自ら選択した前と違う別れ
「今ルルーシュは両親と三人で話しあいをしていますが、両親について今話をしながらどう思っているかはともかくとしても、日本に共にいる時に両親以外の家族のこと・・・特にナナリーに対しての気持ちについては僕も話に聞いていました。そこには家族に対しての想いがあることは」
「・・・だったら何故ルルーシュは日本に行ったのもそうだが、これ以降も帰らないなんてことを言うんだ?家族に対する想いがあるというなら離れる必要はないはずだろう」
「逆です。想いがある家族だからこそ別れなければならないとルルーシュは言ったんです」
カミーユはそのままルルーシュの気持ちや考えについてを話していくがそれなら何故とコーネリアが言ってくる様子に、違うというように首を横に振る。
「ルルーシュの家族に対しての想いは僕よりそちらの方が分かっていると思いますし、僕も一緒に暮らしている時に話を聞いたことがありますが・・・その時に言っていたんです。俺がナナリー達の事を愛しているのは確かだが愛しているからと言っても、俺がずっと近くにいることはナナリー達にとってもだけれど俺自身にとってもいいことになるとは思わないというように」
「私達だけじゃなく、ルルーシュにとっても・・・?」
「前にルルーシュは愛するならばこそ共に居続けるんじゃなく、早く自立するべきだと考えていたと言っていたな。これに関しては今だから言えることとして、ルルーシュの気持ちだったり考えが同じ年頃の子どもに比べて成熟していたからだと思うよ」
「・・・どうしてそんなこともだけど、そんな風にルルーシュは考えたの?愛するからこそ離れないといけないなんて・・・」
「・・・そこについては前々から感じていただったり考えていたからというように聞いたとしか言えないよ」
「そうなの・・・」
いかにルルーシュが考えていたことを聞いたのか・・・それらを話していくカミーユにユーフェミアがどういうことかと聞いていくのだが、最後にそこまで詳しくはというような返しに複雑そうに眉を寄せる。
・・・ルルーシュの前世についてを聞いて知っているカミーユからすれば、愛するからこそ距離を離したい本当の理由を知ってはいるがそれを明かせない理由もよく知っている。それは前世なんて物の記憶があるなんて信じられる筈がないという考えも勿論あるが、そこで起きただったり起こした出来事・・・この場にいる三人相手に限らず家族相手に殺し殺されというような関係であったなどと話す訳にはいかないということからだ。
特にユーフェミアに関しては最悪の偶然が重なった事でルルーシュが止めねばならない事態になってしまい、その事に関してルルーシュは表向きはともかくとしても当時は内心は荒れに荒れていたことはカミーユも聞いている。
それにコーネリアとナナリーともルルーシュは殺し合いをしてきた。特にナナリーに関しては目に入れても痛くない程に愛していたというのに、巡り巡って殺し合うような関係になった・・・そしてその際にルルーシュは自分がナナリーを守り過ぎるあまりに、ナナリーの事をよく見ていなかったということに気付いたのだ。愛するあまりにと。
そうして前世で全てが終わりこの世界に転生したルルーシュは、落ち着いていくにつれて次第に考えていったのである・・・ナナリーの足と目が無事であることも相まって、早い内にナナリーを始めとして距離を離そうというように。
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「・・・だったら何故ルルーシュは日本に行ったのもそうだが、これ以降も帰らないなんてことを言うんだ?家族に対する想いがあるというなら離れる必要はないはずだろう」
「逆です。想いがある家族だからこそ別れなければならないとルルーシュは言ったんです」
カミーユはそのままルルーシュの気持ちや考えについてを話していくがそれなら何故とコーネリアが言ってくる様子に、違うというように首を横に振る。
「ルルーシュの家族に対しての想いは僕よりそちらの方が分かっていると思いますし、僕も一緒に暮らしている時に話を聞いたことがありますが・・・その時に言っていたんです。俺がナナリー達の事を愛しているのは確かだが愛しているからと言っても、俺がずっと近くにいることはナナリー達にとってもだけれど俺自身にとってもいいことになるとは思わないというように」
「私達だけじゃなく、ルルーシュにとっても・・・?」
「前にルルーシュは愛するならばこそ共に居続けるんじゃなく、早く自立するべきだと考えていたと言っていたな。これに関しては今だから言えることとして、ルルーシュの気持ちだったり考えが同じ年頃の子どもに比べて成熟していたからだと思うよ」
「・・・どうしてそんなこともだけど、そんな風にルルーシュは考えたの?愛するからこそ離れないといけないなんて・・・」
「・・・そこについては前々から感じていただったり考えていたからというように聞いたとしか言えないよ」
「そうなの・・・」
いかにルルーシュが考えていたことを聞いたのか・・・それらを話していくカミーユにユーフェミアがどういうことかと聞いていくのだが、最後にそこまで詳しくはというような返しに複雑そうに眉を寄せる。
・・・ルルーシュの前世についてを聞いて知っているカミーユからすれば、愛するからこそ距離を離したい本当の理由を知ってはいるがそれを明かせない理由もよく知っている。それは前世なんて物の記憶があるなんて信じられる筈がないという考えも勿論あるが、そこで起きただったり起こした出来事・・・この場にいる三人相手に限らず家族相手に殺し殺されというような関係であったなどと話す訳にはいかないということからだ。
特にユーフェミアに関しては最悪の偶然が重なった事でルルーシュが止めねばならない事態になってしまい、その事に関してルルーシュは表向きはともかくとしても当時は内心は荒れに荒れていたことはカミーユも聞いている。
それにコーネリアとナナリーともルルーシュは殺し合いをしてきた。特にナナリーに関しては目に入れても痛くない程に愛していたというのに、巡り巡って殺し合うような関係になった・・・そしてその際にルルーシュは自分がナナリーを守り過ぎるあまりに、ナナリーの事をよく見ていなかったということに気付いたのだ。愛するあまりにと。
そうして前世で全てが終わりこの世界に転生したルルーシュは、落ち着いていくにつれて次第に考えていったのである・・・ナナリーの足と目が無事であることも相まって、早い内にナナリーを始めとして距離を離そうというように。
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