レクイエムの後に終わる探偵の矜持

「だが新一、お前は言ったな?現実にそんな事件が起きないようになるということがないのは分かるとは言いつつも、事件が起きるなら解決しないとというよう。それは理想だけでも事件のない世界であってほしいという考えがないだとか、事件が無くなるなら探偵になれなくても別にいいという気持ちなんか無いといった、俺とは真逆な物だと感じたんだ」
「そっ・・・それ、は・・・それは・・・」
それで自分の事を話したからこその対比として新一はどういう物なのか・・・そう口にしていくレオンに新一は何かを返したそうには口を開きはするが、何も言い分が口から出ることはなかった。レオンの体験に言葉があまりにも重かったことに加えて、事件が起きないなら探偵になれなくてもいいなんて風に考えたことなど一切無かった為に。
「・・・俺はお前が探偵になりたいといった気持ちまでもを否定する気はない。だが今話した事に関して改めて考えた上でこれからどうするか決めてみろ・・・蘭達も含めて本当にどうするべきなのかを話し合うようにする形でな」
「っ・・・」
そしてレオンは後は蘭達と共にこれからどうするか話して考えろと背を向けるが、新一はただ唖然とするよううつむく以外に出来ないままレオンが出て行くのを止める事は出来なかった。探偵になりたいという気持ちは話をされても尚新一という存在だから消えない物だが、レオンの言葉があまりにも重かったことによりもう探偵を諦めるかどうかを決めないといけないという気持ちにならざるを得なくなって・・・


















・・・それで新一は蘭達の元に帰って話をしていくのだが、結論から言うなら新一はDSOに残り仕事に従事することもそうだが現場に行くと上申しないことにした。

この話し合いに関して他にも話はしたが一番の決め手になったのは日本に帰って新一が探偵になるかと、子どもの為というのもだがもう話の流れを受けてちゃんと割り切ってアメリカに残ることにするかという物だったのだが・・・この時に新一がレオンの話を受けたことが大きく影響してこれで日本に帰って探偵になると選択したなら、それこそ事件が起きる事を望んでいるというようになると示してしまうと考えた事から、探偵になる事についてはバイオハザードの根絶がもし生きている内に出来たならその時に・・・というようにすると決めたのである。

そんな新一の答えに蘭は驚いた上で子どもの事を考えてアメリカに残ろうというように新一が言ったのもあって、この際に日本に帰りたいという気持ちはまだあるがアメリカに残るというようにした。子どもから日本に行くならそれでもいいとは言われたが、新一が日本に帰って探偵になる事についてに難を示した事もだがそれなら別の仕事に就けるかというと、もうアラフィフという年齢でまともな職業に就けると思えないといった言葉もあってだ。

だから新一達はアメリカに残る事にしたのであるが、それは終わりの見えないゴールであった。まだこの時点では明らかになっていないがレオンの言っていた仲間であるクリスという人物の関係者が、2030年代半ば頃にバイオハザードの問題に巻き込まれる事を考えるともうこの時点で新一達は50代に突入していて、尚且つまだバイオハザードの問題を全て解決していないと考えれば・・・









END









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