帝丹小学校教師冴島大河 詳細な後日談

「・・・すまんな妃、俺の要望やからっちゅうても焼肉にして」
「いえ、普段の仕事をしている中での食事だと匂いがつくのを避けるとか、会話を聞き逃すのを避ける為に焼肉は基本的に食べていないので、私としても久しぶりに焼肉を食べるのは楽しみなので大丈夫ですよ」
「そう言ってくれて助かるわ」
・・・それで四人が来たのは焼肉屋で、男二人と女二人という構図で向かい合うように冴島達はテーブルの席に座る。
そんな中で冴島が英理に対して謝るのだが、笑顔を浮かべてむしろ望む所だったと返す様子に冴島も笑顔で返す。
「さぁ、今日はバンバン頼んでバンバン食べてください先輩!俺らも焼肉を楽しみますから遠慮はいりませんよ!」
そのやりとりを見た後小五郎は満面の笑顔で食べてくれと告げ、蘭も同じように笑顔で頷いた。毛利家三人共に冴島に対して全幅の信頼を寄せているのを隠すこともない笑顔で・・・


















・・・そうしてしばらくの時間を四人は焼肉に舌鼓を打つ形で過ごしていった。






「・・・そう言えば少し気になったことについて思い出したんですど、ちょっと先輩に聞いていいですか?」
「何や?」
・・・それでまだ肉は残ってはいるが、蘭や英理はチビチビと食べるくらいになっているくらいになる中で小五郎が冴島に聞きたいことがあると切り出し、冴島もだが蘭と英理も何かという顔を向ける。
「まぁ今となってはっていう話になるんですが、新一が先輩のクラスで活動していた時の事を思い出すと灰原は事情があったからともかくとしても、元太達と仲良くしていたでしょう?けどそこで元太達三人以外と新一は仲良くしてなかったんですか?一応というか新一の性格だとか見た目もそうですけど、何回も事件に出会って解決をしたことを考えると小学低学年の子どもなら、新一に仲良くなりに来たんじゃないかって思うんですが・・・」
「あっ・・・確かにそう聞くと歩美ちゃん達以外の子と仲良くやってるみたいな感じのことなかった・・・」
それで小五郎が口にしていったのは帝丹小で新一が三人以外に仲良しの子がいなかったのかとの疑問なのだが、蘭もその中身に思い出したというように漏らす。新一の周りで歩美達以外の姿を見たことがないと。
「その事に関しては別にそう難しい事やないぞ」
「・・・え?」
だが冴島からそんな難しくないとあっさり返されたことに、小五郎達はキョトンとした表情を揃って浮かべた。
「その事に関して説明する為には色々と話さなならんが、まず三人全員に聞くが幼稚園から高校まで今軽くパッと振り返ってみて、一緒に過ごしたクラスのもん達との関係についてはどうやった?」
「えっと・・・まぁ大体同じように進学したから英理も同じように答えると思いますけど、皆仲良かったですけど・・・」
「私もお父さん達と同じ感じですけど、一体どういうことなんですか?その質問は」
「仲がえぇのはえぇことやが、そこで実際のとこじゃ差がつくのはよくある事やということを言いたいんや」
冴島はそこで小さい頃の交友関係についてどうかと問い掛けると、小五郎と蘭が質問に答える中でどういうことかという視線と声を向けると、実際はその答えとの乖離があるというように答える。









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