自ら選択した前と違う別れ

「えぇ。事実俺ももしそういった事態になればフランクリンさんに味方をするといったような人が現れるとは思えませんが、問題というかフランクリンさんが起こし得る事が何かと言えば・・・そんなことはしていないと言うのもそうですが、ヒルダさんに助けを求めるというようにしつつ結果としてヒルダさんも共に堕ちるようにさせるということをしそうだということです」
「っ!?」
だがそこで続けてルルーシュが口にしたその後の以降の可能性についてに、ハッキリとヒルダは冷や汗をかきなから息を呑んだ。もしもの時にフランクリンがヒルダまでもを巻き込んでこようとするだろうということに。
「これに関してはフランクリンさんがヒルダさんが不倫や愛人の事を知っているか知っていないかに関わらずというか、知っていたと言ったならよりフランクリンさんの性格なら自分がこうしたのはお前が自分の事を顧みないからだ、というような事を言いかねない可能性が決して否定出来ないからになります。決して自分のせいではないんだというように言う形でです」
「・・・あの人なら自分のせいではないというように言うのは想像は確かに出来るわね・・・私が悪いから愛人を作ったり喧嘩をしてきたのだというよう、決して自分は悪くないと・・・」
それで続け様にルルーシュが知っていたなら尚更にフランクリンは自分のせいではないというように言うだろうといった話をしていくと、ヒルダも苦々しくも納得していく。フランクリンならそうするだろうと。
「えぇ。そしてそういったようにフランクリンさんが言っていけばいく程、ヒルダさんは関わりたくないだとかもう関係は冷え切っていたといったような主張でフランクリンさんから離れたいというように言っても、当事者なんだから逃げる事は許されないというようになるだろう上で・・・問題が大きくなればなる程に企業側としてももう今までの功績を鑑みるような事は止めて、お二人を見捨てるといったように解雇といった処置を取る可能性は否定出来なくなっていくと思われます」
「っ!・・・問題を起こすばかりかそれがいつまでも解決しないような状態が続くなら、そうなり得るということなのね・・・」
「そういうことと言いたいのですが、そうなったらフランクリンさんが取りかねない行動はヒルダさんと離れるのではなく・・・むしろこうなったのだからこれまでの事は水に流してまた夫婦としてやっていこうと切り出し、ヒルダさんと別居だとか離婚といったことをさせないことに舵を取る可能性が高いということです」
「っ!?」
しかし更にルルーシュが続けていったフランクリンが元になる問題についての話の中で、企業から見放された後の事についてを聞いてヒルダは盛大に息を呑んでしまった。その時にフランクリンが自分を離さないという予想に。
「あまり俺としてもヒルダさんやカミーユにこういうような事を言いたくはないと思いました。けれどフランクリンさんの性格を考えると窮地に立っても強気な姿勢を崩さない上で、家族なんだからまた一からやり直せばいいというように言い出すと感じたんです。自分もやることはやったがお前達も家族である為の努力をしていなかったんだから、こうなったからには三人で改めて仲良くやろうというように・・・ただそれはヒルダさんもそうであることを度外視して、もうまともな職に就くのは出来ないだろう事から二人に色々と頼ろうとして寄りかかるであるとか、それこそ離婚というようにヒルダさんから言われて余計な事にならないようにとするためだと思われます」
「っ・・・あの人の事だからそういった打算もそうだけれど、身勝手さから動きかねないというのは聞いてて私も感じたわ・・・そしてだからこそルルーシュ君はカミーユの言葉を受けて、もう今の内にあの人との離婚についてを進めた方がいいと考えたのね。そんなことにならないようにするためにもと」
「そういうことになります」
そこからいかにフランクリンがどういったように動きかねないのかについてを話していくと、ヒルダも決して否定出来ないとなる中で言いたいことは分かったというように漏らした声に、ルルーシュは肯定するよう頷き返す。









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