千夢一夜の終わりに見る実像

後書きです。いかがでしたでしょうか、このお話は?



まずこの話を考えたきっかけは原作のように時間がループして話が進むのではなく、ちゃんとした時間の流れで時間が進んだらどうなるのか・・・と考えてみようと思ったことからなんですが、まぁこうなるよねってしか思いませんでした。精々時間の流れ的にジン達の名前が分かる時くらいが夏休みを挟んだとしてもギリギリ留年するかどうかの瀬戸際だろうと。



そしてまぁ流石に留年が決まったとなったら優作達もですけどおっちゃん達も色々決断せざるを得なくなると思いますが、原作的にはおっちゃんの元に『江戸川コナン』が転がり込んであまり時間が経ってない時にその親に扮した有希子が来たから、まぁおっちゃん達としてはまだコナンを預かる事はいいとなったと思うんですが・・・新一の留年というきっかけがあったからというのを加味しても、半年で親が顔も見せず話もせずだったら流石におっちゃん達も考えるだろうと思うんです。このままコナンを預かっていいものかと。



この辺りはいくら楽観的なおっちゃんでもそういったように考えると思いますが、同時にお人好しな部分も大きいからこそ蘭が高校を卒業するまでは預かりはするけどそれまで・・・というように考えて言うと思います。もう将来的に蘭の事を考えるとそこまでしか無理だと。



でまぁ優作達も新一の体の事やもう留年という取り返しのつかない状態にまで自分達のいない場でなってしまったことから、新一の事を全面的に引き受ける事を選ぶと思いますが・・・その後の展開としてボスが亡くなる事に関してはその正体の事から、そこは自然の摂理だと思われてください。そして組織がガタガタになることに関してもまぁ原作的な意味合いから考えると、ボスの意向があってこそな組織な感じですから亡くなったら組織は成り立たないだろうなと思ってです。



それで薬のデータが手に入っても元に戻れないとなったことに関しては、まぁ原作的にもパイカルでどうにかなる可能性については服部がパイカルを持ってきたからという偶然からであって、それが無くなったらもう手詰まり以外にないと思います。普通に考えたらそんな体を小さくした薬の解毒薬というか、それに対応した元の体に戻す為の薬なんか何の手掛かりも無しに作るなんて無理だと思いますからね。



ですからそうなれば後は『工藤新一』についてを行方不明というようにして、『工藤コナン』というようにする引き受けたとする以外に新一を生かす為の道はないと思います。一応というか原作で撃たれた時に病院に担ぎ込まれた時はおっちゃんの保険を使ったか、もらった一千万を注ぎ込んだ辺りで戸籍だったりの問題に触れられずに済んだのだろうと思いますが、もうこれ以降の事を考えれば『工藤コナン』としての戸籍を作らないと何かあった時にいけないだろうと。



ただそれで日本を出ることになることや事件に関わるなというように言うのは既定路線にしないと、やはり事件を解決していけばいく程次第に『工藤新一』と『工藤コナン』という存在を繋げられるのは避けられないだろうからということからです。なんたって同一人物なんですから、成長していけばいくほどそう見られるのは避けられなくなっていくのは目に見えてますからね。



そうして日本を出て暮らす事になる訳ですが、そこで事件は起きても推理が必要とされる事件が起きないことに関してはお国柄だと見られてください。一応コナン世界の犯人達というか新一の近くで事件を起こす犯人達って、基本的に頭がいいとか育ちがそれ程悪くないといった部分が大きいから自分が犯人とバレない為のトリックを考えらたのだと思いますが、日本以外の場所だと治安が悪かったり貧困問題だとかからそんなバレないようにトリックを考えて実行に移そう・・・なんて思考になれる人物は日本より断然に少ないだろうからというのが理由になります。



それでまぁそんな推理が必要な事件に出会わなくなり次第に心が壊れていく新一ですが、そこで死因だとかその時期を明らかにしなかったのはクロスした作品であるBLEACHの時間軸に合わせる為です。一応この話はBLEACHの本編前であって、出て来たマユリが超人薬を完成する前という設定にしたかったので。



ただ何でマユリを出そうと思ったのかに関してですが、現実はこうだったという話だけやっても味気無いなというのもそうですけど、原作の展開との対比にしたいとも思ったんです。ただそれをクリアするにはどちらともを新一が体感というか見る必要があるので、どうしたものかと考えていました。



そんな時に動画でBLEACHのゲームプレイ動画及びザエルアポロ戦でのマユリのシーンが流れてきて、マユリならこの状況作れると頭の中に思い浮かんだんです。都合のいい夢を見せれる薬もマユリなら開発していてもおかしくないと。



ただマユリの性格上実験の為とは言え、ダラダラと長ったらしい時間を過ごすなんてことを許容するとは思えなかったので、同じくザエルアポロ戦で使った超人薬についてを併せて実験することにして新一の夢も把握したという風にしました。だから本編前というようにしたんです。マユリの場合一度使ってもうデータの取れた薬を敢えてもう一度使うというのはしそうにないと思ったのと、本編が進んでいって印象が良くなっていくマユリではなく初めて出た頃のマッドサイエンティストな頃の印象でやって欲しかったのもあって。



まぁこの辺りで超人薬がそんな夢を見る時間を圧縮させられるのかという意見もあるかと思いますけど、その辺りは夢の中という周りには関係のない本人の中だけでの感覚の問題だから、超人になった感覚だから夢もその分早く見れるようになったとお思いください。あくまで本人の感覚だけを超人化する薬なんで。実際ザエルアポロもそれでマユリに貫かれている時は考えることだけは一秒足らずの間にいくらでも出来ていた状態でしたし。



そしてマユリが最後辺りに新一に言った事についてですけど、冗談抜きに現実的に見たら無計画以外の何物でもないんですよね。自分が頑張れば何とでもなるというか、そうして待っていれば組織に近付く為の依頼は入って来るだろうし、すぐに元に戻れる機会も得られるだろうからこのままでいいだろうとやり方を変えるだとか、時間だとかについてを一切気にしないままにいる・・・この辺りは優作達は言わないだろうことから、マユリに言ってもらいましたし普通にマユリなら話に言ったような事を考えるだろうなとも思いました。研究所にこもりきりで部下に全て何もかも任せて座して待つタイプではなく、最高の結果を出すためなら自らも行動して成果を得ようとアクティブに行動出来るタイプですからね。



まぁ新一の最後に関しては後は皆様も分かると思いますが、それでマユリが罪に問われたというような事は無かったと簡潔に思われてください。本編でも普通に考えれば外道な振る舞いをしてきたマユリですが、描かれてない所でどれだけの事をしてきたのかハッキリしていませんので、うまく何処かからバレずに実験体を調達して実験きたのか護廷から研究の為ならと実験体を裏から提供してきたのか・・・そこは皆様のご想像にお任せします。



後書きは以上です。お読みいただきありがとうございました。









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