目標と刺激のない平たい生は幸せか?

「もうさっき言っただろ。新一が事件やら謎やらを求めるとかって選択するような事になるなら、俺はそれを認める気にはなれねぇって風に。ただそれでもって蘭達は思うかもしれねぇが・・・組織の事の時に俺を巻き込まねぇ為だなんだと理由を言おうが、俺に何も言わず俺を利用してきたような奴の為に俺が何をしてやれるってんだよ。新一からすりゃ俺は頼れる奴って認識じゃねぇんだからよ」
「「「「っ!?」」」」
そこから小五郎が口にした事実を含めた盛大な皮肉の言葉に、志保と安室を除いた面々が一斉に顔色を青くしてしまった。いくら小五郎の為だ何だと言おうとしたところで小五郎の立場からしたら、新一が小五郎を頼れる存在と見なしていなかったからこそ最後に後始末の為に事実を明かしたのは、紛れもなく事実だった為に。
「・・・お前らからすりゃあの時と今は別物だろうとか色々言いてぇかもしれねぇし、理由があったからみたいな気持ちなのかもしれねぇ・・・だが組織の事はもう終わった事だから仕方ねぇとは百歩どころか何歩でも譲って言ってはやるが、志保の話を踏まえたからこそ言えるのもあるが組織との事を終わったと過ぎたような物に出来ねーどころか、あの時の方が良かったみたいに思うだとか感じるみたいになるばかりかここまで話を聞いて、事件やら謎やらを求めたいっていうんならもう後はそんなお前を支えたいだとか理解する奴を頼りにしろって俺は言ってんだよ。もう俺は組織の事を知ってるから利用されるつもりはねーってのもそうだが、もし仮に俺をまた利用しようだとかしたってんなら・・・後で謝りゃ許すみたいな事は絶対にしねぇ。もうそうなりゃ最悪後は野となれ山となれって風に俺がすることになるかもしれねぇな」
「「「「っ!!」」」」
だが小五郎は更に追撃と言うにはあまりにも重すぎるとばかりに、以降に新一の気持ちやら考えに巻き込んできたなら自分の死を賭してでも・・・というように揺れず迷う事なく言い切る様子に、新一達は揃って絶句せざるを得なかった。冗談でもなんでも一切なく新一がもし事件や謎を求めると選択した上で小五郎をどんな形でも巻き込んだなら、許さないという意志を感じた為に。
「・・・俺の気持ちはこんな感じだが、お前らはどうこうするかみたいなのを今すぐ決めろとかそんな風には出来ねぇだろうから、この後どれくらい時間を取るかは分からねぇが考えて決めりゃいい。だが蘭を筆頭にこれだけは言わせてもらうが、もし新一がもう元の感じに戻るのを諦めるから事件やら謎やらに集中するって風な選択を選ぶってんなら、それに付き合う事で今のようにその時間以外の時間が気まずいだとか穏やかになるなんて簡単に出来るもんじゃねぇことは承知しとけ。そういったことは承知しとかねぇと今以上の状況になる可能性は否定出来ないだろうからな」
「「「「っ・・・!」」」」
だから自分はこうだが蘭達にはそうしろと強制しないとは言うが、もし新一が事件や謎の方に傾いたならと仮定した上での悪い可能性を示唆するように言っていくと、志保以外の面々は否定を出来ずにただ何とも言い難そうにうつむく以外になかった。そうならないと新一当人もだが蘭達も今までの新一の様子やら性格やらを知っていることから、大丈夫なんて軽々しく言えるはずがないというよう・・・









.
14/16ページ
スキ