光が強まれば強まる程に影も濃さを増す

後書きです。新一が探偵になってから起き得る事についての話でしたが、いかがでしたでしょうか?



まずこの話を思い付いたきっかけですが、まぁ原作でもよく事件に出会していることについておっちゃんがいる時でもいない時でも言われていることを、探偵となってからもそうだったらというのもそうですけどそれを事件を解決する度にマスコミに明かしてたら、最初は良くとも時間が経てばどうしたってその異常性についてネットで話題になるだろうし、実際にそれらを見たら新一に依頼をしたいという気持ちを失うんじゃね?という考えからです。



この辺りで一応はコナン本編だと半年程の時間経過だという事からネットでそこまで言われる程ではないというようには言えるかもしれませんが、探偵になって数年という時間になれば言い訳が出来なくなると思いますし、同時に新一の出会う事件の大抵で人が死んでいるという事実まで加わるとそういった見方は加速する以外にないと思います。依頼したら誰か人が死ぬ可能性があると考えると周りの親しい人か、あるいは自分が死ぬのではと思うと依頼なんかしたくないと思うだろうと。



それでその事についてを新一が知って凹む話を作ろうと思ったんですが、新一もですけど蘭達も含めてネットで何かというかそういった新一の事が起こっても、ネットで調べるという発想が出て来るという様子が浮かばなかったんですよね。新一が悪く言われるなんてみたいな感じの気持ちも勿論ありますけど、ネットで調べるという行動自体がまず思い浮かばないだろうというようになって。



それで事実が明らかになるには誰かからそれを教えてもらうというような展開になるのが自然だろうと思ったんですが、そこで更に探偵もですけど興信所という同業他社に近い立場の所も迷惑を被っているだろうという様相が思い浮かんだ為、探偵か興信所の人間を出すことを考えました。



ただ探偵ではなく興信所にした理由は探偵だとキャラ的に個人事務所の人物ばかりの所が多いし、ちゃんとした事務所として何人か所属しているジャッジアイズの面々を出そうとしても、この話のような事を言ってくれる姿が思い浮かばない・・・だから探偵キャラを出すより、興信所に就職したというキャラを出そうと考えたんです。



そしてそれで誰を出そうかと考えたんですが、実は新一は嫌われるだとか忌避されるような立場にいたというシチュを前の黒バスの短編で書いていたのを思い出し、それで色々考えていった結果として後で花宮も絡ませようということから前の続き物にしようと考えたんです。



ただ何で最初に新一と会った高尾で話を全部させなかったのかと言うと、最初はそうしたいと思いつつ話をどうするかを考えていくと黒子に光と影についてを話させたいと思うようになったんですが、私の中で考えていった黒子の興信所の役割はその影の薄さを利用しての裏の調査であって人と話すことではないんですよね。対して高尾はそのコミュ強で人のいい顔を見せつつ話をしたり依頼人と会うといったような役割を担っているという、表の顔の存在なんてす。



ですから表で動いていた高尾をきっかけにして黒子にバトンタッチをする形で話をさせようと決めました。ちなみに話の中で伊月もいるというように言いましたが、出てはいませんが桃井と黛も所属しています。そしてそれらの人員を興信所にと誘いをかけたのは赤司であって、その能力を最大限に活かしています。特に桃井に関しては情報収集能力活かしすぎて黒子達の興信所の評価は相当な事になっていますが、そこで実際に見聞きしないと分からないことに関しては黒子や黛がその影の薄さを活かして動き、伊月に高尾がコミュ強な顔を活かしつつ黒子や黛をすぐに見付けられる存在となるというコンボになっています。



そこら辺はともかくとしてそういったように話を作っていったんですけど、前の話の続き物にしようと思ったからこそ高校の面子についても言及することにしましたが・・・まぁそうなるよねとしかならないと思います。新一達について忌避するようにしてきたからこそ関わらないようにするでしょうが、新一の事についてが自分達と同じように認識されたらそうなるべきだよなというように嬉しくなるだろうと。



まぁそうなるのはともかく、この話の後で新一がどうなるかに関しては皆様のご想像にお任せしたいのですが、不穏な響きを伴わせていることから後はどれだけの規模になるのかのご想像はお任せします。



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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