端から見た者と当事者の感じ方のズレ

「・・・まぁ私もジューダスに言われたからそういうように思うようになっただろうって言われてしまえばそれまでだけど、それでも今言ったように昔から続いてきた事についてを変える機会はもうそうそう訪れるとは思えないわ。でも今はその機会だって私は思ってるし、ここで変わらないと今のような状態がずっと続くだけだと感じたの。どうにかしたいけどどうにもならないって状態が」
『ま、待てよ園子・・・百歩譲ってそういう風に考えたのは分かったけど、なら何で自分にも以降はこの事で話をしないでくれなんて言うんだよ・・・?』
『そ、そうよ園子・・・どうしてそんなことを言うの・・・?』
「もう私達は言うことを言い終わったからよ」
そうして園子は話をまとめるように続けていくが新一が何で自分に以降話すなと言ったのかの理由を求め、蘭もそこに追従してきたことに園子は迷うことなく返す。
「今の二人としてはまだどうするかを判断する為にも、色々話を聞きたいって思う気持ちはあるんだろうっていうのは見ててすぐに分かるわ。でもジューダスはさっき言った事で言おうと思ったことを伝え終わっただろうし、私も同じような気持ちに考えでいるわ。だからここで二人が私達以外の誰かに参考にだとかどう判断する為にも話を聞きたいという事に関しては止める気はないけど、私達はもうこれ以上何か言う気はない。後はもう他の人から話を聞いた上で各自で二人が自分で考えることだってことでね」
『っ・・・じゃあ園子は新一は勿論だけど、私にも味方をする気はないってこと・・・?』
「そうよ。だから私のことを冷たいって思うなら思っていいわ。でもこれだけは新一君も同じように聞いてほしいのだけれど、誰かの後押しがあるだとかこの人は自分の味方でこういうように言ってくれたみたいにするだとか、盾にしようとするような行動を取ることはせず自分でどうしたいかもだけどその考えだとかを持って相手とちゃんと向き合うことや、相手の意見を聞いた上でどうすり合わせをするのかということを考えなさい・・・もう周りにどうにか助けてもらうのもだけど、事件が起きて二人の間での事がその時は収まったみたいな展開に期待するみたいなことは、根本的な二人の事に関しての解決にはならないとしか私は思わないからね」
『『っ!』』
そうして二人でちゃんと話し合うことにして自分達は手伝いはしないという園子に、蘭は味方にならないのかというように辛そうな声と顔を向けるが・・・そうだとあっさり告げた上でちゃんとすること以上に、特に事件が起きて何だかんだ上手くいくみたいな展開を期待するなと返したことに、二人は顔を青くして絶句する以外になかった。実際にこれまでも何回も二人の間で別れるかどうかみたいな喧嘩をしてきたが、それで全てとは言わずとも事件が起きて別れずに済んだ事は何度でもあるが、それは根本的解決には至れていないからこその今であってそこに頼るだとか期待せず、ちゃんと向き合えという物だった事に・・・


















・・・そうして二人が言葉を失っている様子を見ながら園子はもう通話を切るというように言い、何かを言いたげにしながらも結局声を出せずにいた二人に構わずパソコンを操作し、通話を切った後に部屋を出て別の部屋に向かう。



「・・・終わったか」
「えぇ、言うべきことは言い終わったわ」
・・・それで入った部屋は二人に見せた動画に映っていた部屋で、そこにいたのは同じような形で椅子に座っていたジューダスで園子はジューダスの前に置いてあった椅子に座りつつ、かかってきた声に答える。









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