光が強まれば強まる程に影も濃さを増す
これは黒子としては自分の命が危ぶまれる可能性に関しては二の次だった。わざわざ痛い目にあいたいというような気持ちはないが、かといって引きたくない時に引くような気持ちになることはなかった為に。
だが興信所の信用問題というように言われてしまえば、黒子としてもそれらを無視出来るような気持ちや考えにはなれなかった・・・もう社会人となってしまった以上は高校の頃のような向こう見ずな行動を取ったなら、社会人としての立場から自分自身でその責任を取るで済ませられるなら、まだ黒子も仕事は辞めればいいだとか覚悟して動いていただろうが・・・興信所の評判にまで関わってくるとあれば話は別だった。
これは伊月に高尾といった他にも在籍する昔からの知り合いもそうだが、興信所に就職してから出会った他の職員もいる・・・そういった事を伊月から言われた上で業務内での細かなミスならまだともかくとしても、明らかに業務の分を超えた私的な行動を起こした事に加えてそれで取り返しのつかないことを起こしたなら、評判が地に落ちるで済むだけならまだいいと言っていいとは言えないかもしれないが、それでも興信所自体が潰れる事になってしまったら自分も含めて路頭に迷う人が出て来かねない・・・というように言われて黒子もハッとしたのだ。自分の向こう見ずな行動が自分以外の人達の人生を最悪な形で潰しかねないという可能性についてに。
そしてそんな黒子に伊月が続けて言ったのである・・・自分達の仕事はあくまで普通では解決出来ないだろうことを解決する為の手助けまでであって、そこから先は弁護士だったり警察だったりなどの手を借りたりしながら依頼人が解決することだ。だから依頼人から助言などを求められるだとかある程度言葉を送った方がいい場面で手助けするくらいならいいだろうが、仕事の分を超えて私情から言葉を送るだとか自体が終わるまで側にいて手助けするようなことをするのは、こうするようにと仕事を任された人間としてとても良くないことであり今言ったような結果だったり別の良くない結果を招きかねないと。
そういったように言われて黒子もシュンとしたようになりながら納得し、頷くしかなかった。高校の先輩として可愛がっていた後輩に対してという気持ちもだろうが、興信所の職員としての立場から新人に対しての教育も兼ねての忠告を真剣に受け止めてだ。
だから黒子もそれ以降は任された仕事に真摯に取り組んで必要以上に依頼人に肩入れをしないようにしていたのだが、今回の新一の件に関しては新一が悪人ではないことやその依頼の中身を受けて、事前に花宮や高尾から話を聞いてはいたが実際に会って話をしてみればどうにかなるのではないかと考えていたのだが・・・いざそうしてみれば新一のあまりの様子にいい人なんだからどうにかならなあたかという気持ちが消えていったのである。自分が悪いというか調べた事について全く感じたこともない、話に聞くような聡明さの欠片もない察しの悪さに。
だから黒子は新一に肩入れするような事はせず職務に忠実に動こうというように考え、事務的に話を進めていくと共に後ですがられないようにする為にもと、もうこちらでやれることは全てやったから後はそちらでどうするか考えてくれと突き放すようにしたのだ。実際興信所に限らず新一の依頼を元のようにするだとか、口コミのサイトだとか掲示板に書き込むような者達の意識を変える案など到底出て来る筈もないと見て。
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だが興信所の信用問題というように言われてしまえば、黒子としてもそれらを無視出来るような気持ちや考えにはなれなかった・・・もう社会人となってしまった以上は高校の頃のような向こう見ずな行動を取ったなら、社会人としての立場から自分自身でその責任を取るで済ませられるなら、まだ黒子も仕事は辞めればいいだとか覚悟して動いていただろうが・・・興信所の評判にまで関わってくるとあれば話は別だった。
これは伊月に高尾といった他にも在籍する昔からの知り合いもそうだが、興信所に就職してから出会った他の職員もいる・・・そういった事を伊月から言われた上で業務内での細かなミスならまだともかくとしても、明らかに業務の分を超えた私的な行動を起こした事に加えてそれで取り返しのつかないことを起こしたなら、評判が地に落ちるで済むだけならまだいいと言っていいとは言えないかもしれないが、それでも興信所自体が潰れる事になってしまったら自分も含めて路頭に迷う人が出て来かねない・・・というように言われて黒子もハッとしたのだ。自分の向こう見ずな行動が自分以外の人達の人生を最悪な形で潰しかねないという可能性についてに。
そしてそんな黒子に伊月が続けて言ったのである・・・自分達の仕事はあくまで普通では解決出来ないだろうことを解決する為の手助けまでであって、そこから先は弁護士だったり警察だったりなどの手を借りたりしながら依頼人が解決することだ。だから依頼人から助言などを求められるだとかある程度言葉を送った方がいい場面で手助けするくらいならいいだろうが、仕事の分を超えて私情から言葉を送るだとか自体が終わるまで側にいて手助けするようなことをするのは、こうするようにと仕事を任された人間としてとても良くないことであり今言ったような結果だったり別の良くない結果を招きかねないと。
そういったように言われて黒子もシュンとしたようになりながら納得し、頷くしかなかった。高校の先輩として可愛がっていた後輩に対してという気持ちもだろうが、興信所の職員としての立場から新人に対しての教育も兼ねての忠告を真剣に受け止めてだ。
だから黒子もそれ以降は任された仕事に真摯に取り組んで必要以上に依頼人に肩入れをしないようにしていたのだが、今回の新一の件に関しては新一が悪人ではないことやその依頼の中身を受けて、事前に花宮や高尾から話を聞いてはいたが実際に会って話をしてみればどうにかなるのではないかと考えていたのだが・・・いざそうしてみれば新一のあまりの様子にいい人なんだからどうにかならなあたかという気持ちが消えていったのである。自分が悪いというか調べた事について全く感じたこともない、話に聞くような聡明さの欠片もない察しの悪さに。
だから黒子は新一に肩入れするような事はせず職務に忠実に動こうというように考え、事務的に話を進めていくと共に後ですがられないようにする為にもと、もうこちらでやれることは全てやったから後はそちらでどうするか考えてくれと突き放すようにしたのだ。実際興信所に限らず新一の依頼を元のようにするだとか、口コミのサイトだとか掲示板に書き込むような者達の意識を変える案など到底出て来る筈もないと見て。
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