端から見た者と当事者の感じ方のズレ
「二人のどっちからしても不本意な事ばかりだっただろうとは動画の最中のリアクションから簡単に想像が出来たわ。特に新一君からしたらあんなことを言われるなんてって風になってたのは聞こえてたからね」
『っ、それは・・・』
「否定したいって気持ちについてはもうさっきに確認はしたわ。でもそうやって自分のやりたいように行動してきた結果が蘭との衝突であって、もう自分じゃどうにもならないって風に認めざるを得なかったから今こうなってるんでしょ?」
『っ・・・!』
それでそのまま話を続ける園子が新一を特にと名指ししたことに何か否定したそうな声を上げようとしたが、すぐに事実・・・新一が蘭を説得しきれなかったことについてを持ち出されて、辛そうに表情を歪めた。どう否定したくても蘭を納得させて仲良く出来ていない事が重くのしかかる形で。
「・・・取り敢えず後は各自でどうするかとかどうしたいかについては、周りの人に話すなりしてゆっくり考えていって結論を出してからお互いに話すようにしなさい。でも動画を見せる前にも言ったけれどジューダスにはこの事で話をしたいって持ち掛けるのは無しにすることもだけど、そこに私も追加してね」
『はっ!?』
『ど、どういうこと園子!?何でそんなことを言うの!?』
そうして話は終わりとなる前にジューダスだけでなく自分にも話を以降持ちかけるな・・・そう告げた園子にたまらず新一は驚愕し、蘭は信じられないというような声を向けるが園子はそっと目を閉じる。
「・・・今回の件に関してジューダスから話を聞いたのもあって、私も私で考えたの。私達は昔から知り合ってて幼馴染っていう関係だと思ってるし、今もそうだって風に思ってる。そしてそれはジューダスも言葉にはしないけど、そう思ってると思う。でもね・・・今回の事に関してはもうここまでが幼馴染として言えることのギリギリというか、これ以上言うと二人が自分で考えることについてを放棄させるようにしてしまうことになるって思ったの。そうしないと二人は自分達で考えるんじゃなく私やジューダスにどう思うのかみたいなことを、ずっと思うだとか言い続けるみたいなことになるかって風にね」
『『っ!?』』
そこで園子が目を閉じつつ口にしていく理由についてに、二人は更に驚愕するがそこで目を開く。疲れたようでいて哀れんだような瞳を画面の中の二人に向ける形で。
「・・・あんまりこういうことは私も言いたくはないし、二人の事に昔から色々と茶々を入れてた私が言えることじゃないって言われることは百も承知で言うけど、こういったように相手がどうこうみたいなやり取りについてもう何年続けてきたと思ってるの?正式に付き合うようになってからで考えるとまだ十年足らずってくらいだけど、知り合ってからで考えるとそこに十年足すと二十年足らずっていう時間になる・・・もう人生の大半って言ってもいい時間を費やしてて尚且つ結婚までしてるって言うのに、まだ付き合ってない頃のような理由ばかりで何度も何度も言い合いをしてるって事を二人は理解して喧嘩をしてるの?」
『そっ、それは・・・・・・』
『・・・そんなこと、ないって言いたい・・・言いたいけど、言えない・・・』
そんな瞳を向けたままいかに二人が昔から変わらないまま人生を使って来たのかと問い掛ける園子の声に、新一も蘭も極めて辛そうな顔をしながらも否定の言葉を口に出来なかった。園子が言ったように二人の喧嘩の原因は新一が探偵としての活動を重視していることばかりだった為に。
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『っ、それは・・・』
「否定したいって気持ちについてはもうさっきに確認はしたわ。でもそうやって自分のやりたいように行動してきた結果が蘭との衝突であって、もう自分じゃどうにもならないって風に認めざるを得なかったから今こうなってるんでしょ?」
『っ・・・!』
それでそのまま話を続ける園子が新一を特にと名指ししたことに何か否定したそうな声を上げようとしたが、すぐに事実・・・新一が蘭を説得しきれなかったことについてを持ち出されて、辛そうに表情を歪めた。どう否定したくても蘭を納得させて仲良く出来ていない事が重くのしかかる形で。
「・・・取り敢えず後は各自でどうするかとかどうしたいかについては、周りの人に話すなりしてゆっくり考えていって結論を出してからお互いに話すようにしなさい。でも動画を見せる前にも言ったけれどジューダスにはこの事で話をしたいって持ち掛けるのは無しにすることもだけど、そこに私も追加してね」
『はっ!?』
『ど、どういうこと園子!?何でそんなことを言うの!?』
そうして話は終わりとなる前にジューダスだけでなく自分にも話を以降持ちかけるな・・・そう告げた園子にたまらず新一は驚愕し、蘭は信じられないというような声を向けるが園子はそっと目を閉じる。
「・・・今回の件に関してジューダスから話を聞いたのもあって、私も私で考えたの。私達は昔から知り合ってて幼馴染っていう関係だと思ってるし、今もそうだって風に思ってる。そしてそれはジューダスも言葉にはしないけど、そう思ってると思う。でもね・・・今回の事に関してはもうここまでが幼馴染として言えることのギリギリというか、これ以上言うと二人が自分で考えることについてを放棄させるようにしてしまうことになるって思ったの。そうしないと二人は自分達で考えるんじゃなく私やジューダスにどう思うのかみたいなことを、ずっと思うだとか言い続けるみたいなことになるかって風にね」
『『っ!?』』
そこで園子が目を閉じつつ口にしていく理由についてに、二人は更に驚愕するがそこで目を開く。疲れたようでいて哀れんだような瞳を画面の中の二人に向ける形で。
「・・・あんまりこういうことは私も言いたくはないし、二人の事に昔から色々と茶々を入れてた私が言えることじゃないって言われることは百も承知で言うけど、こういったように相手がどうこうみたいなやり取りについてもう何年続けてきたと思ってるの?正式に付き合うようになってからで考えるとまだ十年足らずってくらいだけど、知り合ってからで考えるとそこに十年足すと二十年足らずっていう時間になる・・・もう人生の大半って言ってもいい時間を費やしてて尚且つ結婚までしてるって言うのに、まだ付き合ってない頃のような理由ばかりで何度も何度も言い合いをしてるって事を二人は理解して喧嘩をしてるの?」
『そっ、それは・・・・・・』
『・・・そんなこと、ないって言いたい・・・言いたいけど、言えない・・・』
そんな瞳を向けたままいかに二人が昔から変わらないまま人生を使って来たのかと問い掛ける園子の声に、新一も蘭も極めて辛そうな顔をしながらも否定の言葉を口に出来なかった。園子が言ったように二人の喧嘩の原因は新一が探偵としての活動を重視していることばかりだった為に。
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