芯まで響くか響かないか

「まぁそちらが俺の事を知らなくても仕方無いですよ。ボクシングって競技は日本じゃ余程のスター選手でもないと、世界チャンピオンになれなきゃテレビもマスコミも騒ぎ立てたりしないですし、何よりあんな負け方をしておいてどう取り上げるっていうんだかって話ですから」
「あんな負け方って・・・」
「その辺りについて伊達さんの時間がいいなら是非聞かせてもらえませんか!?今の新一君にとってもいい刺激だったり気分転換になると思いますから!」
「・・・まぁもう用は済んだので別に構いませんが」
「じゃあ行きましょう!」
「高木刑事・・・」
伊達はそんな言葉に謙遜といったように返すが高木はハイテンションなままに話をしていくと共に、新一の為にといったような事を言うのだが新一の声には呆れが盛大に入り混じっていた。明らかに自分が話をしたいという気持ちが盛大に含まれているのを感じてしまい。


















・・・そうして三人は近くにあった喫茶店に入って話をすることになったのだが、こういった時によく使うポアロに行かなかったのは新一が今は行きづらいというように言ったからであった。下手にポアロに行くと蘭に出会す可能性が決してゼロではないから、適当な近くの喫茶店の方がいいと。

だからそうして近くの喫茶店に入る事になって三人というか、高木だけが興奮したように伊達に話をしていく光景に新一は呆れる気もあったが、次第に元気も出て来るようになった。高木の姿に少し気が紛れてきたというよう。






「・・・あ〜、すまない。ちょっと今更になるが工藤君はどうしたんだ?最初高木刑事が工藤君の気分転換の為にも俺と話をみたいに言ったが、一体何があったんだ?」
「っ・・・」
「あっと、それは・・・」
・・・それで喫茶店の一角のテーブルに伊達が二人の前に座る形で話をしていく中で、新一は年下ということで新一に対して口調を崩して問い掛けを向ける伊達に、新一は複雑そうな顔を浮かべ高木もどういった物かと困り顔を浮かべる。
「・・・出来れば何があったか聞かせてもらえないか?それを聞かせてもらえば俺から何か出来ることがあるかもしれないからな」
「・・・いいんですか?」
「明らかに何か抱えてるってのは見て分かるし、こういった形で関わっちまったんだから話を聞くくらいはさせてくれよ。色々吐き出せば少しは気が楽になるかもしれないしそうしたいって思ったのもあって、高木刑事と今日一緒にいるんだろ?」
「・・・はい、分かりました。話をしたいと思います」
伊達はそこで真剣な表情になり話をしてほしいと言い新一は伺うような目と声を向けると、笑顔に変えながら返した答えに新一は話すと頷いた。伊達の様子に話してもいいというように思った形で。


















・・・それで新一と高木は二人で新一と蘭とその子どもに関する事や、その周囲の事についてを話していった。ただ最初二人は新一達家族だけの事を話そうとしたが、伊達から周りの事についてどうなのかと聞かれたからそれらも話していったのである。









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