近くも隔絶たる差を感じ、手を払う

「ただ七瀬君も君達と会うまではそういったことは意識的に考えてはいなかったようだが、君達と出会って話しただとか事件に出会した事でそういったことを認識したことにより、そんな金田一と工藤君に服部君との差に違いだったりを明確に感じた上で意識的に関わらない方がいいというように考えたとのことだった。探偵として在ろうとする工藤君達とそうでない金田一の事を考えるとその差に違いといったことから、それを承知の上でも知らないままで付き合うのどっちでもそのギャップに良くない事になりかねないというように感じたとな」
「ギャップ・・・そんな風に七瀬さんは考えたっていうのか・・・」
だからこそ・・・というよう美雪の考えについてを話していった剣持に新一もだが服部も複雑さを滲ませた顔を浮かばせるのだが、蘭に和葉の二人は納得がいかないといった顔を見せる。
「・・・何となく七瀬さんの言いたいことは分かりました・・・金田一君の事を考えると新一達との関係について良くないんじゃないかって考えたっていうことは・・・」
「でもそれで私らとまで仲良くするのを止めるっちゅうんは違うと思います・・・なんでそんな風に美雪ちゃんは考えたんですか・・・?」
それで蘭と和葉は言いたいことは分かるけれど自分達とまで関係を切るのは違うのではというように言うのだが、剣持は困ったように頭をかく。
「・・・その事に関しちゃ俺も言いにくい部分はあるし七瀬君もどうかというように言ったが、それでも話をしないと二人は納得しないと思うと七瀬君が言った上で俺もそう感じたから言わせてもらうが・・・話に聞けばそんな何年も前からとかじゃなくつい数ヶ月程度の事なんだったか?毛利君は工藤君と付き合い、遠山君は服部君と付き合うようになったのは」
「なっ・・・!?」
「そ、そそそれは間違ってませんけど・・・それが一体何の関係があるんですか・・・!?」
ただそこから剣持が言いにくそうにしながらもここにいる二組はカップルだろうと確認の声を向けると、瞬時に蘭と和葉は頬を赤らめて慌てて返すが新一も服部も同じように顔色を赤くする。だが剣持はそんな様子に更に微妙そうに表情を歪める。
「・・・君達がどういう風に恋人関係になったのかについてを具体的に聞くまではしないし、君達の仲がいいことは別にいいことだというように思っている。だがそれはともかくとして質問するが、毛利君に遠山君が工藤君と服部君が事件に関して真剣な様子を浮かばせる場面を見て、各々の恋人の顔を見て見惚れるだとかカッコいいみたいに七瀬君と話していたのは確かだったんだろう?」
「「っ・・・!」」
「そ、それはっ・・・!」
「それが何やっちゅうんですか・・・確かにそういったことは話しましたけど・・・!」
そのまま剣持が前置きをした上で美雪とどんな会話をしたのかについての確認の声を向けると、新一も服部も蘭も更に顔を赤らめ和葉だけがどういうことかと恥ずかしそうに認める声を上げるが、剣持は首を横に振る。
「・・・そういった風な君達との会話だとか様子から七瀬君は君達との差を感じたということだそうだ。それも埋めようがない差を」
「・・・え?」
それで剣持から出て来た差との言葉に顔を赤くしていた四人は一斉にキョトンとした顔で、誰とも知れぬ困惑の声が漏れた。どうしてそこが差なのかと。









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