自ら選択した前と違う別れ

なら何が嫌なのか?一応というか両親と反目する事になった事柄に関しては、違う世界になったことでまた争わなければならないような理由はない上に、両親にも記憶がないことはやり取りをしてきたことから十分に分かっている。だから争う理由はないのだが、そうなるのは単純にもう両親の性格に人格といった物が受け入れられないと感じたからだ。世界が変わっても人は変わらないというよう。

ならどういったように変わらないのかに関してだが、その性格だったり行動が独善的で独りよがりなことだ。そしてそれが顕著に表れているのは企業の経営の仕方が良く言えば剛腕な経営だが、悪く言えばワンマンであって家族経営であり細かな事に関してを気にしないことにあった。

この部分に関しては今となっては収まりを見せるというか、発揮されないような状態になっている。実質的に次の企業のトップに立つであろう位置にいる兄のシュナイゼルが企業の指揮を執っていて、今はシャルルはもうそこまで動く事はなくなっているのだが、昔はそれこそ剛腕ぶりが凄かったというように言われていた。金に物を言わせるようなやり方だとか半ば恫喝紛いな交渉をしていただとかといったようなやり方は。

そしてその後の細かな事に関してはシャルルが自分で何かをするでもなく後は部下に任せるといったようにするのだが、そこで結果がついてくることがよりたちが悪かった・・・シャルルの見る目は間違っていなかったというよう、企業を発展させていく事でだ。

だがそんなシャルルらしさとも言える行動は前世でやってきた行動を嫌が上にも存分に思い起こさせる物だった・・・最終的な目標の為にと自身の治める国の手の者に他国を侵略させていき、被害が出ようがなんだろうが自分の目的さえ達成させれば終わり良ければ全て良しといったように信じて疑わない姿を。

事実、その考え方からの行動でルルーシュもそうだがナナリーも酷い目に遭うことになったし、シャルルや生まれた国に対しての憤怒に憎悪を抱く事になってコーネリア達と殺し合う事になった。そしてそういったように行動していってシャルルと対峙した時にその目的を知ると共に、だから自分達は悪くないのだというようシャルルの被害者だと思っていたマリアンヌも言ってきたことに、マリアンヌに対しても気持ちを切り捨てると共に・・・シャルル達を消し去るという行動をルルーシュは取ったのである。シャルル達の言うような世界にしない為にもと。

・・・そんな行動を取った後に色々な事を何度も紆余曲折して経験してきた結果として、ルルーシュはこの世界に転生した上でまたシャルル達の子として生まれ変わったのだが、最初は世界が変わったことや何も覚えていないシャルルとマリアンヌやナナリー達を始めとした周りの人物達の事をそういう物だと受け入れようとした。だが時間が経てば経つほどにルルーシュはナナリー達はともかく、シャルルとマリアンヌに対して拭っても拭い切れない負の念を抱えていくことになった。あまりにも本質的に何も変わらな過ぎる二人の様子に。

企業でのシャルルの行動の仕方については前述の通りでそれも気持ちは良くなかったが、それ以上に気持ち良くないという考えになったのは後でカミーユに話を聞いてこれだと納得出来たのが、親をやってもらえなかったという事についてだった。









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