んででも依頼に向かう事から結構な日数を休んでしまってて、学校側からのお叱りを受けたってのを蘭は聞いたと言ってました。一応まだ留年にまで行く程ではないけれど今のままのペースが続いたら、もう留年になるだろうことが目に見えてると」
「・・・それでそういったことを聞いた蘭君が新一に話をしても、大丈夫というように気楽な笑顔を浮かべて返したことから毛利さんに話をした結果として、私達に連絡をすることになったと・・・」
「えぇ、そうです」
そうして小五郎は佐木弟の頭から手をどけつつ話を進め、優作の苦い声に頷いて返すが小五郎は表情を変えない。
「この事に関しては俺はある程度こういったようになるだろうとは予想はついていました。新一の性格や考え方からして依頼があるならそんな学校の事なんかどうでもいいとは言わないにしても、困ってる人がいるならそっちをどうにかするように動くのは当然だろって風になるだろうこともそうですが、そもそも探偵に依頼したいって思うような人の立場ってヤツについてを考えてないだろうってことを」
「え・・・依頼したい人の立場ってどういうこと・・・?」
そのまま小五郎はこんな事態になると予想は出来ていたと口にするのだが、そこで出て来た意味深な言葉に有希子だけでなく優作や佐木弟も疑問の目を向ける。
「今はネットの普及でそれこそホームページなりに申し込めば24時間365日依頼やら相談が出来るみたいな所もあるみたいなのは見たことはありますが、そういったのは大手の探偵事務所でいて人を多く抱え込んでる所ならやれることです。それ以外の小さいだとか個人規模の事務所だとそんな24時間体制でだなんて事はまず出来ませんし、実際俺の所もそうですが他の事務所も営業時間ってもんは場所によってまちまちではあっても、朝から夜までってのが大抵です」
「・・・それは探偵と言えども人ですから休息が必要なのは分かりますが、依頼する人の立場と言った事とどのように関係が・・・」
「新一は探偵の仕事についてどう思っているかはともかく、俺や他の探偵が依頼されるような仕事ってのは普通に考えれば少なくとも依頼が達成されるまでは、誰かに依頼をしたというのを見られたくないといった類のものが多くあります。これは分かりやすく礼を挙げるなら不倫調査であって、浮気をした配偶者に探偵に自分の浮気についての依頼をしただなんてバレてもいいなんて普通は思うと思いますか?」
「・・・流石にそんなことが相手にバレるのは駄目だって思うと思うわ。浮気してるかどうかを確かめたいというのに探偵に依頼したってことが相手に知られたなら、その相手が慎重になって浮気相手と会わないようにってなることもそうだけど探偵に依頼するなんてって風に、トラブルになる可能性もあるって考えると・・・」
「あぁ、まずどう考えてもろくなことにならねぇだろうことは目に見えてる。だから探偵に依頼するって決めたのなら浮気調査に限らず対象にバレねぇようにしてヒッソリと動きてぇって考えるのが普通だと思うが、ここで問題なのは世の中の結構な割合の人間は大雑把に見て朝から夕方が仕事して夜には帰って寝るって生活をするってこと・・・つまりは今例えに出した浮気調査のようなもんだと夕方以降が空くからそこで依頼をしたいみたいなんて事をしたら、普段と違う時間に帰ってくるだとか家にいないみたいな事から何か怪しまれてしまうってことになり得るから、相手に怪しまれないようにする為にも相手が仕事中だとかで自分の事をまず直接的に知れない時間・・・つまりは相手も仕事だとかをしているだろう平日昼間って時に隠れて依頼をするのが一番妥当だってなるだろうってことだ」
「「「っ・・・!」」」
だが探偵についての様々な事を口にしていった上で普通の生活をしている者達の活動についてを挙げた後に、そういった人達が慎重に動くならいつが一番探偵に依頼しやすいか・・・それらを話していった小五郎に三人は揃ってハッとする事になった。そのように言われてみれば探偵の活動時間もだが普通の人達からしたらいつに探偵に依頼するのがバレにくいかと考えたら、平日昼間がまず妥当だというのが理解出来たと。
