盲目な行動と愛がいつまでも通じるか
「・・・どういうことだという反応だが、これはあくまで俺が感じた事だ。だから否定したいならしても構わんが、俺から見たら蘭に対して一途に想いを向けているという自分に新一は酔っていると思えたのだ。だからこそ新一も自身で気付かない形で言う程に蘭への気持ちは無いとな」
「・・・百歩譲って新一が自分に酔っているということはその節はどことなく俺も感じたからとかくとしても、何故そういうように新一が蘭に対する気持ちがないというように思えたんだ?」
「かつてのシンのように言うなら欲望と執念が無いと見たことからだ。言ってしまうなら蘭を好きで求めるならばこその欲情であるといったような、蘭に対して掻き抱く程の情念を新一から俺は感じなかった。それこそ蘭を抱きたくて仕方無いし出来る限り自分の近くにいてほしいというような、取り繕わない本能からの湧き上がる気持ちをだ。現に新一から蘭への気持ちはあるといった言葉はお前達も聞いた事はあるかもしれんが、そこにそういったなりふり構わないといった気持ちが込められていると感じたことはあるか?」
「っ・・・そういうように言われると蘭に関する問題で、自身が印象が良くないとなるだろう事を言われた時はそんなことはないというように強く反論したが、そういったように本当に蘭が好きだからこそそれまでの揉め事の問題点について、言動を改めようとしないままにそれは嫌だといったようにしか新一は言わなかったな・・・」
「えぇ・・・蘭ちゃんが何度も何度も新一の行動についてを言ってきたのにそうしなくて、ユダがジムで蘭ちゃんに働くようにとした時に問題行動を起こしたけど、結果としてそれがいい状態になったこともあってか、そうしたことなんかもう終わったことというように気にもしなかったわね・・・」
ユダはすぐにどうしてそう思ったのかと話していく中でレイが気持ちがないことについて疑問を向けてきた為、新一が蘭に対して情欲だとかの強い気持ちを向けた時があったかと問い返されると、レイもそうだが姉として長いこと弟の姿を見てきた筈のマミヤも否定出来ないと漏らす。言われてみれば蘭に対する気持ちは無いとは言わないが、それがユダの言ったような気持ちや考えまではないのではと感じたと。
「そう、俺が感じたのはそれだけの熱を新一に感じなかったということだ。この理由とも言うべき原因は探偵としてこうあるべきという理想の姿を追い求めてきたからこそだと思っている。特に新一と蘭の小さい頃の話を聞いた時の事を思い出すと、その頃から新一の能力が子どもに見合わず高かったことはすぐに分かったが、その反面として子どもらしくない子どもというようにも俺は感じた。本来その年頃の子どもにはない能力を携えたことで感情から物事を判断するのではなく、理屈で物事を考え過ぎではないかとな」
「・・・そう言われると新一が理屈で物事を考えていたのは昔からだったと思い返すと感じるけど、だからこそ新一の中では蘭ちゃんを好きだって気持ちがあるのは確かではあるけど、そこまで蘭ちゃん程は強くはないとユダは感じているということなのね?」
「あぁ。そして更にそこに付け加えて言わせてもらうと新一は確実に否定するだろうが、蘭に対しての気持ちはあっただろうがそれ以上に新一自身の潔癖な考えから、新一は初恋の相手である蘭と結ばれる事をこだわるようになった部分もあった上で、尚且つ自分が離婚なんて到底認められる物ではないと思う気持ちやら考えはどこかしらにあっただろうな」
「っ・・・潔癖な考えという言い方自体はともかく、言ってる事が全くの間違いとは思えないというのは複雑な気持ちになるわ・・・結婚についてはもうともかくとしても、新一の考え方として蘭ちゃんに嫌われたくないとなるのも勿論あるだろうけど、自分が離婚なんて嫌だという気持ちになるのは私にも想像がつくもの・・・」
言いたいことを理解してもらえた事にユダは次だと小さい頃の話を聞いた事から考えたことを話していくと、マミヤは何とも言い難いというようになりながらも否定出来ずにいた。新一は離婚というように切り出されたら体面もあって嫌だという気持ちを抱きそうだと感じたことを。
