近くも隔絶たる差を感じ、手を払う

「これに関しては工藤君と服部君が冷静でいて手早く探偵としてというように動いていくのとは対照的に、金田一が驚きやら何やらで戸惑いつつ動いていったとの事だが・・・そう聞くと二人の反応の方が正しいというか金田一の能力やその経験から、二人のようにやれないことについてを君達はおかしいだとか何でというように思うかもしれない。だが七瀬君自身も金田一と共にいることから普通に考えて事件には普通の人より耐性はある方だという認識はあると言っていたが、それでも自分もだけど金田一も見た感じでは二人のように探偵という存在だという自覚だったり考えがないからこその差があるからだと感じたとの事だった。だからこそ二人のようにすぐさま金田一は動けなかったんだというよう」
「・・・そんなことを、七瀬さんが・・・?」
「そのことに関してイマイチ君達がピンと来ていないというのはその様子から分かるからこういう言い方をさせてもらうが、仮に何か殺人事件が発生した時に普通の人がその時の状況をすぐに把握して冷静にすぐに警察に電話だとか、現場の保存や捜査といったことを二人程の早さとまでは言わなくても瞬時に判断して出来ると言えるか?」
「っ・・・それは・・・」
「「「っ・・・」」」
そこから剣持が新一達と金田一の事件に対しての対応力の違いについて言うと蘭がピンと来ていないというように漏らすが、続けられた一般人だったらと仮定する問い掛けに蘭もそうだが新一達もそう出来ないだろうというように言葉を詰まらせる。新一達は事件に出会すことに慣れもあるし探偵としてすぐに動く心積もりやら姿勢はあるが、一般人がそう出来るかと言われればそうは言えないと。
「理解出来ただろうが、金田一は確かに事件に出会ってきてそういった普通の人達に比べれば事件が起きた時の対応が出来るし、比較的に冷静に動けるだろう事は確かではある・・・だが七瀬君はあの事件が発生した時の対応についてに二人の対応の早さや冷静さを感じた上で、金田一当人の戸惑いも見たんだそうだ。明らかに二人のその事件に対しての対応力からの行動にな」
「そ、そうだったんですか・・・?」
「その辺りは毛利君達は事件に出会った衝撃で工藤君達はすぐにそういった対応の為にと気持ちが移っていたから、そういった金田一や七瀬君の反応だったりに気付く事は無かったんだろうが七瀬君はそう見たそうで、俺も金田一にどうだったのかと聞いてみると実際に二人の様子に気後れだとか困惑みたいな物は確かにあったとの事だった」
「「「「っ・・・」」」」
それでそんな様子を見て事件での時の金田一達の姿を見て美雪がいかに感じたのかといった事を言っていき、蘭が動揺に声を揺らす中でそれが嘘ではない上に金田一の証言もあると返すと新一達はまさかというような顔を浮かべた。美雪だけが他と違う視点から物を見ていた上に金田一の事を正確に見ていたとの事に。
「・・・そういったように聞いて七瀬君の事を流石に幼馴染として付き合いが長いだけあると思ったこともそうだが、同時に俺も七瀬君の言ったことについて俺もどうなのかと考えていったが・・・そもそもを言うなら金田一は自分を探偵だというように自称でも言うような事は無かったのを思い出したんだ」
「え・・・そうなん・・・?」
しかし更に話を続けて自分もどうなのかというのを考えていったと剣持が言う中で金田一が探偵と名乗った事がないとのことに、和葉もだが服部達もキョトンとした顔を浮かばせる。









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