身勝手に付き合うばかりが優しさではないし、付き合いたいと思うモノばかりではない 後編
そんな新一からの頼みに阿笠は多少考えたが、アムロや優作がいない時に新一が事件に出会す場面も確かにあった為にそういうことならと色々作ったのだが、その中の一つに腕時計に内蔵させた麻酔銃という物があった。
これに関してはもしも凶悪な人物が犯人だった場合を考えての最終的な切り札という風に考えて阿笠は渡したのだが、新一はその腕時計型麻酔銃をアムロや優作がいない場で推理役と見た相手に麻酔銃を撃ち込み、蝶ネクタイ型変声機でその相手の声で推理をするという場合が多々あったのである。
まぁこの相手に関しては一部の例外を除けば蘭と共に出掛けた時にセットでいた園子が対象になるのであるが、初めてそういったことをしたと聞いた時にはアムロはたまらず呆けたようになった上で麻酔銃を取り上げるかと話したが、新一が嫌がったこともあるが優作達が護身用に持っておいた方がいいと言ったことからそうしないとなったのである。
ただそれで度々園子を主として推理役にしてきたことにはアムロはいい顔は出来なかったが、優作達は他にやらかしたことよりは断然にマシだと思っていたからお咎めはしなかった。園子が特に気付いた様子を見せていなかったというのもあってだ。
しかし今アムロから出て来た言葉で改めて優作と有希子もだが阿笠も感じてしまったのである。そういった行動は無関係な人間を自分の為に無断で利用しているかのような行動であり、規模は違えども似たような状況になれば新一が園子のような存在を同じく作り上げてしまう可能性を否定出来ないというよう・・・
「まぁその辺りに関しては園子がそこまで頻繁に事件に出会さなかったのもあって細かいことはいいかと流した部分は大きかったんでしょうが、俺や優作さん達と一緒にいる時レベルで事件が起きていたなら園子もそうですが鈴木財閥の人間もどういうことかと怪しむ事になった可能性は十分に有り得たと思いますが、肝心の新一はそういったようにバレるだとかバレそうになったら蘭のように謝った上で協力してくれと言うだろう光景が目に浮かびますが・・・それで相手が絶対に協力すると決まっている訳じゃないのは俺や毛利さんの事を見ているなら分かるはずです」
「っ・・・確かにその時に新一の為に力を貸すなんて選択をする人ばかりではないだろうし、鈴木財閥の人間にバレたとするなら園子君をそんな事に巻き込ませまいと新一に然るべき処置を施す可能性すらあるだろうな・・・」
「然るべき処置って・・・」
「今の新一が何処かに内密に連れて行かれているような事のようになる可能性は高いが、それもこれも私達が新一の近くにいないなら私達はその事を知らされない可能性もあって、今のように実際は新一が生きているとは知らないからこそ安穏としているといったような状態にはなっていないだろうな・・・」
「っ!」
アムロはそんな三人の反応に構わず話を続けて園子を利用していったならのもしもを話していき、優作もそのもしもに苦く理解を示す中で有希子が恐る恐る何が起きるのかと聞いてきた為、新一の身に起こりうる可能性もだが自分達は今のように新一に対して安心出来ない状態になると優作が苦々しそうに返すと、有希子は一瞬で顔色から血の気を引かせてしまった。その時の立場的に新一が大丈夫だなんて保証が出来るはずもないというのが分かった事に。
「俺の言いたいことは分かってもらえたようですが、組織関連の事でどういう結末になって戻って来るにせよ新一はこんなことそうそう起こる物じゃないだとか、そんな風にするわけないというように言うでしょう・・・けれど俺はそういった事をしない可能性の方が低いとしか思っていない上に、今の俺ですら名探偵というように少なからず言われている状態を考えると、とてもじゃありませんが新一のやるようにやらせようとなったらやることが終わった時には、取り返しをつけるには相当に苦労するといったような状態になっている可能性の方が高いとしか思えません」
「っ・・・確かに今の時点でもアムロ君はそういったように言われている事を考えれば、時間の程度にもよるだろうが新一の行動による影響は大きく後に響いてくる可能性は否定出来ないか・・・」
その反応に更に補足していくアムロに優作もその中身にハッとしたように納得する・・・話に出たようアムロの評判はキッドについてを撃退したこともあって、名探偵というように言われることが多くあって仕事も増える事になった。その事に新一は満足げにこれからもこの調子で頑張ろうとアムロに言ったが、俺が探偵としての活動やそこで有名になることを望んでいると言ったかと聞いたことで、すぐさま新一が意気消沈した姿に新一が望む事に付き合ってやってるだけのアムロからしたら不本意であることを思い出したのもだが、何も知らない者を巻き込んだら本当にどうなるのか・・・と感じてしまった事から。
