近くも隔絶たる差を感じ、手を払う

「その辺りは金田一耕助の孫だというような事は言うことはあっても、探偵というように自分から言った事はないのは俺も色々思い出したんだ。七瀬君以外の周りの知り合いが素人探偵だとか勝手に金田一が代表の探偵というホームページを起ち上げられていたりといった風にされていたりというのはあったがな」
「「「「・・・」」」」
剣持はその様子に金田一が自称しないこともだが周りから探偵と呼ばれるだとか扱われてきたのかを話していくと、新一達はそうなのかというような表情を浮かべる。






・・・新一や服部と違って金田一に自分が探偵だという自負だったり自覚という物はない。これは金田一には探偵になりたいといったような考えやら気持ちが全くないからだ。元々の性格もあってだ。

だが周りの面々は金田一が事件に出会す事の頻度の高さと事件を解決する能力があることから、素人探偵であるように言うだとか探偵というように宣伝して探偵として活動させたこともあるといったよう、おふざけだとかノリといったように発言したり行動することがあった。まぁそういった物である事もだが金田一の性格やらを知っていた物だから、本気でそう言うだとか扱うような事はしなかった。これは美雪以外の面々がそういった金田一が探偵としての能力があるのだから、そうするべきだとかそんな立場に立てと強要するような人格の者がいなかったこともある。

まぁ遠い未来のもしもの世界線ではとあることから仕事を辞めてまで探偵になるというか、もうなった方がいいと決意して動く事になるのだがそこについては今の金田一には関係なく、もし新一達だったらどうなるのかと言うのが今の反応に繋がるのである・・・






「・・・ただそういったように聞いても君達からすればなんで工藤君や服部君のように探偵として動こうだとか、探偵だと名乗らないのかと思う事だろう。その辺りに関しては七瀬君の言葉もあったからこそ今の俺に言えることとしては、あくまで金田一が探偵だなんだといった肩書きなんか関係なく一人の人間として事件に向き合おうという事から動いてるんであって、探偵だからとかそういった気持ちやら考えがないからだということだ」
「・・・探偵だからって気持ちに考えが無いって・・・」
「何やねんそれ、勿体ないにも程があるやろ・・・俺らのようにスムーズに行かん事はそれならしゃあないと言えるかもしれんが、あそこまでちゃんとトリックやらを推理出来るもんなんかそんなおらんのに・・・」
「そうだよな・・・他にも世良とか推理出来る奴がいるけど、金田一の推理力は俺達と比べても見劣りするような物じゃないのに・・・」
それで剣持が探偵としての何らかの気持ちやら考えやらは金田一にないということを話していくのだが、新一も服部もあれだけ出来るのに何故と納得出来ないといったような声を漏らすと、剣持は複雑そうな顔を浮かばせる。
「・・・金田一に能力があるってことが確かなのは俺もよく知っているというか、そういった普通なら解決出来ないようなことについてをあいつにどうにかしてほしいと頼んだことも何度もあるし、実際にそれで助けられたことはよくある。そんな俺が言っていい事かどうかという気持ちはあるがそれでも七瀬君から言われたこともあるから言わせてもらうと、俺の事だとか他の事でも金田一は探偵だからとか探偵としてみたいな事じゃなく、ましてや金田一耕助の孫だからみたいな風なプライドみたいな物から動く訳じゃない・・・あくまで目の前で何か起こるだったり厄介な話が舞い込んできたことに自分でやれる事をやろうと動いているだけなんだよ。金田一からしてみれば」
「「「「っ・・・」」」」
そこから剣持が自身の良くない部分を苦く話しつつも金田一がいかに一人の人間としていざという時に動いているのかというシンプルな答えに、新一達は何とも言い難そうな様子を浮かばせるしか出来なかった。言っている事自体は理解は出来ても探偵としてという気持ちやら考えやらを持たず、そう出来るという事を理解し難いというよう。









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