事件を引き付ける力と存在が無くなれば死神は何となるか

「それで君達は工藤君のそんな意気についてを見たことで、工藤君らしいというように思ったんだろう。そして同時に君達は今までの工藤君の様子もあって、工藤君なら大丈夫というか共に乗り越えるといったような気持ちになっていたんじゃないかい?確かに君達の友達の事については決して無視出来ないような重いことではあるけれど、今まで何とかなってきたからというようにね。どうかな?」
「・・・確かにそういった気持ちは園子達はどうかは分かりませんけど、私の中にはココさんの言ったようにあります。新一ならどうにか出来るんじゃないかというように・・・」
「成程。じゃあ他の人達はどうかな?そんなことはないという気持ちがあるなら何か言ってほしい」
「「「「・・・」」」」
その上で新一なら大丈夫と思ったのではというようココが各々に投げ掛けると、蘭もだが園子達も確かだというように否定する様子は見せなかった。新一に対しての信頼があるからこそというよう。






・・・ココは幻想殺しにより新一に憑いていた異形が弱ってからの経緯は知ってはいるから本来なら聞く必要はない事ではあるが、それを敢えて聞いているのは場にいる面々にちゃんと言葉としてだとか態度から、互いにこの場の面々に認識してもらう為だ。新一の事を皆何だかんだ言いつつ信用しているといったことについてを。

ただ何故そんなことをしようと思ったのかと言えば、これからする話の前置きの為だ。そういったように場にいる面々が新一の事を信頼していることが悪いとは言わないが、だからこそこれからの話に繋げる為にもと。

しかしそんな風に場にいる面々が揃って新一なら大丈夫みたいに思うことに関してであるが、やはり何だかんだで今まで難事件を新一が解決してきたこともそうだが、その際の荒事も共に何度も何度もどうにかしてきたということもあってだ。

この辺りに関しては新一もそうだが蘭達も純粋に戦闘能力があるのもあってだが、それでも新一がいたからこそ誰も犠牲になってこなかったというような想いがあったのだ。特に安室からすればそういったような気持ちは強いことだろう・・・実は立場を隠しつつ今も動いている安室はそういったことから親しい者達の死を何度も経験していることもあり、新一と絡んでからは近くにいた時に味方は死んでいないというのもあってだ。

だからある意味では事件が起こっても新一と普段からの関係がある者達は事件に出会す事もだが、そこで危険な目に遭ってもどうにかなるという気持ちを持っているのだが・・・だからこそ他にも新一に関連する者達はいるが、この場にいる面々だけにでも話をしようとココは決めたのである。もう事件が起きることも含めて以降もそうはならなくなるのだから、同じような考え方をしている事を認識してもらった上で周囲に話を進めてもらおうと。






「そういうように皆認識しているのなら改めて話をしよう、と言いたい所だが一つ先に注意をさせてくれ。今から話すことに関しては僕は嘘を言うつもりはないが、その中身は言ってしまうなら科学的な根拠を挙げることが出来ない物になる。いわばスピリチュアルだとかオカルトといったようなジャンルの内容だ。そういった物について君達が信じるかどうかに関しては一先ずとして、僕が言うことについては話を円滑に進めるという意味も含め、そんな物デタラメだなんだと頭ごなしに否定するような事はしないで聞いてもらいたいが、いいかい?」
「「「「・・・」」」」
そうして蘭達の考えが揃った様子に話をする前に注意をとココは向けると、揃って蘭達は神妙に頷いた。変に話を止めることはしないと。









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