事件を引き付ける力と存在が無くなれば死神は何となるか

「・・・それで三月以内に来てくれって言ったのも、確実に工藤達がココさんの元に来るのが目に見えているから、でしたよね?」
「あぁ、あの異形がいなくなった後に起こる事というか起こらないことが起こる事を考えれば、間違いなく彼らはそんな事態にどういうことだって風になって僕の所に来るだろうとね」
それで当麻は次の話題だと三月の後での来訪の予想はしているのだろうとココに聞き、微笑を浮かべてだろうと頷き返す。起こらないことが起こる事という意味深な言葉と共に。
「まぁ三月と言わず一月か二月の内に僕の元に来ることだろう。ただそれまでの時間は何もないだろうが、結果が気にならないなら僕や彼の事は気にせずもうここから出て以降は元の生活に戻ってもいいよ。後の問題に関しては僕一人で対応するからね」
「いえ、俺もそこにいます。ココさんからこうなるだろうとの予想は聞いていますけど、偶然からだって言っても俺が起こしたことについての結末と向き合いたいと思いますから」
「分かったよ、ならその時には君と一緒に話をしよう」
ただ無理せず付き合う必要はないとココは当麻に優しく言うが、真っすぐに向き合いたいのだと返す姿に微笑と共に頷いた。共に向き合おうと。


















・・・それで一月という時間が過ぎることになるのだが、その間は特に何も起こることはなかった。本当に新一達の周りでは『何も』だ。

だがそうして一月という時間が経った時に当麻はココの元にいたのだが、一月前に会った新一と梓を除いた面々が来て話をしたいと言った為にポアロに向かうことになった。



「・・・さて、こうしてポアロに来る前に大方話を聞かせてもらったが、君達が言いたいのは僕達が前にここで新一君にしたこと以降で君達の周りで事件が起きなくなったことについて、どういうことなのかと聞きたい・・・ということだったね?」
「はい、そうです・・・」
・・・そうしてココと当麻の二人のみがテーブルに備え付けられた椅子に座り、梓も加わった面々が横に立つ中。
そこでココが座った後に早速とポアロに来る前に話した事についてと切り出すと、蘭もだが周りも複雑さを滲ませながらそうだというように頷く。






・・・蘭達は深刻なように以前の違いについてを切り出してきたのだが、当麻もそうだがココは特に最初から理解していた。新一の周りで大半の事件を起こすというか引き付ける形を取っていた原因である異形がいなくなれば、当然というように事件が新一の周りで起きなくなるだろうことについて。

ただそうなるだろうことを言わなかった理由は新一もだが異形が逃げるような事にならないように、説明をろくにすることを無しにさっさと異形を消すことを優先することもだが、言葉でどうこう言っても本当なのかと疑うだろう事もだとかを考えてのことである。

だからココとしてはあくまで志保に起きたことに関してを見かねて改善するといった程度で収めるといったように振る舞ったのだが、それでも元々からココを信じるような気など気休めだとかみたいに思っていたことから新一も含めて大した事ないと思っていたのであるが・・・それが今になってココと当麻のやったことがただの気休めだとかではなかったと判断したからというのもあって、蘭達はココの元を訪れたのである。新一を連れず・・・









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