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「・・・百歩譲って新一が自分に酔っているということはその節はどことなく俺も感じたからとかくとしても、何故そういうように新一が蘭に対する気持ちがないというように思えたんだ?」
「かつてのシンのように言うなら欲望と執念が無いと見たことからだ。言ってしまうなら蘭を好きで求めるならばこその欲情であるといったような、蘭に対して掻き抱く程の情念を新一から俺は感じなかった。それこそ蘭を抱きたくて仕方無いし出来る限り自分の近くにいてほしいというような、取り繕わない本能からの湧き上がる気持ちをだ。現に新一から蘭への気持ちはあるといった言葉はお前達も聞いた事はあるかもしれんが、そこにそういったなりふり構わないといった気持ちが込められていると感じたことはあるか?」
「っ・・・そういうように言われると蘭に関する問題で、自身が印象が良くないとなるだろう事を言われた時はそんなことはないというように強く反論したが、そういったように本当に蘭が好きだからこそそれまでの揉め事の問題点について、言動を改めようとしないままにそれは嫌だといったようにしか新一は言わなかったな・・・」
「えぇ・・・蘭ちゃんが何度も何度も新一の行動についてを言ってきたのにそうしなくて、ユダがジムで蘭ちゃんに働くようにとした時に問題行動を起こしたけど、結果としてそれがいい状態になったこともあってか、そうしたことなんかもう終わったことというように気にもしなかったわね・・・」
ユダはすぐにどうしてそう思ったのかと話していく中でレイが気持ちがないことについて疑問を向けてきた為、新一が蘭に対して情欲だとかの強い気持ちを向けた時があったかと問い返されると、レイもそうだが姉として長いこと弟の姿を見てきた筈のマミヤも否定出来ないと漏らす。言われてみれば蘭に対する気持ちは無いとは言わないが、それがユダの言ったような気持ちや考えまではないのではと感じたと。
「そう、俺が感じたのはそれだけの熱を新一に感じなかったということだ。この理由とも言うべき原因は探偵としてこうあるべきという理想の姿を追い求めてきたからこそだと思っている。特に新一と蘭の小さい頃の話を聞いた時の事を思い出すと、その頃から新一の能力が子どもに見合わず高かったことはすぐに分かったが、その反面として子どもらしくない子どもというようにも俺は感じた。本来その年頃の子どもにはない能力を携えたことで感情から物事を判断するのではなく、理屈で物事を考え過ぎではないかとな」
「・・・そう言われると新一が理屈で物事を考えていたのは昔からだったと思い返すと感じるけど、だからこそ新一の中では蘭ちゃんを好きだって気持ちがあるのは確かではあるけど、そこまで蘭ちゃん程は強くはないとユダは感じているということなのね?」
「あぁ。そして更にそこに付け加えて言わせてもらうと新一は確実に否定するだろうが、蘭に対しての気持ちはあっただろうがそれ以上に新一自身の潔癖な考えから、新一は初恋の相手である蘭と結ばれる事をこだわるようになった部分もあった上で、尚且つ自分が離婚なんて到底認められる物ではないと思う気持ちやら考えはどこかしらにあっただろうな」
「っ・・・潔癖な考えという言い方自体はともかく、言ってる事が全くの間違いとは思えないというのは複雑な気持ちになるわ・・・結婚についてはもうともかくとしても、新一の考え方として蘭ちゃんに嫌われたくないとなるのも勿論あるだろうけど、自分が離婚なんて嫌だという気持ちになるのは私にも想像がつくもの・・・」
言いたいことを理解してもらえた事にユダは次だと小さい頃の話を聞いた事から考えたことを話していくと、マミヤは何とも言い難いというようになりながらも否定出来ずにいた。新一は離婚というように切り出されたら体面もあって嫌だという気持ちを抱きそうだと感じたことを。
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