事件を引き付ける力と存在が無くなれば死神は何となるか
「・・・そういうように言えるなら答えさせてもらうが、服部君にも工藤君と同じようなモノが憑いているかどうかと言うと、君達が信じるかどうかはともかくとしてそれは間違っていないよ」
そしてココはその様子を見たからこそ、先程の質問に信じるかどうかはともかく是だと答える・・・実際にココの目には新一に憑いていた異形と似たような異形が服部にも憑いているのが見えていた。
「その上で少しその良くないモノに関連することを言わせてもらうが、強い力もそうだが考えを持つ者というのは様々なモノを引きつけるんだ。それは今話に出たような良くないモノであったりもそうだが、運といったような概念もそうだ・・・だからこそ成功者という存在はすべからくそういったモノに恵まれやすいんだ」
「恵まれるって・・・新一や服部君に憑いているのは良くないモノなんじゃないんですか・・・?」
「そう、確かに良くないモノだ。だがそれはそういった存在はいいモノだけでなく悪いモノも引き寄せやすいというのもそうだが、それを当人が悪いモノと感じるだとかそう思うかについては別物なんだ・・・これは工藤君や服部君が高校生探偵として有名になったことを考えれば分かるだろう。普通なら事件に出会しやすくなることもそうだがそこで容疑者になるだとか、事件の犯人にさせられるかもしれないようなトリックを用いられる事なんか、普通の人達からすればまず望ましい事じゃないと思うが・・・そういった事件に幾度も幾度も出会って解決してきたからこそ、高校生探偵と呼ばれるだけの名誉が手に入ってきたことを考えればね」
「「「「っ・・・!」」」」
それで色々なモノを引きつける事についてを話すココに蘭は良くないモノが憑くなんて有り得るのかというように聞くが、今の新一達の高校生探偵としての名誉は良くないモノから来ている・・・そういったように返したことに、蘭達は一斉に息を呑んだ。良くないモノこそが新一達の名誉に繋がったという結果だとの事に。
「衝撃な様子なのは分かるが、一般的に良くないモノであってもそれが当事者にとって望むモノかそうでないかは変わる。だからこそ今この場にいない工藤君についてはともかく、服部君にとってはあまり聞きたくないことを言わせてもらうと、君達は確かに事件が起きればそれを解決するために真剣に動いていたんだろう。だがその事件においての真相を解明するために頭を働かせている時間に関して、心のどこかで楽しいだとかワクワクしていると感じていた部分はあっただろう。これに関しては自分で自分の事を判断するのは微妙な気持ちになるだろうから、工藤君の姿を見てそういった節はあると思うかい?」
「っ・・・あんたは気を遣って遠回しに言っとるんやろうが、俺と工藤が似たもん同士っちゅうように言っとって、その上で俺が工藤のことについて答えたら俺にもあてはまると言いたかったんやろ・・・けどあんたからそう言われて俺が真っ先に思ったんは、工藤が事件に遭って推理をしとる時にそんなワクワクやとかみたいな気持ちはないとは、到底言えんやろって考えやった・・・そしてそう思ったからこそ俺も似たようなもんで、アンタの言うような良くないモンが俺にも憑いとった上で俺の周りで事件が起きるのはようあることやと言いたいんやなと理解したんや・・・」
「平次・・・」
ココはそんな様子を踏まえた上で前置きを置いて服部に事件の際の新一についてどうかと聞くと、中身から察したというように苦く答えていく服部の姿に、また和葉が複雑さを隠せない様子で名を口にした。自分も認めたくはないけど事件が起きて推理が出来ることに心が躍っていたと認める服部に。
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そしてココはその様子を見たからこそ、先程の質問に信じるかどうかはともかく是だと答える・・・実際にココの目には新一に憑いていた異形と似たような異形が服部にも憑いているのが見えていた。
「その上で少しその良くないモノに関連することを言わせてもらうが、強い力もそうだが考えを持つ者というのは様々なモノを引きつけるんだ。それは今話に出たような良くないモノであったりもそうだが、運といったような概念もそうだ・・・だからこそ成功者という存在はすべからくそういったモノに恵まれやすいんだ」
「恵まれるって・・・新一や服部君に憑いているのは良くないモノなんじゃないんですか・・・?」
「そう、確かに良くないモノだ。だがそれはそういった存在はいいモノだけでなく悪いモノも引き寄せやすいというのもそうだが、それを当人が悪いモノと感じるだとかそう思うかについては別物なんだ・・・これは工藤君や服部君が高校生探偵として有名になったことを考えれば分かるだろう。普通なら事件に出会しやすくなることもそうだがそこで容疑者になるだとか、事件の犯人にさせられるかもしれないようなトリックを用いられる事なんか、普通の人達からすればまず望ましい事じゃないと思うが・・・そういった事件に幾度も幾度も出会って解決してきたからこそ、高校生探偵と呼ばれるだけの名誉が手に入ってきたことを考えればね」
「「「「っ・・・!」」」」
それで色々なモノを引きつける事についてを話すココに蘭は良くないモノが憑くなんて有り得るのかというように聞くが、今の新一達の高校生探偵としての名誉は良くないモノから来ている・・・そういったように返したことに、蘭達は一斉に息を呑んだ。良くないモノこそが新一達の名誉に繋がったという結果だとの事に。
「衝撃な様子なのは分かるが、一般的に良くないモノであってもそれが当事者にとって望むモノかそうでないかは変わる。だからこそ今この場にいない工藤君についてはともかく、服部君にとってはあまり聞きたくないことを言わせてもらうと、君達は確かに事件が起きればそれを解決するために真剣に動いていたんだろう。だがその事件においての真相を解明するために頭を働かせている時間に関して、心のどこかで楽しいだとかワクワクしていると感じていた部分はあっただろう。これに関しては自分で自分の事を判断するのは微妙な気持ちになるだろうから、工藤君の姿を見てそういった節はあると思うかい?」
「っ・・・あんたは気を遣って遠回しに言っとるんやろうが、俺と工藤が似たもん同士っちゅうように言っとって、その上で俺が工藤のことについて答えたら俺にもあてはまると言いたかったんやろ・・・けどあんたからそう言われて俺が真っ先に思ったんは、工藤が事件に遭って推理をしとる時にそんなワクワクやとかみたいな気持ちはないとは、到底言えんやろって考えやった・・・そしてそう思ったからこそ俺も似たようなもんで、アンタの言うような良くないモンが俺にも憑いとった上で俺の周りで事件が起きるのはようあることやと言いたいんやなと理解したんや・・・」
「平次・・・」
ココはそんな様子を踏まえた上で前置きを置いて服部に事件の際の新一についてどうかと聞くと、中身から察したというように苦く答えていく服部の姿に、また和葉が複雑さを隠せない様子で名を口にした。自分も認めたくはないけど事件が起きて推理が出来ることに心が躍っていたと認める服部に。
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