もし新一が高校から公に探偵稼業を開始させたら 後編
・・・そうして小五郎に対して新一も蘭も複雑な気持ちを感じこそはしたが、話としてはもしも何かがあれば優作達は日本にすぐに戻るし小五郎は何もしなくていいというように収まった。新一と蘭は小五郎に対して複雑というか協力してくれないなんてといった怒りに近い気持ちを抱いていたがだ。
ただそれでも新一の探偵としての活動についてはもう止められる事は無くなったということで、新一は意気揚々と活動することにしていくことになった。高校生として高校に行くことから限定的な活動の仕方になることはともかくとしても、それでもちゃんとれっきとした探偵として活動する形でだ。
そしてそういうように活動し始めることになるとまたたく間に新一が探偵業を開いた事は広まっていった。今の時点ですら度々事件を解決してきた上でマスコミに顔を出していたことと事件を解決した際にホームページを開いた事を言った事により、新一が探偵となったのなら依頼をしたいというようにだ。
それで探偵として解決して欲しい事があると依頼をされ、その解決をしようと動くと事件が起きてその事件を解決して新一の評判は上がり、また新一に依頼が舞い込んでくる・・・という循環が起きることになり、探偵稼業は順調に進んでいった。
尚その際に佐木弟も余程都合が悪くなければそこに付いていくと共に、新一が依頼や起きた事件などに際して向かい合う以外の雑事を全て請け負っていた。依頼料の交渉であるとかどういう風に依頼がなったのかといったということを報告書という形でまとめ上げ、行政に報告しても問題ないというようにだ。
この佐木弟の裏方としての力については新一の周りにいる面々はまだ中学生だというのに、よくそこまで出来るというように褒めていった。まぁこれに関しては佐木弟の一家に共通するカメラが趣味ということから、細々としていて裏方の作業を得意としているといった面が大きかった。現にホームページの出来に関してもプロに任せたんじゃないかというようにしっかりとした出来だったのである。
そんな風に順調でいて探偵としての活動を重ねていく事により、新一の名声はどんどんと高まっていって新一や蘭もだが時折連絡してくる優作や有希子も、佐木弟の言うことを聞いておいて良かったというような気持ちになっていた。こうも順調なら別に何も問題はなかったのではないかというように・・・
・・・そうして時間は半年少しといったくらい過ぎる。
「「「「・・・」」」」
・・・小五郎の探偵事務所の中、ソファーに横並びに座る小五郎と佐木弟の前に優作と有希子が対面上に座っていた。ただ小五郎は無表情といった様子だが、佐木弟は気まずげに下を向いていて優作と有希子は複雑そうな顔を浮かばせる形でだ。
「・・・さて、まずはわざわざ海外から戻って来てもらってありがとうございます」
「いえ・・・遅かれ早かれ私達が日本に戻って来ないといけなかっただろうことに加えて、毛利さんがこのような事態になるだろうと予想していたことを考えればこれくらいは当然です・・・」
「っ・・・」
そんな中で小五郎が心にも思ってないといった様子が丸わかりな平坦な口調で礼を言うと、優作はただ申し訳無いといったように返すことしか出来ず有希子もまた辛そうに表情を歪ませるしか出来なかった。何も言い返せる物などないというよう。
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ただそれでも新一の探偵としての活動についてはもう止められる事は無くなったということで、新一は意気揚々と活動することにしていくことになった。高校生として高校に行くことから限定的な活動の仕方になることはともかくとしても、それでもちゃんとれっきとした探偵として活動する形でだ。
そしてそういうように活動し始めることになるとまたたく間に新一が探偵業を開いた事は広まっていった。今の時点ですら度々事件を解決してきた上でマスコミに顔を出していたことと事件を解決した際にホームページを開いた事を言った事により、新一が探偵となったのなら依頼をしたいというようにだ。
それで探偵として解決して欲しい事があると依頼をされ、その解決をしようと動くと事件が起きてその事件を解決して新一の評判は上がり、また新一に依頼が舞い込んでくる・・・という循環が起きることになり、探偵稼業は順調に進んでいった。
尚その際に佐木弟も余程都合が悪くなければそこに付いていくと共に、新一が依頼や起きた事件などに際して向かい合う以外の雑事を全て請け負っていた。依頼料の交渉であるとかどういう風に依頼がなったのかといったということを報告書という形でまとめ上げ、行政に報告しても問題ないというようにだ。
この佐木弟の裏方としての力については新一の周りにいる面々はまだ中学生だというのに、よくそこまで出来るというように褒めていった。まぁこれに関しては佐木弟の一家に共通するカメラが趣味ということから、細々としていて裏方の作業を得意としているといった面が大きかった。現にホームページの出来に関してもプロに任せたんじゃないかというようにしっかりとした出来だったのである。
そんな風に順調でいて探偵としての活動を重ねていく事により、新一の名声はどんどんと高まっていって新一や蘭もだが時折連絡してくる優作や有希子も、佐木弟の言うことを聞いておいて良かったというような気持ちになっていた。こうも順調なら別に何も問題はなかったのではないかというように・・・
・・・そうして時間は半年少しといったくらい過ぎる。
「「「「・・・」」」」
・・・小五郎の探偵事務所の中、ソファーに横並びに座る小五郎と佐木弟の前に優作と有希子が対面上に座っていた。ただ小五郎は無表情といった様子だが、佐木弟は気まずげに下を向いていて優作と有希子は複雑そうな顔を浮かばせる形でだ。
「・・・さて、まずはわざわざ海外から戻って来てもらってありがとうございます」
「いえ・・・遅かれ早かれ私達が日本に戻って来ないといけなかっただろうことに加えて、毛利さんがこのような事態になるだろうと予想していたことを考えればこれくらいは当然です・・・」
「っ・・・」
そんな中で小五郎が心にも思ってないといった様子が丸わかりな平坦な口調で礼を言うと、優作はただ申し訳無いといったように返すことしか出来ず有希子もまた辛そうに表情を歪ませるしか出来なかった。何も言い返せる物などないというよう。
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