目標と刺激のない平たい生は幸せか?

「世良さんはそう感じたのは分かったけれど博士達はどう感じたかしら?今の世良さんの言ったこととに何か異論だとか言いたいことがあるなら答えて」
「「「・・・」」」
「っ・・・!」
そんな世良の話を受けて志保がなら別の意見があるかと発言していなかった阿笠達三人にどうかというよう投げ掛けると、特に蘭が顕著な形で苦い顔をしながらも揃って何か口にすることのない様子に新一はたまらず体を震わせた。三人共世良の言ったようになりそうだと感じたという事に。
「・・・こんなことになるなんてみたいな反応ね、工藤君。でもそれなら貴方はもしそんな状況になったなら自分はそんな風にはしないしならない、なんて自信を持って言い切れるのかしら?事件や謎に自ら関わろうとすることなく、今の気の抜けただったりを別の形でどうにかするようにするというように」
「っ・・・それ、は・・・」
ただそんな反応にならというよう実際にどうかという形で問い掛けを向ける志保だが、その声に極めて答えにくそうに視線をさ迷わせる様子に蘭達の顔が複雑そうに歪んでしまう。もう新一自身志保達の言葉を否定出来ないことを理解しているが、それを見栄やら何やらから否定したいという気持ちが溢れて滲んでいる様子に。
「・・・そういったように貴方がなるのは分かっていたというか、この漫画のセリフから考えていったから今までの話をしたのよ。貴方からして聞こえが悪いとかそんな風に見られるなんて冗談じゃないみたいな感じに思うかもしれないけれど、貴方が求めているのは『江戸川コナン』であった時間のような困難でいて探偵としてやるべきことをやっていたという自覚を持てる時間であると共に・・・探偵としてあれる為の事件だとか謎という物だというように思った事でね」
「っ!!」
「「「「・・・」」」」
そして志保が今までの話を集約するように自分が考えた事をまとめた言葉を向けると、新一が衝撃を受けて盛大に顔を青くしながらも反論出来ずに愕然とした様子を見せたことに、小五郎以外の面々は何もフォローだとか何らかの言葉は出ることはなくそんな新一を辛そうに見るしか出来ずにいた。どうにか言いたいという気持ちはあれども何を言っていいのか分からないというよう。
「あ〜・・・志保が言いてぇって感じに話をし出したから口出ししねぇようにしてたが、今の状況で言うなって言われるのを承知で改めて聞くがお前自身、蘭達程とまでじゃなくても自分の事をどうにか改善したいって風に強く思ってたか?その辺りについてちゃんと言葉にしてどうなのか聞かせてくれ」
「お、お父さん・・・それってどうしても聞かなきゃいけないことなの・・・?」
「むしろ志保からの話もあって今聞かなきゃならねぇってより強く思ったんだよ。もし志保の言ったような事の方が俺の言った事に対しての気持ちより強いだとか、そうなってほしいみたいに言うってんなら俺は今後の新一との付き合い方を考える分岐点になると思ったのもあってな」
「「「「っ!?」」」」
ただ一人だけ小五郎はそんな様子ではなく仕方なさげに先程の質問をもう一度投げ掛けると蘭が動揺しつつ何故またというように言うが、そこで更に返していった言葉に志保以外の面々が一斉に驚愕するのだが・・・小五郎は疲れたようにそっと目を閉じる。









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