失われた時間と再び邂逅し、何を探偵とその周りの者達は思うか
「そこんとこについては未だに俺も信じる事は難しいから置いとくけど、それでも前に俺がこっちに来てからの工藤の様子の変化についてを聞いていって、俺と一緒に事件に出会した時の工藤の姿を思い出したのもあってよりアカンと思ったんや・・・事件になる前はホンマにアイツは空元気でしかないっちゅう様子やったのはすぐに見て分かったが、事件が起きた時のアイツの様子はその時はようやく工藤らしくなったとホッとしたんやけど、今となってはホンマに事件が起きる事に餓えとったこともやが事件の起きへん環境っちゅうもんは、どんだけ言葉を飾った所で工藤からしたら考えられへんのやろうとな・・・」
「それで私は平次からそんな風な事を話されたから、平次は信じられないのはともかくとしてもそんな事件を引き付けるような存在をどうにかして、そんな事件の起こるようなことを心のどこかで望むような生き方をするのは止めようって言ったんです・・・」
「・・・そういった彼女の言葉から君は頷いた、というわけか」
そんなココの視線については気にせず服部は自分がいかに新一の様子に感じたかについてを話していき、和葉も服部にだからこそそうするのは止めようと切り出したと重く口にした様子に、ココが服部に声を向けると肯定の頷きが返ってきた。
「・・・いつもの俺ならそんな占いなんぞ信じられんしそんなもんに振り回されるなんてちゃんちゃらおかしいと言うとったやろう。そやけど占いを信じとらんからっちゅうのとそれならお前は事件が起きるのを望んどるみたいなことを、イコールで結び付けられるのは気持ち良くないと思ったんもそうやが・・・それでそんなことをしたら工藤と同じような道を歩むやとか、同じような状態になるんやないかと感じたんや。特に今のアイツと同じように事件が起きることを望んでそうならん方が嫌やというように考えるような状態にな」
「・・・それは工藤君の状態を聞いたり見たことから考えたのかい?」
「それもないとは言わんけど、和葉から言われた事からや・・・俺が占いを信じるようなタイプやないのは承知しとるけど、それでも事件に出会すことについてどうにかしたいと思わんのなら、俺もそういったように思うとると言うとるようなもんやという事をな・・・」
「成程・・・彼女の言葉が効いたということか」
そこから服部としても苦心はあったといったように表情を歪めながら話をしていき、ココの確認の問い掛けに和葉の言葉があったからとの返しに納得といった微笑を浮かべる。和葉の言葉がそれだけ効いたのだと和葉自身も真剣だからこそ表情を重くしている様子を見て。
「・・・そして私と有希子も毛利さん達からの話を受けて、こうして日本に戻って来たんだ。新一には私達は帰ってきているとは伝えない内密の形でね」
「そういった形にした理由は帰って来た理由を言うと、ご子息が反発する可能性を考えてですか?」
「そういった部分もありますが、どちらかと言えば実際に新一についてを見てきたこの場にいる人達の考えを、新一のいない場で聞きたいと思ってです・・・事前にそういった事を言って戻って来ていたら確実に新一は自己弁護の為に色々と言うのは目に見えていましたので」
「自己弁護、ということはお二人も他の皆さんと同じような考えになっているというわけですね?」
「・・・えぇ、残念なことに」
それで最後だと優作が有希子と共に自分達も戻って来た事から話をしていくのだが、ココからの指摘の声に有希子共々苦い顔を浮かべた。
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「それで私は平次からそんな風な事を話されたから、平次は信じられないのはともかくとしてもそんな事件を引き付けるような存在をどうにかして、そんな事件の起こるようなことを心のどこかで望むような生き方をするのは止めようって言ったんです・・・」
「・・・そういった彼女の言葉から君は頷いた、というわけか」
そんなココの視線については気にせず服部は自分がいかに新一の様子に感じたかについてを話していき、和葉も服部にだからこそそうするのは止めようと切り出したと重く口にした様子に、ココが服部に声を向けると肯定の頷きが返ってきた。
「・・・いつもの俺ならそんな占いなんぞ信じられんしそんなもんに振り回されるなんてちゃんちゃらおかしいと言うとったやろう。そやけど占いを信じとらんからっちゅうのとそれならお前は事件が起きるのを望んどるみたいなことを、イコールで結び付けられるのは気持ち良くないと思ったんもそうやが・・・それでそんなことをしたら工藤と同じような道を歩むやとか、同じような状態になるんやないかと感じたんや。特に今のアイツと同じように事件が起きることを望んでそうならん方が嫌やというように考えるような状態にな」
「・・・それは工藤君の状態を聞いたり見たことから考えたのかい?」
「それもないとは言わんけど、和葉から言われた事からや・・・俺が占いを信じるようなタイプやないのは承知しとるけど、それでも事件に出会すことについてどうにかしたいと思わんのなら、俺もそういったように思うとると言うとるようなもんやという事をな・・・」
「成程・・・彼女の言葉が効いたということか」
そこから服部としても苦心はあったといったように表情を歪めながら話をしていき、ココの確認の問い掛けに和葉の言葉があったからとの返しに納得といった微笑を浮かべる。和葉の言葉がそれだけ効いたのだと和葉自身も真剣だからこそ表情を重くしている様子を見て。
「・・・そして私と有希子も毛利さん達からの話を受けて、こうして日本に戻って来たんだ。新一には私達は帰ってきているとは伝えない内密の形でね」
「そういった形にした理由は帰って来た理由を言うと、ご子息が反発する可能性を考えてですか?」
「そういった部分もありますが、どちらかと言えば実際に新一についてを見てきたこの場にいる人達の考えを、新一のいない場で聞きたいと思ってです・・・事前にそういった事を言って戻って来ていたら確実に新一は自己弁護の為に色々と言うのは目に見えていましたので」
「自己弁護、ということはお二人も他の皆さんと同じような考えになっているというわけですね?」
「・・・えぇ、残念なことに」
それで最後だと優作が有希子と共に自分達も戻って来た事から話をしていくのだが、ココからの指摘の声に有希子共々苦い顔を浮かべた。
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