光が強まれば強まる程に影も濃さを増す
「納得していただけたならいいと言いたい所ですが、このままこれで終わってもあまり良くないかと思いますので言わせていただきますが・・・光というものは強く光輝けば強く光る程に影を無くすものではありません。むしろより影を濃くするんです」
「えっ・・・?」
そうして話はここで終わり・・・となる前に黒子が言いたいことがあるというように切り出した言葉に、新一はどういうことかと戸惑いの声を漏らす。
「要はどれだけテレビではイメージのいいといったように言われている有名人でも、その裏ではその人を嫌うであったりアンチと呼ばれるような人がいるというような事です。そしてそれは名声であったり功績といったような物を積み重ねれば積み重ねる程に、そういった人や声も増えるといった事にも繋がりやすくなります・・・これは有名税というように言うことも出来ますが、メディアが発表するだったり工藤さんがこう見て欲しいし考えて欲しいといったこと通りに見る人ばかりではないからです」
「・・・そしてそういった人達が俺が探偵として活動していくことで増えていって、その結果が数ヶ月前から俺の所に依頼に来る人が減ったって事なのか・・・俺が活躍していくっていうように光り輝いていく程に、そういったように思う人が増えるって影が濃くなるっていう・・・」
「理解していただけたようですが、光と影というのは切っても切れない関係になります。これから工藤さんはこれまでの話に言われたような事を言われないように気を付けようと思われるかもしれませんが、先程も言いましたが工藤さんがそのように態度をあからさまに変えることは望まれる物ではありませんから、下手な行動を取るべきではありません。ですから工藤さんがどういった選択を選ぶかは分かりませんが自分の選択が表と裏でどのような影響を及ぼすのか・・・僕にこの興信所が言えることはここまでです。ここから先までというのはこちらが受けた依頼外になりますし、後は工藤さん自身でどうするか考えて決めなければならないことだと思いますので」
「っ・・・!」
そこから光と影とはどういうことかと話をしていく黒子に新一も言いたいことを苦くも理解したといった様子を見せるのだが、それで新一にこれが最後だというように仕事の範囲外であることと後は新一自身が決めるようにと返されると、新一はたまらず言葉を詰まらせるしかなかった。新一からすればいきなりの終わりというようになるわけだが仕事の分を終えたと言われれば否定は出来ない上に、後は自身が決める事だと言われればそうだとしか言えないと感じてしまった為に・・・
・・・それで新一は何かを言いたいといったような様子で少しの間モジモジとしているといったような姿を見せていたが、結局は黒子にこれ以上アドバイスだとか自分に付き合ってほしいといったような事を言うことは出来ず、新一はうなだれながらもその場を後にしていくしかなかった。元々から自分の依頼が減った理由が分からずに高尾に理由を教えて欲しいと頼んだ時点で大分恥を偲んだといった気持ちだったが、黒子にこれ以上頼むと言えば更になけなしのプライドが堕ちてしまうと感じたが故に。
そうして新一を見送った黒子はその場を淡々と片付けた上で、自身のデスクに戻って別の仕事を行っていった。
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「えっ・・・?」
そうして話はここで終わり・・・となる前に黒子が言いたいことがあるというように切り出した言葉に、新一はどういうことかと戸惑いの声を漏らす。
「要はどれだけテレビではイメージのいいといったように言われている有名人でも、その裏ではその人を嫌うであったりアンチと呼ばれるような人がいるというような事です。そしてそれは名声であったり功績といったような物を積み重ねれば積み重ねる程に、そういった人や声も増えるといった事にも繋がりやすくなります・・・これは有名税というように言うことも出来ますが、メディアが発表するだったり工藤さんがこう見て欲しいし考えて欲しいといったこと通りに見る人ばかりではないからです」
「・・・そしてそういった人達が俺が探偵として活動していくことで増えていって、その結果が数ヶ月前から俺の所に依頼に来る人が減ったって事なのか・・・俺が活躍していくっていうように光り輝いていく程に、そういったように思う人が増えるって影が濃くなるっていう・・・」
「理解していただけたようですが、光と影というのは切っても切れない関係になります。これから工藤さんはこれまでの話に言われたような事を言われないように気を付けようと思われるかもしれませんが、先程も言いましたが工藤さんがそのように態度をあからさまに変えることは望まれる物ではありませんから、下手な行動を取るべきではありません。ですから工藤さんがどういった選択を選ぶかは分かりませんが自分の選択が表と裏でどのような影響を及ぼすのか・・・僕にこの興信所が言えることはここまでです。ここから先までというのはこちらが受けた依頼外になりますし、後は工藤さん自身でどうするか考えて決めなければならないことだと思いますので」
「っ・・・!」
そこから光と影とはどういうことかと話をしていく黒子に新一も言いたいことを苦くも理解したといった様子を見せるのだが、それで新一にこれが最後だというように仕事の範囲外であることと後は新一自身が決めるようにと返されると、新一はたまらず言葉を詰まらせるしかなかった。新一からすればいきなりの終わりというようになるわけだが仕事の分を終えたと言われれば否定は出来ない上に、後は自身が決める事だと言われればそうだとしか言えないと感じてしまった為に・・・
・・・それで新一は何かを言いたいといったような様子で少しの間モジモジとしているといったような姿を見せていたが、結局は黒子にこれ以上アドバイスだとか自分に付き合ってほしいといったような事を言うことは出来ず、新一はうなだれながらもその場を後にしていくしかなかった。元々から自分の依頼が減った理由が分からずに高尾に理由を教えて欲しいと頼んだ時点で大分恥を偲んだといった気持ちだったが、黒子にこれ以上頼むと言えば更になけなしのプライドが堕ちてしまうと感じたが故に。
そうして新一を見送った黒子はその場を淡々と片付けた上で、自身のデスクに戻って別の仕事を行っていった。
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