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これに関してはもしも凶悪な人物が犯人だった場合を考えての最終的な切り札という風に考えて阿笠は渡したのだが、新一はその腕時計型麻酔銃をアムロや優作がいない場で推理役と見た相手に麻酔銃を撃ち込み、蝶ネクタイ型変声機でその相手の声で推理をするという場合が多々あったのである。
まぁこの相手に関しては一部の例外を除けば蘭と共に出掛けた時にセットでいた園子が対象になるのであるが、初めてそういったことをしたと聞いた時にはアムロはたまらず呆けたようになった上で麻酔銃を取り上げるかと話したが、新一が嫌がったこともあるが優作達が護身用に持っておいた方がいいと言ったことからそうしないとなったのである。
ただそれで度々園子を主として推理役にしてきたことにはアムロはいい顔は出来なかったが、優作達は他にやらかしたことよりは断然にマシだと思っていたからお咎めはしなかった。園子が特に気付いた様子を見せていなかったというのもあってだ。
しかし今アムロから出て来た言葉で改めて優作と有希子もだが阿笠も感じてしまったのである。そういった行動は無関係な人間を自分の為に無断で利用しているかのような行動であり、規模は違えども似たような状況になれば新一が園子のような存在を同じく作り上げてしまう可能性を否定出来ないというよう・・・
「まぁその辺りに関しては園子がそこまで頻繁に事件に出会さなかったのもあって細かいことはいいかと流した部分は大きかったんでしょうが、俺や優作さん達と一緒にいる時レベルで事件が起きていたなら園子もそうですが鈴木財閥の人間もどういうことかと怪しむ事になった可能性は十分に有り得たと思いますが、肝心の新一はそういったようにバレるだとかバレそうになったら蘭のように謝った上で協力してくれと言うだろう光景が目に浮かびますが・・・それで相手が絶対に協力すると決まっている訳じゃないのは俺や毛利さんの事を見ているなら分かるはずです」
「っ・・・確かにその時に新一の為に力を貸すなんて選択をする人ばかりではないだろうし、鈴木財閥の人間にバレたとするなら園子君をそんな事に巻き込ませまいと新一に然るべき処置を施す可能性すらあるだろうな・・・」
「然るべき処置って・・・」
「今の新一が何処かに内密に連れて行かれているような事のようになる可能性は高いが、それもこれも私達が新一の近くにいないなら私達はその事を知らされない可能性もあって、今のように実際は新一が生きているとは知らないからこそ安穏としているといったような状態にはなっていないだろうな・・・」
「っ!」
アムロはそんな三人の反応に構わず話を続けて園子を利用していったならのもしもを話していき、優作もそのもしもに苦く理解を示す中で有希子が恐る恐る何が起きるのかと聞いてきた為、新一の身に起こりうる可能性もだが自分達は今のように新一に対して安心出来ない状態になると優作が苦々しそうに返すと、有希子は一瞬で顔色から血の気を引かせてしまった。その時の立場的に新一が大丈夫だなんて保証が出来るはずもないというのが分かった事に。
「俺の言いたいことは分かってもらえたようですが、組織関連の事でどういう結末になって戻って来るにせよ新一はこんなことそうそう起こる物じゃないだとか、そんな風にするわけないというように言うでしょう・・・けれど俺はそういった事をしない可能性の方が低いとしか思っていない上に、今の俺ですら名探偵というように少なからず言われている状態を考えると、とてもじゃありませんが新一のやるようにやらせようとなったらやることが終わった時には、取り返しをつけるには相当に苦労するといったような状態になっている可能性の方が高いとしか思えません」
「っ・・・確かに今の時点でもアムロ君はそういったように言われている事を考えれば、時間の程度にもよるだろうが新一の行動による影響は大きく後に響いてくる可能性は否定出来ないか・・・」
その反応に更に補足していくアムロに優作もその中身にハッとしたように納得する・・・話に出たようアムロの評判はキッドについてを撃退したこともあって、名探偵というように言われることが多くあって仕事も増える事になった。その事に新一は満足げにこれからもこの調子で頑張ろうとアムロに言ったが、俺が探偵としての活動やそこで有名になることを望んでいると言ったかと聞いたことで、すぐさま新一が意気消沈した姿に新一が望む事に付き合ってやってるだけのアムロからしたら不本意であることを思い出したのもだが、何も知らない者を巻き込んだら本当にどうなるのか・・・と感じてしまった事から。
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