光が強まれば強まる程に影も濃さを増す
「・・・僕も話には何度も聞いていましたが、工藤さんがあそこまでとは思っていませんでした。自分が探偵として間違ったことは何もしていないからと、探偵として事件を解決している時と違い察しが悪くなってるだろう姿を見て、ここまでだとはと・・・」
「非とは言わないにしても自分が絶対に悪い方向に見られる訳がないって自信があるから、口コミのサイトだとか掲示板みたいな物に関して考えが微塵もいかないってのはって俺も思ったしな」
「その辺りに関しては高尾から話を聞いた時にも言ったが、本人に言えば否定するだろうが工藤がアナログ人間でSNSやらに興味がねぇって部分も大きかっただろうな。工藤の探偵としての活動の宣伝はマスコミが事件を解決する度に勝手にする上に、自身にとって不快な事を特集されて世に出されるなんてこともない・・・だから自分がどう思われるかってエゴサーチだとかする気も起きねぇんだろうし、携帯だとかパソコンなんかに興味を持つよりよく出来た推理小説の本を手に取って見る方が断然に面白いし、目の前で起きた事件を解決するのに自分が頭を働かせるのが役目であって、その中で調べなきゃなんねぇみたいな事については自分で調べる時間が惜しいとかって言い分もあって、人にそれを頼むだとか押し付けるなんて事を高校の頃からよくしてたのは話に聞いてたからな」
「だからそういったクセもあってネットだとかに深入りすることなく生きていったという結果になって、自身の事を普段周りにいる人からじゃない他の角度から見るだとか出来なかったということに繋がるというわけですか・・・」
黒子はそんな様子を続けて浮かばせながらも想像以上だったというように言い、高尾もそうだが昔を知るからこその花宮からの声に何とも言えない納得の声を漏らすしかなかった。黒子も決して否定出来る物ではないと感じて。
・・・黒子も昔は向こう見ずな正義感を抱いて動く事が多々あった物だが、それらに関しては興信所で働き出した上で年齢を重ねたことから明確に鳴りを潜めることになった。これは黒子が正義感を燃やして私情から行動を起こすことが望まれない立場に立ったことからである。
最初の頃は黒子は持ち前の正義感から仕事の調査結果を依頼人に伝えると共に、自身の気持ちや考えをこうした方がいいというように伝えようとした。だが先に興信所に就職していて高校の先輩だった教育係の伊月からの言葉を受けていった上で、その後の依頼人の様子だとかを聞いていったことによりそれらの気持ちや考えは収まることになっていった。特に依頼人のその後の事を知っていってからだ。
一応依頼が終われば依頼人との繋がりは興信所からは余程の事が無ければまた繋がることはそこまでないが、依頼人からまた何か依頼をされるだとかその後の連絡をされたりだとか、花宮や今吉がその後についてを時たま話してくれる事があったのだが・・・それらが自分が感情に任せて思ったような事を言っていたらろくな未来になっていなかっただろう結末だったりを聞くだとか、そもそも自分の言うことを聞いていたかも怪しいだとかむしろ激昂して終わるだとかといったような結末が想像出来たからだ。
そもそもからして興信所や弁護士に依頼することが必要になると依頼人が判断する時というのは、大抵が自分だけで起きた問題について解決が出来ないと思ったことからであって・・・そういった問題は大抵これで全て解決という段に普通はなるはずでも、そうならないといったことが多かった。そしてその中には依頼人が依頼する原因となった相手に・・・加害をされるということもあった。
こういった事を聞く度に最初の頃は心を痛めるというか自分がもっと親身に寄り添うというか、前のようにそういった相手に話をつけに行けば良かったのではというように黒子は考えたのだが、それは伊月を始めとした面々に止められる事になった・・・そういったことをして黒子自身の命が危ぶまれる事態になり得る事もそうだが、興信所の信用問題に関わるというように言われてだ。
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「非とは言わないにしても自分が絶対に悪い方向に見られる訳がないって自信があるから、口コミのサイトだとか掲示板みたいな物に関して考えが微塵もいかないってのはって俺も思ったしな」
「その辺りに関しては高尾から話を聞いた時にも言ったが、本人に言えば否定するだろうが工藤がアナログ人間でSNSやらに興味がねぇって部分も大きかっただろうな。工藤の探偵としての活動の宣伝はマスコミが事件を解決する度に勝手にする上に、自身にとって不快な事を特集されて世に出されるなんてこともない・・・だから自分がどう思われるかってエゴサーチだとかする気も起きねぇんだろうし、携帯だとかパソコンなんかに興味を持つよりよく出来た推理小説の本を手に取って見る方が断然に面白いし、目の前で起きた事件を解決するのに自分が頭を働かせるのが役目であって、その中で調べなきゃなんねぇみたいな事については自分で調べる時間が惜しいとかって言い分もあって、人にそれを頼むだとか押し付けるなんて事を高校の頃からよくしてたのは話に聞いてたからな」
「だからそういったクセもあってネットだとかに深入りすることなく生きていったという結果になって、自身の事を普段周りにいる人からじゃない他の角度から見るだとか出来なかったということに繋がるというわけですか・・・」
黒子はそんな様子を続けて浮かばせながらも想像以上だったというように言い、高尾もそうだが昔を知るからこその花宮からの声に何とも言えない納得の声を漏らすしかなかった。黒子も決して否定出来る物ではないと感じて。
・・・黒子も昔は向こう見ずな正義感を抱いて動く事が多々あった物だが、それらに関しては興信所で働き出した上で年齢を重ねたことから明確に鳴りを潜めることになった。これは黒子が正義感を燃やして私情から行動を起こすことが望まれない立場に立ったことからである。
最初の頃は黒子は持ち前の正義感から仕事の調査結果を依頼人に伝えると共に、自身の気持ちや考えをこうした方がいいというように伝えようとした。だが先に興信所に就職していて高校の先輩だった教育係の伊月からの言葉を受けていった上で、その後の依頼人の様子だとかを聞いていったことによりそれらの気持ちや考えは収まることになっていった。特に依頼人のその後の事を知っていってからだ。
一応依頼が終われば依頼人との繋がりは興信所からは余程の事が無ければまた繋がることはそこまでないが、依頼人からまた何か依頼をされるだとかその後の連絡をされたりだとか、花宮や今吉がその後についてを時たま話してくれる事があったのだが・・・それらが自分が感情に任せて思ったような事を言っていたらろくな未来になっていなかっただろう結末だったりを聞くだとか、そもそも自分の言うことを聞いていたかも怪しいだとかむしろ激昂して終わるだとかといったような結末が想像出来たからだ。
そもそもからして興信所や弁護士に依頼することが必要になると依頼人が判断する時というのは、大抵が自分だけで起きた問題について解決が出来ないと思ったことからであって・・・そういった問題は大抵これで全て解決という段に普通はなるはずでも、そうならないといったことが多かった。そしてその中には依頼人が依頼する原因となった相手に・・・加害をされるということもあった。
こういった事を聞く度に最初の頃は心を痛めるというか自分がもっと親身に寄り添うというか、前のようにそういった相手に話をつけに行けば良かったのではというように黒子は考えたのだが、それは伊月を始めとした面々に止められる事になった・・・そういったことをして黒子自身の命が危ぶまれる事態になり得る事もそうだが、興信所の信用問題に関わるというように言われてだ。
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