事件を引き付ける力と存在が無くなれば死神は何となるか

「・・・そういうように言ってくれるんなら遠慮せずに話させてもらうが、強い力に考えを持つ者は普通の者達に比べて望むモノを引き付けやすい。その点で工藤君も君も今君自身が言ったように事件が起きることや、そこで推理が出来ることにワクワクしていた部分は心の大部分で感じていた。そしてそういった君達の心に共鳴する形で君達に憑いている良くないモノは事件を引き付けるようにしていった」
「そんな、事が・・・」
「何度も言うが僕の言ったことを君達が信じられるかどうかに関しては、僕は是が非でも信じてほしいというように強要することはしない。ただそんな君達の内心はどうあれそういった工藤君の姿やらを見た上で、服部君にもそういったモノが憑いているならと思い僕の所に来たのだろうが・・・ならばこそ聞かせてもらうが、君達はどうしたいと言うんだい?また工藤君の時のようにその良くないモノをどうにかしたいのかい?」
「えっ・・・そうしてくれないんですか・・・?」
ココはその服部の様子を見たからこそ遠慮なく話すというように言うのだが、その話の中で良くないモノをどうかするかというように投げ掛けると、声を出した和葉もそうだが蘭達もどういうことかという顔を向ける。
「そうしてほしいというならそうすることは僕は別に構わないよ。でもそうした場合に服部君がどうなる可能性があるのかと言うと、今の工藤君のような状態になりかねないということだ」
「「「「っ!」」」」
だがココが平然と返した可能性についての言葉に、蘭達は一斉にハッとした表情を浮かべた・・・新一と服部が似た者同士だというのは服部としても苦い気持ちを抱きながらも感じていたが、だからこそ事件が近くで起きなくなったなら服部も同じようになるのではという予測が、ココの言葉からすぐに想像出来た為に。
「君達も想像が出来たようだが、今そういったように聞いて出来れば少し考える時間が欲しいというように思う部分もあるかもしれない。だが出来るなら今ここでどうするかを決めてくれ・・・理由は前にも言ったが僕はそう遠くない内に僕はここを離れるというのもそうだが、下手に時間を取った場合の工藤君がどう行動するか分からないこともあるんだ」
「え・・・新一が何の関係があるんですか・・・?」
その上で時間を取って考えるのはよすよう今ここで決めて欲しいといった旨をココは告げるが、そこで出て来た新一の事に蘭は不安げに理由を問い掛ける。
「さっきの話でも聞いたが久しぶりの事件での工藤君の様子は言うならば、今まで飲めていた水が飲めずに喉どころか体がカラカラに渇いた中で、キンキンに冷えた水をもらったような物だったのだろう。それ程に工藤君からしたら望んで物であり、また同じようにそれが欲しいと思うだろうが・・・だからこそ工藤君が良くないモノについてを君達には言わない所の部分で信じているかどうかは知らないが、それでも彼からしたら今もだろうがこれから時間が経てば経つほどに彼に重くのしかかっていく事だろう。事件に出会えず推理を出来ないことは。だが今回服部君達というか、服部君が来たことで起きた事件の事を考えれば・・・」
「っ・・・成程。新一君からしたら服部君が来たことで事件が起きたのなら、以降に積極的に服部君に寄っていく可能性が非常に高くなるということか。それも時間がかかればかかる程に新一君は服部君と交流する度に事件が起きたなら、よりそうしていくだろう可能性を貴方は感じていると・・・」
「まぁそういうことだね」
「「「「っ・・・!」」」」
ココはそこから新一がいかな行動を取りかねないのか・・・それらを語る中で安室が嫌なことに気付いたというよう言いたいことを察したとの声に頷いて返し、蘭達は揃って苦い顔を浮かばせるしか無かった。自分の周りで事件が出来ないなら服部という事件が起こる存在の近くにいようとする事を選びかねないとの言葉に、そうしないと否定出来る物ではないと今の新一の様子もあって感じた為に。









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