盲目な行動と愛がいつまでも通じるか

そうしてジムで働く事に慣れていくのもだが月日が流れていく事により、蘭の働くという姿勢については蘭当人もそうだが新一やその子どもやその周囲にとって当然の物になっていった。マミヤ達が時折手助けをすることもあるが蘭が家事をちゃんとやっていっていた上で、仕事も楽しそうにやっていったからだ。

だから家族の雰囲気は時折の喧嘩くらいで基本はいいというようになっていた中で、そうして時間が経っていき子どもが高校三年で進路が決まった上で家を出て生活するとなった時に、蘭は一応パートという扱いだったが晴れて正社員として働く事にすると決めたのである・・・まぁこれもユダが推し進めた事なのだが、そういうように推し進めたのは子どもが工藤家から出ていくとなれば、また新一に関してを無駄に考えるきっかけになると見たからだ。

だからユダは元々から子どもが高校を卒業するというタイミングで家を出る出ないのどちらになるかはともかく、そこで正社員になることやフルタイムで働くことについてどうかと切り出すと・・・蘭は一応は新一と子どもに話をしてからと後日に受けると返事をしたのだが、最初に話をした時もだが後日に話をした時も始めから乗り気であった。その辺りに関しては蘭としては長い間働かせてはもらっていたけど、子どもの行事やら何やらで度々休んできたことに関して申し訳無く思ったこともそうだが、蘭自身子どもがいなくなってからの時間や生活をどうしようかと考えていたからとユダは本人から聞いていた。

だから新一達とどう話し合ったかはともかく蘭はジムの正社員という形で働くことになり、そういうようにした今も新一との関係は良好であるが・・・レイが言ったように新一はユダやマミヤ達の助けこそはあったが、自分達の関係は自分達の努力でどうにかなったというような風に言っていたのである・・・






「・・・その辺りに関しては新一としては自分が頑張ってきたという気持ちはあるのだろうし、実際に頑張ってきた面もあるかもしれんが・・・新一が俺の介入が無かったら俺のように不満を逸らすような何かの案を出すことなく、ただ自分は仕事を頑張っているのだからお前は我慢してくれというように言うしかせず、解決策を提示しようともしなかっただろう。そして離婚を間近にだとか実際に離婚をしたとなっても前提として、あくまで自分基準でこういうように行動していたし解決策を提示していたというよう、自分はちゃんとやっていたと認めることはしなかっただろうな」
「・・・実際は言葉だけで動くことはないというか、仕事があるからそんなに動けないのは仕方無いというようにか・・・」
「あぁ、そういうことだが・・・それでも新一がそうだと信じて疑わないのは自分が蘭を愛しているということを心底から思っているという辺りだろうが、全てが全て蘭を本当に愛しているという気持ちがないにしても、そうではない別の要素がある事に新一自身が気付いていないのもあってだ」
「・・・新一自身が気付いていないこと?」
そんなレイに対してユダが新一の行動がいかな考えからの物かを話していくとレイも苦くも納得するのだが、更に深く何故そう思ったのかについて蘭を盲目に愛していると思うこと以外に新一が気付いていない事があるとの事に、マミヤも共にどういうことかと首を傾げる。









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