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「・・・それでそういったことを聞いた蘭君が新一に話をしても、大丈夫というように気楽な笑顔を浮かべて返したことから毛利さんに話をした結果として、私達に連絡をすることになったと・・・」
「えぇ、そうです」
そうして小五郎は佐木弟の頭から手をどけつつ話を進め、優作の苦い声に頷いて返すが小五郎は表情を変えない。
「この事に関しては俺はある程度こういったようになるだろうとは予想はついていました。新一の性格や考え方からして依頼があるならそんな学校の事なんかどうでもいいとは言わないにしても、困ってる人がいるならそっちをどうにかするように動くのは当然だろって風になるだろうこともそうですが、そもそも探偵に依頼したいって思うような人の立場ってヤツについてを考えてないだろうってことを」
「え・・・依頼したい人の立場ってどういうこと・・・?」
そのまま小五郎はこんな事態になると予想は出来ていたと口にするのだが、そこで出て来た意味深な言葉に有希子だけでなく優作や佐木弟も疑問の目を向ける。
「今はネットの普及でそれこそホームページなりに申し込めば24時間365日依頼やら相談が出来るみたいな所もあるみたいなのは見たことはありますが、そういったのは大手の探偵事務所でいて人を多く抱え込んでる所ならやれることです。それ以外の小さいだとか個人規模の事務所だとそんな24時間体制でだなんて事はまず出来ませんし、実際俺の所もそうですが他の事務所も営業時間ってもんは場所によってまちまちではあっても、朝から夜までってのが大抵です」
「・・・それは探偵と言えども人ですから休息が必要なのは分かりますが、依頼する人の立場と言った事とどのように関係が・・・」
「新一は探偵の仕事についてどう思っているかはともかく、俺や他の探偵が依頼されるような仕事ってのは普通に考えれば少なくとも依頼が達成されるまでは、誰かに依頼をしたというのを見られたくないといった類のものが多くあります。これは分かりやすく礼を挙げるなら不倫調査であって、浮気をした配偶者に探偵に自分の浮気についての依頼をしただなんてバレてもいいなんて普通は思うと思いますか?」
「・・・流石にそんなことが相手にバレるのは駄目だって思うと思うわ。浮気してるかどうかを確かめたいというのに探偵に依頼したってことが相手に知られたなら、その相手が慎重になって浮気相手と会わないようにってなることもそうだけど探偵に依頼するなんてって風に、トラブルになる可能性もあるって考えると・・・」
「あぁ、まずどう考えてもろくなことにならねぇだろうことは目に見えてる。だから探偵に依頼するって決めたのなら浮気調査に限らず対象にバレねぇようにしてヒッソリと動きてぇって考えるのが普通だと思うが、ここで問題なのは世の中の結構な割合の人間は大雑把に見て朝から夕方が仕事して夜には帰って寝るって生活をするってこと・・・つまりは今例えに出した浮気調査のようなもんだと夕方以降が空くからそこで依頼をしたいみたいなんて事をしたら、普段と違う時間に帰ってくるだとか家にいないみたいな事から何か怪しまれてしまうってことになり得るから、相手に怪しまれないようにする為にも相手が仕事中だとかで自分の事をまず直接的に知れない時間・・・つまりは相手も仕事だとかをしているだろう平日昼間って時に隠れて依頼をするのが一番妥当だってなるだろうってことだ」
「「「っ・・・!」」」
だが探偵についての様々な事を口にしていった上で普通の生活をしている者達の活動についてを挙げた後に、そういった人達が慎重に動くならいつが一番探偵に依頼しやすいか・・・それらを話していった小五郎に三人は揃ってハッとする事になった。そのように言われてみれば探偵の活動時間もだが普通の人達からしたらいつに探偵に依頼するのがバレにくいかと考えたら、平日昼間がまず妥当だというのが理解出来たと。
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