暴食がもたらす不幸

「それでまぁ俺が何を言いたいのかに感じたかって言えば、もうお前が探偵もそうだが探偵活動そのものをしないように出来ないってんなら、蘭と別れて欲しいってのもそうだがそうしねぇんなら蘭が以降に辛くなるどころか、蘭が潰れかねねぇ可能性までが有り得るんじゃねぇかってことだ」
「はっ!?探偵活動自体を止めなろってのもそうだけど蘭が潰れかねぇってどういうことだよ!?」
そんな新一に何を考えたのかと話す小五郎だが、その中身に怒りもだが理解出来ないといった気持ちを新一は大きく声に出すと小五郎は冷めた瞳を向ける。
「・・・まず言えることとしてお前らの喧嘩の原因の大抵が言い方はどうあれ、お前の探偵活動に関する事からなのは確かだろ?」
「そ、それは・・・認めたくはねぇけどそれは確かだよ・・・」
そのままの様子で冷たい問い掛けを向ける小五郎に新一はすぐに意気を削がれ、認めたくないと言葉にしながら返す・・・新一と蘭の喧嘩の原因は新一の探偵活動のし過ぎだったり身近で起きた事件に関わる事による物だということについてを。
「俺もお前らが付き合う前からそういったことで何度も何度も喧嘩してきて、それで何回も何回も仲直りしてきたことについてをまたかって風に思ってたのは確かだ。だから俺も蘭がお前と喧嘩して俺のとこに来た時は別に時間が経てばまた元鞘に戻るだろうって思ってたんだが、そんな時にあの娘の事があって俺は考えるようになった・・・今のまんまが続いていいのかとな」
「そ、それは・・・なんであの人からそういう考えになったんだよ・・・?」
「あの娘は先生から一人で食欲やらについて意志を強く持って改善に取り組むみたいなことは、あの娘は言葉じゃ口にはしてもまず無理だろうって言葉が出たが・・・お前については探偵活動やら事件に関わる事を止めろと言われてもあの娘と違って一人でどうにかなんて無理どころか、誰か側にいたところで気絶なり眠らせるなりしねぇと絶対にそこに関わるのを止めるなんて出来ねぇと思ったからだ」
「っ!?」
そんな二人の関係についての自身の考えを変えるきっかけが望月だったとの事にどういう考えになったのかと新一は問うが、望月と対比して一人どころか誰かがいても無理だと考えたとの返しに衝撃を受けて身を震わせた。力ずくで止めないなら新一が止まる事はないと見たとの事に。
「これに関しちゃ探偵活動やら事件に出会したならでもそうだが、普段の生活でも推理小説を読んでるだとか推理ドラマを見てて蘭の頼みやら何やらの声を聞かねぇで喧嘩になったってのもあって考えた事だ。お前らの子どもについて蘭が手放せねぇ事をしてるからお前に頼んでるのにといったような事からな」
「そ、それは・・・俺としては仕事を頑張ってきたんだから、家の中じゃ推理小説とか推理ドラマをゆっくり見るくらいいいだろうと思って・・・」
「そりゃ空いた時間くらい別に使うのは構わねぇだろう。だがお前の場合は家にいて仕事がねぇなら好きにそういったもんを見てぇってことをやってきて、家の事やら蘭達の事やらについてを後回しにしてしまったばかりか周りで事件が起きただとか、探偵として急に事件を解決してほしいと言われた時にはそっちの方を優先させちまう・・・まぁお前が探偵活動をしなきゃ解決しねぇ状況だってんなら百歩譲ってまだ仕方ねぇにしても、そうじゃない時でもお前は探偵やら推理やらの事に集中してしまう。そんな事ばかりのお前の姿にあの娘もあの娘で隣に誰かいても止まるかどうかなんか分からねぇってのはあるだろうが、お前の場合は隣に蘭や自分の子どもがいてももう普段の生活でも探偵やら推理やらについて止まれねぇばかりか、蘭達に対してやることはちゃんとやってるのにって風に言い張る姿に俺はもう駄目だと思ったんだよ。ここまで来たらもうあの娘と違って体の病気じゃないのは確かだろうが、新一は普段の生活からでも探偵やら推理やらに関連する事を止めようもねぇし止まりたくもねぇと、言い訳ばかり言ってそれを拒否するばっかりだろうとな」
「!!」
だが更に小五郎が続けていった新一と蘭の喧嘩についてを引き合いに出した上で、望月の事は分からないが新一は具体的な病気ではないのもあって確実に止まるはずがないと見た・・・との言葉に否定したそうだった新一は盛大に息を呑んで声を詰まらせた。明らかに人聞きの悪い事ばかりを言われているが実際にそんなことないと否定を言えるかだとか、行動に移せるかと言われたら・・・そう出来ないといった気持ち以外にならなかった為に。









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