近くも隔絶たる差を感じ、手を払う

・・・金田一一の幼馴染である七瀬美雪はいつものように金田一と共にいる時に訪れた者達と会うことになった。それは高校生探偵というように評判になっている工藤新一と服部平次の二人と、その二人と今となっては恋人関係になった毛利蘭と遠山和葉の計四人であった。

この四人が美雪達の元に来たのは新一と服部の二人が金田一の事を聞いて、会ってみたいということからだった。話に聞けば金田一耕助なんていう名探偵の孫がいて、度々難事件を解決しているということを聞いて服部達が東都に来たタイミングもあって、面白そうだからどこにいるのかは目暮達に連絡して聞いて会いに行こうというよう。

それで目暮から情報を受けて美雪達の元に来て新一と服部は金田一に気安く話しかけていくのだが、金田一はそんな二人に自分はそんな大したものじゃないだとかというように若干引いたような姿に、美雪は無理もないというように感じていた。新一と服部の事は金田一と違ってニュースなど見るから美雪は知っているが、こんなにも自分が探偵だということを自覚しながら同じような探偵だろうというように言ってくる存在だと思っていなかった上で、自分達と同類だろうというように話し掛けられるのは金田一からすればあまりない体験な為に戸惑う事は。

ただそんな光景を見はしても美雪は蘭と和葉の二人に捕まって話し掛けられていたことから、金田一のフォローだとかヘルプに入れない状態になっていた。二人からすれば美雪という存在は自分達と同じように探偵であると同時に、想い人という幼馴染を持つ存在だというようなことから仲良くなろうというように話し掛けてきた事によりだ。

それでそんな風に美雪も金田一も何とも言えない時間になっていたのだが、そんな時に近くで悲鳴が上がった事に六人が現場に駆け付けるとそこで人が死んでいた。明らかに誰かに殺されたといったような様子であったのもだが、何か不可解な物もあるのが見られる形でだ。

そこからすぐに新一達に言われる形で蘭達は警察へ連絡をしたのだが、美雪はそれですぐに新一と服部が現場を調べていく様子に何とも言えない気持ちを抱いていた。明らかに驚きを浮かべていた金田一とは質の違う二人の落ち着き払った事件に慣れた様子に。

そして少ししてから警察が来たのだがそこに現れたのが美雪達の知り合いである剣持達だったことに、新一達は何故目暮警部達は来ないのかと言ったのだが単に担当区域の違いだというように言われた・・・一応新一達の住まう米花町と美雪達の住まう不動町は同じ都内という場にあるが、警視庁を挟んで反対方向でありそんなすぐに行けないといったような距離と位置関係にあるからこそ、担当区域が違うと。

まぁそういった事なら仕方無いというよう新一と服部は納得した上で事件について解決しようと積極的に動いていくのだが、金田一はそんな二人の姿を見たことからかいつものように乗り気では無くとも事件に向かい合うような感じから、より一層に何とも言えない様子を浮かばせていた。剣持からもどうしたと言われる形でだ。

ただ金田一はそれでも事件の謎を推理する為に動いていくその様子に美雪は何となくその理由が分かったが、そんな時に蘭と和葉の二人から大丈夫かと話し掛けられた事に取り繕うような微笑で頷き返して三人で金田一達の様子を見ることにした・・・だがそこからの会話もだが蘭達の様子に美雪の内心はより曇る事になった。なら何により曇ったのかと言えば蘭と和葉の各々の恋人への気持ちや姿勢であった。









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