盲目な行動と愛がいつまでも通じるか

・・・工藤家の長女であるマミヤは小さい頃からの芸能活動から、高校は芸能活動に寛容な高校に通うことにした。そしてそうするにあたり一人暮らし用のマンションを借りて、高校と芸能活動に忙しい日々を送っていた。

それで高校3年に上がって少しした時にマミヤは大きな仕事が入ることになり、しばらくの時間を仕事に集中して費やす為に両親や弟である新一にはまず会う事も連絡することが出来ないといった旨を伝えた。

そんな風にマミヤは半年以上の時間を費やして仕事を無事に終わらせる事が出来た為、久しぶりに工藤家に帰ることにした・・・


















「がっ、がぁっ・・・っ!」
「や、やめて姉さん・・・!」
「マ、マミヤちゃんもう止めてあげて・・・!」
・・・工藤家のリビングにて。工藤家の人間が四人ともいることもだが、小五郎と蘭に英理に安室と赤井といった面々もいる中で・・・マミヤは右手と左手で優作と新一の二人の頭にアイアンクローをかけていた。目だけは笑っていない笑顔と共にこめかみに青筋を盛大に浮かべながらだ。
そのマミヤのアイアンクローの痛みは相当だとばかりに優作と新一は苦悶の声を漏らし、有希子はオロオロとマミヤにとりなそうとするが・・・マミヤは有希子の方に視線を向けることも表情を変えることもなく口を開く。
「何を言っているの?私の腕がもう一本あったらお母さんも二人のようにしたいくらいの事をしているのよ。おじさんを散々利用してきてもう元の立場だったりになんか戻せないようなことをね」
「「「「っ・・・!」」」」
「っ・・・」
そしてそこで怒りが収まらないとおじさんという単語を出したマミヤに、有希子もだが小五郎以外の面々が程度の差はあれ苦いといった顔を浮かべる中・・・一人背後に英理をつけてソファーに座っていて、頬がこけたようになっていた小五郎は複雑そうに顔を歪めていた。






・・・マミヤが工藤家に半年以上振りに工藤家に帰ってきた時、そこにいたのは新一もそうだが今となっては海外で過ごしていて、前より一層顔を合わせなくなった優作と有希子の二人もいた。その事にマミヤは首を傾げた・・・これは優作と有希子がいたことにというのではなく、新一も含めて今までにない様子で動揺していたからだ。

その事にマミヤはどうしたのかということを問い掛けたのだが、三人は動揺しつつ何事もないというように振る舞おうとした・・・だがもう誤魔化しようのない醜態を晒したことからマミヤの追求はより強くなり、三人が顔を見合わせながらどうしたものかというような様子を浮かべていったものだから、またマミヤの疑念は強くなるという悪循環に陥っていった。

ただそれでも三人からしたら取り繕うというかマミヤに出来る限り何も言わないようにしたいというようになっていたが、最早ここまで気にされてしまえばマミヤに何も言わずに収めようとしても色々と無理になってきている事を三人共に感じた為・・・下手に都合の悪いことだけを隠して何かを話すだとか無理矢理この場を終わらせようとしても、家から離れる事で話すのを避けることの出来る自分達はともかく新一一人になればマミヤの追求を避けることが出来るとは思えない・・・ということからマミヤに真実を話すことを優作は切り出すことにしたのである。

ただ新一は最初はそれはというように言ったのだが、マミヤがそこまで聞いて今更引く気にならないというような様子になったことも見た上で、マミヤに話を聞いたら他言無用にしてもらう必要があるがそれを守ってくれるなら言うがと言うと、即座にそうすると返ってきた為に新一も苦い顔になって黙らざるを得なくなった。マミヤの意志が固いことはよく知っている為に。

しかしそれでちゃんと説明するには他にも何人か招く必要があるということから、数日程時間が必要だと言われてマミヤは工藤家に滞在することを選んで今日という日を迎えることになり、工藤家に来た面々と顔を合わせた上で何が起きたのかの事情を聞いていったのだが・・・その中身を聞いたマミヤが即座に怒った結果が新一と優作へのアイアンクローだったのである。

簡単に話を聞くだけでも新一がとある事件に巻き込まれた際にその時に現場にいた人物を怪しみ後をつけてみると、その人物と一緒にいた人物から不意打ちで頭を殴られて妙な薬を飲まされたら体が小さくなり『江戸川コナン』と名乗るようにした上で・・・知り合いでいて探偵という立場にいた小五郎を隠れ蓑にその人物達を追うだとか探すために動いていて、それは結果として新一からすれば成功してその人物達を捕まえるだとか元の体に戻ることになるが、その結果として度々出会うことになる中で推理役として麻酔銃で眠らせてきた小五郎の体調が一気に悪くなって、数ヶ月単位で体を治す為に入院するとなったという中身だったことにだ。









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