身勝手に付き合うばかりが優しさではないし、付き合いたいと思うモノばかりではない 前編
「話は決まったというところだろうが、あくまでそれらに関しては新一がちゃんと条件を達成出来て初めて俺も協力するというようになる。だから数日は時間はかかるだろうが、その間で優作さん達を始めとして条件を達成するように頑張るんだな」
「っ・・・」
それでこれでめでたしめでたし・・・ではなくむしろまだスタートラインが引けた前に来たくらいというように、アムロがわざとらしい微笑と分かる笑みで心なく頑張るようにと言うと、新一は複雑そうな顔を浮かばせる以外になかった。もう今更他にどうこう出来るだとか言えるような状態でないのも相まって・・・
・・・そうしてもう阿笠邸でやれる話は一旦終わりとなり、後は結果がどうなるかは決まってから教えて欲しいと言って優作達を阿笠邸からアムロと阿笠は見送った。蘭が来た場合などに備えてちゃんと警戒はしておくようにと言い含める形でだ。
「・・・のう、アムロ。新一はこれからどうなると思う?」
「仮に優作さん達に頷いてもらったところで問題になるのは優作さんが連絡するであろう所が、新一のやりたいようにやらせるとはまず言わないだろう。だから俺は然程心配はしていないさ」
「っ・・・もしや、最初からアムロはそれを狙ってあんな話をしたのか?」
「あぁ。そんなこと受け入れるつもりはないと言っても押し問答になるのは目に見えていたから、俺や優作さん達といった身近でいて強気に出れる存在に断らせるんじゃなく、よく知りもしないし機嫌を損ねるのは決して良くない相手に委ねた方がいいと考えたんだ。そうじゃないと断られてもそれでもと言い続けるだろうからとな」
「あそこまで言ったのはそういうことだったのか・・・」
・・・そうしてアムロと阿笠のみが残った場にて。
阿笠が新一についてどうなるのかというようにアムロに投げ掛けるが、先程と違い裏のない微笑を浮かべながら大丈夫だろうとその根拠を返していく様子に、驚きを浮かばせつつも納得をした。色々と新一からすれば厳しい条件を出しはしたが、アムロからすれば優作のツテという所が一番の鬼門であってそこに新一を拒絶してもらうことを一番に期待しているのだということに。
「・・・じゃがもし仮に新一が全部の条件を達成したとなったら、どうするつもりじゃ?可能性は低いと見ているとは言え新一がそれらを達成する可能性は無いとも言えんと思うが・・・」
「その時は細かに条件やら何やらを決めるといった事の中に、新一が勝手をしないようにだとか不利になることを付け加えるさ・・・俺は大きな条件を挙げただけでそれだけで済ませるとは言っていないからな」
「っ・・・成程、そこも抜かりはないということか・・・」
しかしと阿笠は一抹の不安は残るのではといったように新一が成功する可能性を口にするが、すぐさま対応は出来るとの返しをされてまた驚きを抑えるようにしながらも納得する。もしもの事態が起きても後で何かしら出来るようにすると。
「ただ、だ・・・これから言う事に関しては博士の心の中にしまっておいてほしいがいいか?」
「む?それはいいと言いたいが、何を言いたいか聞かないと何とも言えんぞ?」
「簡単さ・・・これからの結果がどうであれ優作さん達が新一のやりたいようにさせるという決断を下したなら、俺は事が済んで以降の工藤家との距離を広げさせてもらう。表向きは先の話に出したようにここを出て、そうは見せないような形にしてだ」
「っ!?」
そんな中でアムロが秘密にしてほしいというように言ってきたことに何なのかと阿笠は問い返すが、そこで出て来た優作達の結論が新一の後押しをするものだったら工藤家全てと離れる・・・との言葉にたまらず驚きを露わにした。どういうことか分からないというよう。
.
「っ・・・」
それでこれでめでたしめでたし・・・ではなくむしろまだスタートラインが引けた前に来たくらいというように、アムロがわざとらしい微笑と分かる笑みで心なく頑張るようにと言うと、新一は複雑そうな顔を浮かばせる以外になかった。もう今更他にどうこう出来るだとか言えるような状態でないのも相まって・・・
・・・そうしてもう阿笠邸でやれる話は一旦終わりとなり、後は結果がどうなるかは決まってから教えて欲しいと言って優作達を阿笠邸からアムロと阿笠は見送った。蘭が来た場合などに備えてちゃんと警戒はしておくようにと言い含める形でだ。
「・・・のう、アムロ。新一はこれからどうなると思う?」
「仮に優作さん達に頷いてもらったところで問題になるのは優作さんが連絡するであろう所が、新一のやりたいようにやらせるとはまず言わないだろう。だから俺は然程心配はしていないさ」
「っ・・・もしや、最初からアムロはそれを狙ってあんな話をしたのか?」
「あぁ。そんなこと受け入れるつもりはないと言っても押し問答になるのは目に見えていたから、俺や優作さん達といった身近でいて強気に出れる存在に断らせるんじゃなく、よく知りもしないし機嫌を損ねるのは決して良くない相手に委ねた方がいいと考えたんだ。そうじゃないと断られてもそれでもと言い続けるだろうからとな」
「あそこまで言ったのはそういうことだったのか・・・」
・・・そうしてアムロと阿笠のみが残った場にて。
阿笠が新一についてどうなるのかというようにアムロに投げ掛けるが、先程と違い裏のない微笑を浮かべながら大丈夫だろうとその根拠を返していく様子に、驚きを浮かばせつつも納得をした。色々と新一からすれば厳しい条件を出しはしたが、アムロからすれば優作のツテという所が一番の鬼門であってそこに新一を拒絶してもらうことを一番に期待しているのだということに。
「・・・じゃがもし仮に新一が全部の条件を達成したとなったら、どうするつもりじゃ?可能性は低いと見ているとは言え新一がそれらを達成する可能性は無いとも言えんと思うが・・・」
「その時は細かに条件やら何やらを決めるといった事の中に、新一が勝手をしないようにだとか不利になることを付け加えるさ・・・俺は大きな条件を挙げただけでそれだけで済ませるとは言っていないからな」
「っ・・・成程、そこも抜かりはないということか・・・」
しかしと阿笠は一抹の不安は残るのではといったように新一が成功する可能性を口にするが、すぐさま対応は出来るとの返しをされてまた驚きを抑えるようにしながらも納得する。もしもの事態が起きても後で何かしら出来るようにすると。
「ただ、だ・・・これから言う事に関しては博士の心の中にしまっておいてほしいがいいか?」
「む?それはいいと言いたいが、何を言いたいか聞かないと何とも言えんぞ?」
「簡単さ・・・これからの結果がどうであれ優作さん達が新一のやりたいようにさせるという決断を下したなら、俺は事が済んで以降の工藤家との距離を広げさせてもらう。表向きは先の話に出したようにここを出て、そうは見せないような形にしてだ」
「っ!?」
そんな中でアムロが秘密にしてほしいというように言ってきたことに何なのかと阿笠は問い返すが、そこで出て来た優作達の結論が新一の後押しをするものだったら工藤家全てと離れる・・・との言葉にたまらず驚きを露わにした。どういうことか分からないというよう。
.
