目標と刺激のない平たい生は幸せか?
「そ、そんなことは・・・」
「・・・どうにか否定したいけれど、否定出来ない事が辛いといった様子ね」
それで新一当人だが何か反論したそうにするが結局何も言えずにいる様子に、志保はそっと首を横に振る。
「でもそうして否定したいと思うなら何故貴方は今の日常生活において前のようにならず、気が抜けるというようなことに関して自分で他に何か私が言った事以外に思い付くかしら?貴方もここ最近は自分で自分の気持ちが収まらない事に関しては少なからず考えていたでしょう?」
「っ・・・確かにそういった事を考えない訳じゃなかった・・・けどどうしてなのか俺は分からなかった・・・元の体に戻れて組織を壊滅させて元の生活が出来るようになったのに、最初は良かったのに段々と気持ちが落ち込んでいくのが自分でも感じたのはどうしてだってずっと思ってた・・・けどなんで俺が望んだことになってるのにっていうか、望んでたからこそだからだと思うけどなんでとしか思えなかったんだ・・・」
「「「「っ・・・」」」」
ただそれならと自分でどうなのか理由を考えられたのかと志保が問うと、新一がたまらずうつむきながらなんでと思うしか無かったのかと独白していく様子に、蘭達は複雑さを顔に滲ませる以外になかった。新一としても望んでいた筈の事なのに何故そうなるのかという苦悶が伝わってきた為に。
「貴方がそうして何故という気持ちや考えになったのかは分かったけれど、私の言ったことを否定したい気持ちになるのは人聞きが悪いだとか自分はそんな奴じゃないって言いたいからでしょうね。ただ一応私はこういう風に言いはしたけど私の言っていることが絶対に正しいというようには言わないわ。あくまで私の言っていることは推測でしかないもの・・・でもだからと私の言葉が間違いだと一概に切り捨てることが出来ないからこそ、貴方自身今そうなっているのは理解出来るでしょう?」
「っ・・・それは・・・」
「だったらどうしたらいいの、志保さん?新一がそういった気持ちになるのをどうにかするのには・・・」
志保はそんな様子に揺るぐことなく話を続けていった上で自分の言ったことを否定出来るかと投げかけると、新一が視線を背ける様子に蘭がたまらずそんな新一を助けたいというように答えが欲しいと聞くが、そこで志保ではなく安室が口を開く。
「・・・そこについては志保さんの話を聞いたからこそ言える即座に解決策が何かと言えば、探偵として単発の事件ならそれを然程間を空けずに解決していくか組織規模とまでは行かずとも、即座に解決が出来ないような何らかの案件を抱えるかの二つだと僕は思いますよ」
「安室さん・・・だったら新一がそう出来るように・・・!」
「確かにそうすれば新一君の気持ちは前より上振れるかもしれない・・・しかしそれは劇薬に等しい物になる可能性も大いに有り得ると僕は思っている」
「え・・・劇薬・・・?」
そこから口にされた事件に関する事の二つの案に蘭はそれならというようにすがろうとしたが、すぐに安室が口にした劇薬との単語に蘭だけでなく新一に阿笠と世良もどういうことかと困惑する。
「これに関しては確かに事件に関わる事になれば新一君のモチベーションは上がる可能性は高いだろう。だがそういったように事件に関わる事をモチベーションにしたなら訪れかねない可能性が何かと言えば、もしそういった事件やら何やらを解決しまくってもう何もやることがないという時間が長くなればなるほど、ここ最近のような状態かあるいはそれ以上に気が抜ける事になりかねないということだよ」
「「「「っ!?」」」」
だが安室から続けられた言葉に小五郎と志保を除いた面々は一斉に驚愕してしまった。そうしてしまった場合の新一のもしもの良くない可能性についてに。
.
「・・・どうにか否定したいけれど、否定出来ない事が辛いといった様子ね」
それで新一当人だが何か反論したそうにするが結局何も言えずにいる様子に、志保はそっと首を横に振る。
「でもそうして否定したいと思うなら何故貴方は今の日常生活において前のようにならず、気が抜けるというようなことに関して自分で他に何か私が言った事以外に思い付くかしら?貴方もここ最近は自分で自分の気持ちが収まらない事に関しては少なからず考えていたでしょう?」
「っ・・・確かにそういった事を考えない訳じゃなかった・・・けどどうしてなのか俺は分からなかった・・・元の体に戻れて組織を壊滅させて元の生活が出来るようになったのに、最初は良かったのに段々と気持ちが落ち込んでいくのが自分でも感じたのはどうしてだってずっと思ってた・・・けどなんで俺が望んだことになってるのにっていうか、望んでたからこそだからだと思うけどなんでとしか思えなかったんだ・・・」
「「「「っ・・・」」」」
ただそれならと自分でどうなのか理由を考えられたのかと志保が問うと、新一がたまらずうつむきながらなんでと思うしか無かったのかと独白していく様子に、蘭達は複雑さを顔に滲ませる以外になかった。新一としても望んでいた筈の事なのに何故そうなるのかという苦悶が伝わってきた為に。
「貴方がそうして何故という気持ちや考えになったのかは分かったけれど、私の言ったことを否定したい気持ちになるのは人聞きが悪いだとか自分はそんな奴じゃないって言いたいからでしょうね。ただ一応私はこういう風に言いはしたけど私の言っていることが絶対に正しいというようには言わないわ。あくまで私の言っていることは推測でしかないもの・・・でもだからと私の言葉が間違いだと一概に切り捨てることが出来ないからこそ、貴方自身今そうなっているのは理解出来るでしょう?」
「っ・・・それは・・・」
「だったらどうしたらいいの、志保さん?新一がそういった気持ちになるのをどうにかするのには・・・」
志保はそんな様子に揺るぐことなく話を続けていった上で自分の言ったことを否定出来るかと投げかけると、新一が視線を背ける様子に蘭がたまらずそんな新一を助けたいというように答えが欲しいと聞くが、そこで志保ではなく安室が口を開く。
「・・・そこについては志保さんの話を聞いたからこそ言える即座に解決策が何かと言えば、探偵として単発の事件ならそれを然程間を空けずに解決していくか組織規模とまでは行かずとも、即座に解決が出来ないような何らかの案件を抱えるかの二つだと僕は思いますよ」
「安室さん・・・だったら新一がそう出来るように・・・!」
「確かにそうすれば新一君の気持ちは前より上振れるかもしれない・・・しかしそれは劇薬に等しい物になる可能性も大いに有り得ると僕は思っている」
「え・・・劇薬・・・?」
そこから口にされた事件に関する事の二つの案に蘭はそれならというようにすがろうとしたが、すぐに安室が口にした劇薬との単語に蘭だけでなく新一に阿笠と世良もどういうことかと困惑する。
「これに関しては確かに事件に関わる事になれば新一君のモチベーションは上がる可能性は高いだろう。だがそういったように事件に関わる事をモチベーションにしたなら訪れかねない可能性が何かと言えば、もしそういった事件やら何やらを解決しまくってもう何もやることがないという時間が長くなればなるほど、ここ最近のような状態かあるいはそれ以上に気が抜ける事になりかねないということだよ」
「「「「っ!?」」」」
だが安室から続けられた言葉に小五郎と志保を除いた面々は一斉に驚愕してしまった。そうしてしまった場合の新一のもしもの良くない可能性についてに。
.
