身勝手に付き合うばかりが優しさではないし、付き合いたいと思うモノばかりではない 前編
「・・・まぁ金に関しては細かい部分については一先ずとして、この辺りでいいだろう。取り敢えず次の条件について言わせてもらうぞ」
「え・・・ま、まだ他に条件があるんですか・・・?」
「言っただろう、まず先にと。他にも条件はあるが、二つ目の条件が何かと言えば優作さんと有希子さんに日本に戻って来てもらうことだ」
「「「え・・・?」」」
そんな中でアムロはこれで条件は終わり・・・ではなくまだ別にあると言うと新一は動揺を露わにするが、アムロが続けた言葉に新一だけでなく優作に有希子も揃って呆けた声を漏らした。どうして二人が日本に戻って来ることが条件なのかと。
「これに関しては他の条件に関わってくる部分は今は省くが、二人に戻って来てもらうことを条件というように言ったのは普段の新一を表向きに預かっているという立場についてもらうためと、もしもの時に優作さんに近くにいてもらってほしいと思ってだ」
「えっ・・・俺を表向きに預かってるって・・・?」
「話の雰囲気からして新一はこの家か毛利さんの所のように、探偵事務所と住処が一体になったような場所で俺と過ごすことを考えていただろうと思うが、違うか?」
「・・・本当は俺一人でも大丈夫って言いたいとこだけど、それが出来ないっていうんならそうするしかないっていうのは理解したから、今言った二つのどっちかが妥当だと思いましたけど・・・」
「つまりぼんやりそうするのがいいと思っていたくらいというところなんだろうが、そこで出て来る問題は新一の出自についてだ」
「出自・・・?」
アムロはそこで二つの理由を挙げる中で先に告げた預かるという言葉に新一は疑問を向けるが、続けて返していく言葉にも話にピンと来ていないといった様子を浮かばせる。
「仮に俺や博士が新一の事を誰かから預かった子だと言うにしても優作さん達が預かったとしても、出て来る問題が何かと言えば新一はどういった名前でどんな立場の子どもなのかといった身分についてを説明するかだ・・・これに関しては仮に俺と一緒に探偵活動をするということを始めとして、人と接する事はどうしても必要になるのは分かるだろうがそこで自分は『工藤新一』だ・・・なんて体の事も含めて馬鹿正直に言えないのは分かるだろう?」
「っ・・・だから仮の名前だとかその身の上だとかについて考えないといけないのか・・・」
「そういうことだがなら何故優作さん達の元でとなるかと言えば、これは俺や博士の親戚だとかといったようにするのがまず無理だからだ。特に俺は日系人であることもだが父も母も親戚関係との付き合いなんかはないから、親戚から預かってほしいと言われた子どもだなんて設定は無理があると言わざるを得ないんだよ」
「っ・・・だから父さん達に日本に帰って来てもらって、親戚だからってことで俺を預かることにしたって風にした方がいいってアムロさんは言いたいのか・・・」
「そういうわけだが、加えて言うなら新一が小さくなっただけだから当然と言えば当然だが、優作さん達と似てる事も考えてだ。この辺りで『工藤新一』の小さい頃に似ているみたいに言われないためにも、流石に眼鏡をするなり髪型を変えるなりといった工夫くらいは必要だとは思うが、それでも俺や博士よりは優作さん達の方が明らかに似ていると言われるのは目に見えている。だからこそ俺達より適任だというように見たのが表向きに預かるという事の理由だ」
「っ・・・」
その様子に更にアムロは続けていっていかに自分や阿笠では新一を預かることについて不適当であるのか・・・そう語ると新一は苦い顔をしながらも決して否定出来ないというよう、歯噛みするしかなかった。アムロも阿笠も新一の親戚とするには不適格であり逆に優作達の方が適格であることについてを感じさせられる話に。
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「え・・・ま、まだ他に条件があるんですか・・・?」
「言っただろう、まず先にと。他にも条件はあるが、二つ目の条件が何かと言えば優作さんと有希子さんに日本に戻って来てもらうことだ」
「「「え・・・?」」」
そんな中でアムロはこれで条件は終わり・・・ではなくまだ別にあると言うと新一は動揺を露わにするが、アムロが続けた言葉に新一だけでなく優作に有希子も揃って呆けた声を漏らした。どうして二人が日本に戻って来ることが条件なのかと。
「これに関しては他の条件に関わってくる部分は今は省くが、二人に戻って来てもらうことを条件というように言ったのは普段の新一を表向きに預かっているという立場についてもらうためと、もしもの時に優作さんに近くにいてもらってほしいと思ってだ」
「えっ・・・俺を表向きに預かってるって・・・?」
「話の雰囲気からして新一はこの家か毛利さんの所のように、探偵事務所と住処が一体になったような場所で俺と過ごすことを考えていただろうと思うが、違うか?」
「・・・本当は俺一人でも大丈夫って言いたいとこだけど、それが出来ないっていうんならそうするしかないっていうのは理解したから、今言った二つのどっちかが妥当だと思いましたけど・・・」
「つまりぼんやりそうするのがいいと思っていたくらいというところなんだろうが、そこで出て来る問題は新一の出自についてだ」
「出自・・・?」
アムロはそこで二つの理由を挙げる中で先に告げた預かるという言葉に新一は疑問を向けるが、続けて返していく言葉にも話にピンと来ていないといった様子を浮かばせる。
「仮に俺や博士が新一の事を誰かから預かった子だと言うにしても優作さん達が預かったとしても、出て来る問題が何かと言えば新一はどういった名前でどんな立場の子どもなのかといった身分についてを説明するかだ・・・これに関しては仮に俺と一緒に探偵活動をするということを始めとして、人と接する事はどうしても必要になるのは分かるだろうがそこで自分は『工藤新一』だ・・・なんて体の事も含めて馬鹿正直に言えないのは分かるだろう?」
「っ・・・だから仮の名前だとかその身の上だとかについて考えないといけないのか・・・」
「そういうことだがなら何故優作さん達の元でとなるかと言えば、これは俺や博士の親戚だとかといったようにするのがまず無理だからだ。特に俺は日系人であることもだが父も母も親戚関係との付き合いなんかはないから、親戚から預かってほしいと言われた子どもだなんて設定は無理があると言わざるを得ないんだよ」
「っ・・・だから父さん達に日本に帰って来てもらって、親戚だからってことで俺を預かることにしたって風にした方がいいってアムロさんは言いたいのか・・・」
「そういうわけだが、加えて言うなら新一が小さくなっただけだから当然と言えば当然だが、優作さん達と似てる事も考えてだ。この辺りで『工藤新一』の小さい頃に似ているみたいに言われないためにも、流石に眼鏡をするなり髪型を変えるなりといった工夫くらいは必要だとは思うが、それでも俺や博士よりは優作さん達の方が明らかに似ていると言われるのは目に見えている。だからこそ俺達より適任だというように見たのが表向きに預かるという事の理由だ」
「っ・・・」
その様子に更にアムロは続けていっていかに自分や阿笠では新一を預かることについて不適当であるのか・・・そう語ると新一は苦い顔をしながらも決して否定出来ないというよう、歯噛みするしかなかった。アムロも阿笠も新一の親戚とするには不適格であり逆に優作達の方が適格であることについてを感じさせられる話に。
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