身勝手に付き合うばかりが優しさではないし、付き合いたいと思うモノばかりではない 前編

「いきなりでどういうことか分からないといった様子だが、これに関してはあれだけの話をしたんだから優作さん達も新一に対してここで止めろというよう、今頃真剣に話をしているだろうとは思う。流石に新一を小さくした男達を追うことについて危険だろうからもうここで引くようにと・・・だが新一がそれで簡単に引くわけがない考え方をしているのは分かっているから、それが激論になっていることも想像はつくが・・・そこで新一なら今までの事もあるからイケるかもしれないだとか、ここまでの熱量を持っているなら少しくらいは新一のやりたいようにやらせようというように折れる形で結論を出したとしたなら、俺は新一もそうだがあの人達をもう信じる気にはなれないからだ。あれだけ言ったのに新一の事を止められないし、ましてや応援するというようなスタンスになったとしたらな」
「っ!・・・だからアムロはそうなったら工藤家との縁を出来る限り断つつもりだということか・・・新一の事を止められない優作君達の事をもう信用出来ないと・・・」
「あぁ。今回の事に関しては俺と博士が新一の事を最初に知ったのは仕方無いにしても、新一があぁなった事だとか俺に探偵役を引き受けさせようとしたことに関しては、家族である優作さん達が全てとは言わないが少なくとも新一を説得して諦めさせるか、もう新一に嫌われ憎まれようが優作さんの言った所に無理矢理引き渡す責任に苦労くらいは負うべきだと俺は思っているが・・・新一に圧されただとかほだされたといったように頷いたとなったら、もう終わりだ。俺は二度とあの人達を信用することは出来ないし、あの人達のやることに以降も巻き込まれるだろうことが想像出来るから離れると言っているんだ。もうあれだけの事に関わったんだから一度も二度も同じだったり自分達は秘密を共に抱える者達なんだから、あの時より規模は小さいんだからこれくらい付き合ってくれというように言われて、ズルズルと何かある度に俺を担ぎ出そうとしてくるのがな」
「っ・・・!」
その驚きに対してアムロは新一の考えやら気持ちを形はどうあれ抑えられないなら、以降の流れも見えるからこそ優作達との距離を取る・・・と言い切り阿笠は一度衝撃を受けた後に更なる衝撃を受けざるを得なかった。アムロの言葉を大げさに思えないどころか納得出来てしまうと、優作達の事を擁護したいと思いつつも感じてしまった為に。
「博士・・・貴方が人がいいのもそうだが長い事の付き合いもあるから、工藤家の面々について色々感じる所はあるだろう。その上で俺が博士の交友関係を縛る事は出来ないが、それでも言葉を送ることは出来るから言わせてもらうが・・・工藤家とどう関わるかに関して博士も真剣に考えた方がいい。特に以降に新一が元の体に戻ってきたとしても、新一を助ける事に関してはもう受け入れない方がいい。新一の為にならないどころじゃない・・・自分がこうしたいからの駄々をずっと叶え続けさせてしまえば、アイツはいつまで経っても今のまま変わることは出来ないだろう・・・まぁもう大分手遅れではと感じるがな」
「手遅れとは酷い事を・・・と言いたい所じゃが、先の話の事を思い出すと否定出来ぬのが何ともという感じじゃのう・・・」
その上でアムロは以降の工藤家との付き合い・・・特に新一に対しての姿勢についてを口にすると、阿笠も複雑そうに否定出来ないと口にするしか出来なかった。新一がこれから変われる可能性についてを先の様子から感じられないと。









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