帝丹小学校教師冴島大河 詳細な後日談

「そうしてくれるなら後は頼む。俺に毛利達は江戸川達と連絡する気はない上で下手に連絡したらやっぱり俺らっちゅうか、毛利達に協力してくれと言い出してくる可能性は有り得んとは言えんからな」
「分かっています。今話した歩美ちゃん達が事件に出会さなくなったらのことについても、先生から頼まれたことだなんて言うようにはしません。そうしたら先生達に抗議だって風に連絡しそうなのは私にも予想がつきますから」
「すまんな」
そして冴島が自分達がそれらを言えないことと灰原もそれらを承知した上でやることをやると返し、また冴島は礼を言うよう頷いた。


















・・・そうして冴島と灰原の話は終わるのだが、そこからは灰原は報告といったことを冴島もだが小五郎達にもすることはなかった。これは灰原としてはそこまで変わったことがないなら必要以上に冴島達に近付こうとしないこともあったのだが、新一がいなくなってからパタッと元太達三人どころか小五郎達も含めてもの周囲で事件がほとんど起きなくなったことからだった。

ほとんどといった事に関しては事件は時たま起きることは起きてはいたが、それは事件が起きた時に当事者として関わるような形ではなく起きた事件の現場の近くにいただけだとか、たまたま横を通りがかっただけだということからだった。

そういったように事件が起きたとしても吸い寄せられるように当事者という形になることはまずなくなって、灰原としても今は落ち着いているから冴島や小五郎達に何も言わないで済ませる事が出来ているという現状にあるが・・・それでも小五郎には『江戸川コナン』としての新一が名探偵というような世間からの評価を作り上げた事から、その功績を頼って依頼してくる者達がいるのではないかという懸念があったが、そこは新一達を追い出したすぐ後に小五郎が探偵稼業を辞める事にしたことでシャットアウトした。

これはまた新一が何らかの策を用いて小五郎の元に強制的に転がり込むのを避けると共に、そういった名探偵としての力を発揮してほしいと願われる依頼が来たのにそれを解決出来ずにいて、名探偵じゃなくなったみたいな事を始めとして色々と言われるような事態になるのを避ける為の迅速な処置であった。特に後者に関してはいつに依頼人が来るか分からないということもだが、厄介な依頼だった場合を考慮してだ。

だからいつに優作達を呼び出すと決めた時から小五郎は探偵業を畳むということも水面下で進めていき、新一達を追い出した後ですぐに探偵業に関してを一先ずは体調不良から休業という形にして、これ以上依頼人が来れない状況を作り・・・多少時間はかかったが小五郎は探偵事務所と上の居住スペースについてを片付け、貸し出し用のテナントにする為の手続きを済ませた上で英理の元への引っ越しを蘭と共に済ませる事が出来た。

それでそうして二つの事柄を済ませる事が出来たのだが、そこに関しては灰原もだが阿笠にも連絡をすることはしなかった。これは何故かと言えば二人というか阿笠に話が通ったら、新一達に情報として伝わる可能性もだがそこから電話されて何故というのもだが、やっぱりそっちに戻りたいという話に繋がる可能性を考慮してだ。だから情報がいずれ伝わるのは仕方ないにしても、少しは伝わるのが遅くなるようにという配慮であった。

そうして二つの事柄についてを片付けた小五郎達だが、そこで三人は改めて冴島に礼をしたいというように連絡を取り、話をした結果として食事をしようということになった。









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