近くも隔絶たる差を感じ、手を払う

「その辺りに関しちゃ工藤君に服部君が普段はどういった風な感じでいるのかは知らないが、金田一の普段の姿は君達も出会した事件の時のような物じゃない。一つ例を挙げるなら金田一についてだが普段授業は退屈だとか分からねぇみたいな感じでろくに頭に入らねぇでボーッとしてるとか、居眠りしているみたいな感じで学校の成績は下の方から数えた方が早いみたいな感じなんだ」
「えっ・・・?」
そんな様子にまずはというよう金田一の普段の学校の授業だとかについてを剣持が話していくと、新一達は揃って困惑の様子を浮かべる・・・新一も服部も別に授業を楽しいだとか真面目一徹に受けている訳では無いが、それでも学業だからということもあるが元々の頭の良さもあってテストなどで平均点は余裕で越えるくらいの成績を出していて、蘭も和葉もそういった事は知っているからこそあの事件の際の金田一の様子と重ならないと感じてしまい。
「あの事件の様子からそんな風だなんてと感じただろうが、普段の金田一はそんな感じなんだ。七瀬君に強制的に入れられたミス研はやる気がないからと幽霊部員でろくに活動はせず、エロい事に興味津々でトラブルを起こすだとか起こしただとかそんな風な事をやるようなな」
「エ、エロい事って・・・それって美雪ちゃんがおるんやないんですか・・・?」
「その辺りは俺から見てもあの二人は確かに気持ちはお互いあるだろうとは思うが、ちゃんとした形で恋人同士になろうみたいに言ってないからそういう関係じゃないのは俺も知ってるが・・・今一応フリーだからってのが理由って訳じゃなくシンプルに金田一の元々からスケベな部分も知っているからこそ、七瀬君だけをそういう対象にするんじゃなくそういった事に関心があるのも知っている。これに関しちゃ相手がいるならその相手だけに一途に想いを向けるべきだろうというのは正論ではあるが、俺も男だから金田一のやったことまでは肯定は出来ないが気持ち自体は分からなくはないがな」
「「「「っ・・・」」」」
そこから更に剣持が話を続けていく中で和葉がエロい事についてなんで美雪がいるのにというように言うのだが、恋人関係ではないというのを前提にしても金田一の男としての本能が強いこともだが、剣持も一定の理解は出来るとの事に新一達は揃って表情を歪める・・・蘭に和葉からしてみればエロい事に興味津々なのは有り得ない上に仮に興味があっても恋人や想い合う相手に向ける物だろうという怒りに近い考え方からで、新一に服部はそういったスケベな気持ちやら性欲は周りに比べて薄い方だという自覚はあるが事件が関係無い時に女性の何らかの艶姿を図らずも見かけた時、蘭や和葉が相手でないなら全く興味も何もなく完璧にスルーする事が出来ないくらいにはスケベ心は一応あるが・・・そんなことを言えば蘭と和葉が激昂するのが今の反応もあって分かるからこそ、下手な事は言えないと表情を歪ませていた。
「・・・他にも色々と言いたいことはあるが、もう今の反応で大体分かったのは感じた。金田一は工藤君や服部君とは大分違うというように感じただろうことはな」
「・・・それは、分かりましたけど・・・その違いが新一達と金田一君の探偵だとかのことにも大きく関わってくるんですが・・・?」
「そういうことになるが、俺も七瀬君から話を聞いてあの事件の時の工藤君達の様子と金田一のいつもの様子を思い返すと、納得したんだ。工藤君と服部君とは近いようでいて遠い存在だというようにな」
剣持もその反応に少し触れたくなさそうにしつつも話を進め、蘭が若干険を感じさせるように先を促すような声を向けたことに自分も納得出来たというように漏らす。









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