独りよがりの愛は二度終わる
「・・・否定出来ねぇだろ?つーか今言った蘭と共にいることを喜ぶって事に関しちゃ俺も俺で感じちゃいたが、何よりマリー自身がその事を感じてたんだよ。お父さんは私に構うよりお母さんと一緒にいたいって気持ちを優先したいって」
「っ!?」
そうして言葉を詰まらせてしまった新一に更なる衝撃の言葉を小五郎は口にし、新一は一気に顔を青ざめさせた・・・事実マリーを優先するより蘭の事を優先したのは確かだ。だがそれは流石にマリーという子どもに悟らせないように細心に気を遣いながら行動していたのに、それがマリーに分かられていたとのことに。
「・・・お前、自分はヘマなんざしてねぇはずだって思ってるかもしれねぇが、マリーは確かに昔から普通の子とは違って大人びた部分はあった・・・だがだからこそそんな部分はあってもまだ小学生にもなってねぇ子どもに要約したらマリーといる時間もそうだが、母さんに自分と一緒にいてもらいたいからその時間ももらうけど、マリーなら賢いから理解して我慢出来るから別にいいだろう・・・と言ってるようにしか聞こえないってマリーは感じたって言ってたよ。そしてその事をお前や蘭に聞かせたら事態がこじれる事になるのは目に見えていたから、もう自分が俺の元に行くって言う以外に新一の気持ちを収める方法はないって寂しそうにな」
「っ!!・・・そ、んな・・・」
しかし小五郎が呆れなんてもう通り越したとばかりにマリーがいかに新一に対して感じたのかもそうだが、実際の所としてのマリーの心境がどんな物だったのかを話していくと、新一は愕然とした表情で消え入りそうな声を漏らすしかなかった・・・確かにマリーの物分りの良さから蘭との二人での暮らしに移行する事は出来た。だがそれはマリーに対して深い悲しみを背負わせるという事実があってこそだったというものだったとの事に。
「・・・正直よ、俺としちゃマリーからそういった話を聞かされた後すぐにお前のとこに行って、お前の事をぶん殴ってやりたいと思ってた。一人の子どもの親になったってのに子どもといる事を優先するより、蘭っていう妻といることを優先する有様によ。だがそうしなかったのはそうすりゃ間違いなくお前と蘭の仲が壊れる事になって、ろくなことにならないから自分が我慢して二人が上手くいくならその方がいいってマリーが言ったから、俺も怒りを抑える事にしたんだが・・・そこから俺はお前が俺やマリーの元に来るって時にいつも苛立ちを見せずに抑えるのに必死だった。何せお前が俺達の元に来る時は蘭が言い出したからで、自分から言い出すことなんてねぇばかりかマリーを可愛がろうなんて事なんかせず、蘭の気持ちに伺いばかりを立てるように振る舞ってる姿しか見せてなかったんだからな」
「なっ・・・!?」
「まさか気付かれてたのかって反応か?そんな風に思われてたなんてって反応か?・・・まぁどっちだろうがそれは違うと言おうがどうでもいいがな。少なくともお前が自分からマリーに会いに行こうなんて一度も言い出さなかった事に関しては、俺はウチに来る際に蘭に確認してたから嘘だなんだと言わせねぇがな」
「っ・・・!」
それで小五郎は自分の中の怒りを我慢しつつもいかに自分やマリーの元に来た時、更に湧き上がる怒りを我慢しつつも新一がマリーの事を考えていないといった事をあげつらっていくと、新一はたまらず引きつった表情を浮かばせるしかなかった。事実自分から小五郎やマリー達に会いに行きたいだなんて言い出した事はただの一度も無かった為に。
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「っ!?」
そうして言葉を詰まらせてしまった新一に更なる衝撃の言葉を小五郎は口にし、新一は一気に顔を青ざめさせた・・・事実マリーを優先するより蘭の事を優先したのは確かだ。だがそれは流石にマリーという子どもに悟らせないように細心に気を遣いながら行動していたのに、それがマリーに分かられていたとのことに。
「・・・お前、自分はヘマなんざしてねぇはずだって思ってるかもしれねぇが、マリーは確かに昔から普通の子とは違って大人びた部分はあった・・・だがだからこそそんな部分はあってもまだ小学生にもなってねぇ子どもに要約したらマリーといる時間もそうだが、母さんに自分と一緒にいてもらいたいからその時間ももらうけど、マリーなら賢いから理解して我慢出来るから別にいいだろう・・・と言ってるようにしか聞こえないってマリーは感じたって言ってたよ。そしてその事をお前や蘭に聞かせたら事態がこじれる事になるのは目に見えていたから、もう自分が俺の元に行くって言う以外に新一の気持ちを収める方法はないって寂しそうにな」
「っ!!・・・そ、んな・・・」
しかし小五郎が呆れなんてもう通り越したとばかりにマリーがいかに新一に対して感じたのかもそうだが、実際の所としてのマリーの心境がどんな物だったのかを話していくと、新一は愕然とした表情で消え入りそうな声を漏らすしかなかった・・・確かにマリーの物分りの良さから蘭との二人での暮らしに移行する事は出来た。だがそれはマリーに対して深い悲しみを背負わせるという事実があってこそだったというものだったとの事に。
「・・・正直よ、俺としちゃマリーからそういった話を聞かされた後すぐにお前のとこに行って、お前の事をぶん殴ってやりたいと思ってた。一人の子どもの親になったってのに子どもといる事を優先するより、蘭っていう妻といることを優先する有様によ。だがそうしなかったのはそうすりゃ間違いなくお前と蘭の仲が壊れる事になって、ろくなことにならないから自分が我慢して二人が上手くいくならその方がいいってマリーが言ったから、俺も怒りを抑える事にしたんだが・・・そこから俺はお前が俺やマリーの元に来るって時にいつも苛立ちを見せずに抑えるのに必死だった。何せお前が俺達の元に来る時は蘭が言い出したからで、自分から言い出すことなんてねぇばかりかマリーを可愛がろうなんて事なんかせず、蘭の気持ちに伺いばかりを立てるように振る舞ってる姿しか見せてなかったんだからな」
「なっ・・・!?」
「まさか気付かれてたのかって反応か?そんな風に思われてたなんてって反応か?・・・まぁどっちだろうがそれは違うと言おうがどうでもいいがな。少なくともお前が自分からマリーに会いに行こうなんて一度も言い出さなかった事に関しては、俺はウチに来る際に蘭に確認してたから嘘だなんだと言わせねぇがな」
「っ・・・!」
それで小五郎は自分の中の怒りを我慢しつつもいかに自分やマリーの元に来た時、更に湧き上がる怒りを我慢しつつも新一がマリーの事を考えていないといった事をあげつらっていくと、新一はたまらず引きつった表情を浮かばせるしかなかった。事実自分から小五郎やマリー達に会いに行きたいだなんて言い出した事はただの一度も無かった為に。
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