近くにいることと共にいる事は近くも遠い
・・・そうしてから二人は解散となり、数日程時間が経ってから甘露寺は蘭へと話し掛けた。話し合った結果として解決案は出て来たけど、予想していた通りにその最中に新一とも話をした方がいいと出て来たから新一と一緒に話せる時間を取ってほしいと。
そんな甘露寺からの要求に蘭はすぐに頷いて新一と一緒に話せるようにするから、スケジュールは合わせるというように返し・・・後日にその時間は訪れた。
「・・・え?俺達に同棲しろって言うんですか?」
「あぁ、そうだ」
・・・ポアロの一角にて、新一と蘭の二人と甘露寺もだがスーツに茶色のコートと今は肩にかけているが、白色のマフラーを身に着けた伊黒が向き合っていた。
そんな中で伊黒から言われた同棲との言葉に新一だけでなく蘭もどういう事かといった様子を浮かべるが、伊黒は気にせず続ける。
「甘露寺からある程度お前達については日常の中で話を聞いていたが、前に甘露寺がそちらの彼女から話された事についてを聞いた事もあって、お前達二人の仲についてをどうにかするにはある程度の荒療治・・・つまりは同棲するべきだと考えたんだ」
「だ、だからって何でそれで同棲に繋がるんですか・・・?」
「今のままが続いた所で状態の改善など有り得んと思った上で、お前達の将来は今の状態の延長線上にしかならないと感じたからだ。これは甘露寺から聞いたがお前達二人は婚約はしていないが、将来的には結婚すると二人の間でもそうだが家族にその周囲といった存在にも認知されているのだろう?」
「あ、ま、まぁそうです・・・」
その話の中で甘露寺から聞いたという前提を置いた上で話をしていく伊黒だが、その中で出て来た将来的な結婚との言葉に新一もだが蘭も動揺しているというような様子を浮かべる。
・・・婚約はしていないが結婚を将来的にはすると、自身らもそうだが周囲も認知している。これはどういう事かと言えば婚約といったような堅苦しいことをしたくないという当事者二人の気持ちがあった上で、当事者達もそうだが両家両親も各々で熱量の差はあれど認識していて、周囲の者達も二人が結婚すると認識していることからだ。
だからちゃんと婚約をしている訳では無いがもうほとんどそんなものだというように自他共に認めているのだが、そういった所が問題というような言い方をする伊黒に新一もだが蘭も不安になったのである・・・
「なら続けるが今のお前達の状況に関しての原因は全てが全てとは言わんが、正式に付き合う前からも含めての形をずっと続けている事にあると見ている」
「付き合う前も含めての形・・・?」
「要は付き合ってくれと言ってそれを受け入れて恋人という形にはなったが、そこ止まりどころか恋人という冠が付いただけで関係性が変わってないとしか思えないということだ。恋人同士になっただけでそれまでと何か変わっただとか変えようもしてこなかったことから、前のまま同じように喧嘩をしてしまうだけの結果を招いたのだろうとな」
「「っ!」」
だが伊黒が答えた恋人になっただけで前と変わらないからこそ付き合うとなる前と同じ結果になったと見たとの言葉に、新一も蘭もたまらず息を呑んだ。自覚どころか考える事すらしなかった事を聞いてしまった事に。
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そんな甘露寺からの要求に蘭はすぐに頷いて新一と一緒に話せるようにするから、スケジュールは合わせるというように返し・・・後日にその時間は訪れた。
「・・・え?俺達に同棲しろって言うんですか?」
「あぁ、そうだ」
・・・ポアロの一角にて、新一と蘭の二人と甘露寺もだがスーツに茶色のコートと今は肩にかけているが、白色のマフラーを身に着けた伊黒が向き合っていた。
そんな中で伊黒から言われた同棲との言葉に新一だけでなく蘭もどういう事かといった様子を浮かべるが、伊黒は気にせず続ける。
「甘露寺からある程度お前達については日常の中で話を聞いていたが、前に甘露寺がそちらの彼女から話された事についてを聞いた事もあって、お前達二人の仲についてをどうにかするにはある程度の荒療治・・・つまりは同棲するべきだと考えたんだ」
「だ、だからって何でそれで同棲に繋がるんですか・・・?」
「今のままが続いた所で状態の改善など有り得んと思った上で、お前達の将来は今の状態の延長線上にしかならないと感じたからだ。これは甘露寺から聞いたがお前達二人は婚約はしていないが、将来的には結婚すると二人の間でもそうだが家族にその周囲といった存在にも認知されているのだろう?」
「あ、ま、まぁそうです・・・」
その話の中で甘露寺から聞いたという前提を置いた上で話をしていく伊黒だが、その中で出て来た将来的な結婚との言葉に新一もだが蘭も動揺しているというような様子を浮かべる。
・・・婚約はしていないが結婚を将来的にはすると、自身らもそうだが周囲も認知している。これはどういう事かと言えば婚約といったような堅苦しいことをしたくないという当事者二人の気持ちがあった上で、当事者達もそうだが両家両親も各々で熱量の差はあれど認識していて、周囲の者達も二人が結婚すると認識していることからだ。
だからちゃんと婚約をしている訳では無いがもうほとんどそんなものだというように自他共に認めているのだが、そういった所が問題というような言い方をする伊黒に新一もだが蘭も不安になったのである・・・
「なら続けるが今のお前達の状況に関しての原因は全てが全てとは言わんが、正式に付き合う前からも含めての形をずっと続けている事にあると見ている」
「付き合う前も含めての形・・・?」
「要は付き合ってくれと言ってそれを受け入れて恋人という形にはなったが、そこ止まりどころか恋人という冠が付いただけで関係性が変わってないとしか思えないということだ。恋人同士になっただけでそれまでと何か変わっただとか変えようもしてこなかったことから、前のまま同じように喧嘩をしてしまうだけの結果を招いたのだろうとな」
「「っ!」」
だが伊黒が答えた恋人になっただけで前と変わらないからこそ付き合うとなる前と同じ結果になったと見たとの言葉に、新一も蘭もたまらず息を呑んだ。自覚どころか考える事すらしなかった事を聞いてしまった事に。
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