千夢一夜の終わりに見る実像
「・・・ハッ!?」
・・・そういったようになっていた所で新一は唐突にパッと目を覚ました。
「・・・えっ?こ、これは一体・・・!?」
だがその後ですぐに自分の状態に気付き、新一は動揺する。何故なら新一の今の状態は白装束でベッドの上に拘束具をつけられ、何らかの様々な器具が体の至る所に付いているという物だったからだ。
「目覚めたようだネ。気分はどうかナ?」
「えっ、あ、貴方は・・・!?」
そんな時に新一の近くに来た顔を黒一色にした妙な帽子を被った男の姿に、新一は困惑を隠せずに声を漏らすが男はニィッと笑みを深める。
「本来なら名乗るような義理はないが、今は気分がいいからネ。だから私の名前を教えてやろう。私の名前は涅マユリ、君を見付けた死神だ」
「し、死神・・・?」
「信じられんかネ?まぁ君の立場からすれば当然かナ・・・先程まで見ていた夢はなんだったのかと思っている状態だろうからネ」
「ゆ、夢って・・・?」
そうして名前を名乗ったマユリという男に新一は戸惑いを浮かべるのだが、夢を見ていただろうというように言われて一層困惑する様子に、マユリは手元から二つの液体の入った小さな瓶を取り出す。
「先程君は夢を見ていただろう。それは私が投薬した二つの薬による結果だヨ・・・実験してみたかった薬があってネ。その内の一つがこの超人薬だ」
「ち、超人薬・・・?」
「極限の状況に陥った時に動きが止まって見えるといった事があるといった話は聞いたことはあるかネ?分かりやすく言えばこの薬はその状態を作り出す為の薬なのだが、効果の程についてを確認する為のサンプルを探していた所にちょうど君を見付けてネ・・・ただ流石にただ君にサンプルになってもらうだけというのは、慈愛に脊髄が生えたような私としても流石にいけないと思ってネ・・・だからこちらの薬も投与する事に決めたのだヨ。名前は夢見薬とでも言っておこうか」
「夢見薬・・・?」
それで片方の薬を指でつつきつつどういう薬かとマユリは説明しつつ、明らかに申し訳無いといった気持ちを感じないという口調でもう一つの薬も投与したと言うが、新一はその薬の名前に不安げに眉を寄せる。
「何、そんな難しい薬じゃない。分かりやすく言うなら対象を眠らせると共に、見せたい夢を指示すれば見せれるという薬だヨ。そして私が君にこの薬を投薬した時にどんな夢を見せたのかと言えば、君が本来歩みたかっただろう未来についてだ」
「えっ・・・?」
「訳が分からないという反応・・・いや、君からしたら途中で気付きかけていたがやはり信じたくないのだろうネ」
「最初に見た組織とやらを壊滅させて元の体に戻った時の夢はあくまで夢で、その後に見た夢がかつて君の歩んだ道を見た物だということを」
「っ!?」
・・・そんな中でマユリが続けた言葉に、新一は途中から薄々感じていたことに関してを改めてハッキリ突き付けられて、顔色を瞬時に青くした。信じたくないと内心では思いながらもいたが、それがハッキリと今この場でマユリの口から明らかにされたことに。
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・・・そういったようになっていた所で新一は唐突にパッと目を覚ました。
「・・・えっ?こ、これは一体・・・!?」
だがその後ですぐに自分の状態に気付き、新一は動揺する。何故なら新一の今の状態は白装束でベッドの上に拘束具をつけられ、何らかの様々な器具が体の至る所に付いているという物だったからだ。
「目覚めたようだネ。気分はどうかナ?」
「えっ、あ、貴方は・・・!?」
そんな時に新一の近くに来た顔を黒一色にした妙な帽子を被った男の姿に、新一は困惑を隠せずに声を漏らすが男はニィッと笑みを深める。
「本来なら名乗るような義理はないが、今は気分がいいからネ。だから私の名前を教えてやろう。私の名前は涅マユリ、君を見付けた死神だ」
「し、死神・・・?」
「信じられんかネ?まぁ君の立場からすれば当然かナ・・・先程まで見ていた夢はなんだったのかと思っている状態だろうからネ」
「ゆ、夢って・・・?」
そうして名前を名乗ったマユリという男に新一は戸惑いを浮かべるのだが、夢を見ていただろうというように言われて一層困惑する様子に、マユリは手元から二つの液体の入った小さな瓶を取り出す。
「先程君は夢を見ていただろう。それは私が投薬した二つの薬による結果だヨ・・・実験してみたかった薬があってネ。その内の一つがこの超人薬だ」
「ち、超人薬・・・?」
「極限の状況に陥った時に動きが止まって見えるといった事があるといった話は聞いたことはあるかネ?分かりやすく言えばこの薬はその状態を作り出す為の薬なのだが、効果の程についてを確認する為のサンプルを探していた所にちょうど君を見付けてネ・・・ただ流石にただ君にサンプルになってもらうだけというのは、慈愛に脊髄が生えたような私としても流石にいけないと思ってネ・・・だからこちらの薬も投与する事に決めたのだヨ。名前は夢見薬とでも言っておこうか」
「夢見薬・・・?」
それで片方の薬を指でつつきつつどういう薬かとマユリは説明しつつ、明らかに申し訳無いといった気持ちを感じないという口調でもう一つの薬も投与したと言うが、新一はその薬の名前に不安げに眉を寄せる。
「何、そんな難しい薬じゃない。分かりやすく言うなら対象を眠らせると共に、見せたい夢を指示すれば見せれるという薬だヨ。そして私が君にこの薬を投薬した時にどんな夢を見せたのかと言えば、君が本来歩みたかっただろう未来についてだ」
「えっ・・・?」
「訳が分からないという反応・・・いや、君からしたら途中で気付きかけていたがやはり信じたくないのだろうネ」
「最初に見た組織とやらを壊滅させて元の体に戻った時の夢はあくまで夢で、その後に見た夢がかつて君の歩んだ道を見た物だということを」
「っ!?」
・・・そんな中でマユリが続けた言葉に、新一は途中から薄々感じていたことに関してを改めてハッキリ突き付けられて、顔色を瞬時に青くした。信じたくないと内心では思いながらもいたが、それがハッキリと今この場でマユリの口から明らかにされたことに。
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