失われた時間と再び邂逅し、何を探偵とその周りの者達は思うか

後書きです。いかがでしたでしょうか?今回のこのお話は。



まずこの話を考える事にしたきっかけは前の話の順序を逆にしたらを見たいといったコメントからです。つまりは事件に出会う補正が段々と無くなっていくという補正から、一度完全に補正が無くなってからもう一度前のように補正が復活するといったようになるというように。



それでどんな風にそうするようにしようかと考えた結果として、子どもだとか分身みたいな存在を生み出させて再び新一に付けることが出来れば話出来ると思ったこともですが、ココと当麻の二人で引き続きやるように考えるとすんなり話が出来たことからこの話を作る事にしました。



ただそうして話を作る事になって感じたのはやっぱりというか、新一が平和な時間に慣れる様子なんか思い浮かばなかった上で事件が起きる環境が復活したら、口ではどうこうは言っても事件が起きる事についてが続く事を望むだろうとしか感じられませんでした。探偵として今までやってきたし度々起きる事件に向き合って解決してきたのに、今更この環境が変わる方がおかしいんだと事件が起こらない事を望ましいとは心底は望まないだろうと。



それでまぁ事件が起きない頃と、志保達の被害が出る形で事件が起きる頃と、完全にある程度のラインまでは新一を含めた仲間達にはもうそこまでの危機が訪れる事はない状態に戻る・・・といったような状態に復活していった訳ですが、それで話を終わりにすると元の日常に戻りましたで大して話にするまでの物ではなくなると思ったこともですが、上条さんの性格的にそこまで放っておきたくないとなるだろうと思ったんです。何だかんだ巻き込まれ体質であると共に善性の強い主人公タイプとして。



ですから話には出ていませんが上条さんとしてはココから事件を引き付ける存在が再び新一に憑くとなった時に、自分がどうにかしたいと話をしていたけれど園子と世良がまた来る時にこうしようとあらかじめ打ち合わせしてたから、話のようにスムーズにいったという裏設定があります。



まぁそんな裏設定はともかく園子の気持ちから新一以外のメンツの気持ちやら考えが動いていったわけですが、もし同じような状況になってココ達の話が無ければ原作的な園子達って次第に事件がない日々ではなく、事件が起きる日々が普通の日常だというように認識するだろうなとしか思えません。新一自身も度々危険になるし自分達も殺されかける事があるのに、時間が経てば事件が起きない日々の方が珍しかったとそこに戻りたいと考えることすらないといったようになるだろうと。



ですからこそ上条さんの気持ちもあってココが色々揺さぶった上でそれでも尚事件が起こる環境を望むなら、もう後は見捨てるでいいというように話をしてたんですけれど・・・新一に関しては話の中でも何度も何度も出しましたが、口で色々と言っても事件が起きない環境という物を望まないだろうと思います。新一からしたら事件が起きない状況が続くというやり甲斐も何もない状態にいきなりなった時間が重すぎて、事件がまた起きるようになってそれを解決した時に得られた快感は何よりも代え難い物になったのに、またそれを失う事になることを。



ですから新一を直に説得なんて事をしても堂々巡りで時間がかかるだけなのが想像出来る事から、事後承諾どころではなく勢いで上条さんに有無を言わせず動いてもらったんですが、そうなったら最後のような状態に新一はなると思います。理屈でどうにか気持ちを抑えようとしてもそれが出来ず、結果として一人で色々と誤魔化そうとする様子に。



まぁそんなこんなで新一だけがバッドエンドな感じになりましたけど、いかがでしたでしょうか?後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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