帝丹小学校教師冴島大河

「・・・前に冴島先生から言われていた事を考えていたってのもあるんだけれど、さっきまでの新一の様子を見て思っちゃったの。多分とかそんなんじゃなくもしさっきのやりとりの中で新一の好きにしようってしたなら、私達もそうだけれど歩美ちゃん達を巻き込んでるなんて事についてを結局新一は、色々と自分のせいなんて風にはまず認めようとしないのはもう間違いないだろうなって」
「・・・だろうな。さっきの話の中でもそこについちゃ結局新一は触れもしねぇままに終わっちまったしよ」
「うん。多分っていうか新一は自分がいるからそうなったなんて認めるなんて訳にはいかないって感じてるから、そこは自分のせいじゃないって思いたかったんだと思うけど・・・だからこそ知っている私達に対しての遠慮は無くなるしこういうものだっていうように言ってくるだろうけど、新一の事を知らない歩美ちゃん達が危険なことになっても自分のせいじゃないって絶対に言うだろうし、危険だから自分が離れるだとか突き放すみたいなことはしないとも思ったの。それこそ歩美ちゃん達が死ぬだとか、トラウマを持つようなことなるくらいになって初めてそういうことを思うくらいだろうなって」
「・・・確かに新一君の様子を考えると自分が銃で撃たれても全く懲りた様子も何もなかったんだから、自分の痛みで止まることなんかもう期待出来ないでしょうね」
「うん、私もそう思ったんだけれど・・・だから前に言われたことだとか考えていたことも併せて考えると新一の事を好きになれなくなったこともだけど、新一が近くにいること自体が私達だけじゃなく歩美ちゃん達や、歩美ちゃん達のように何も知らない人達を巻き込むようなことになるんじゃないのかって思ったの。そしてそんなことにしちゃいけないし、そうさせない為にはもう新一もだけど優作さん達とも離れた方がいいというようにもね」
「そうか・・・蘭ちゃんはそういったように思ったんか」
蘭はそこから自分がいかにこれまでに考えて来た上で、先程の話でその結論に至ったのか・・・それらを三人に語っていって、冴島が微笑を浮かべながら理解出来たというように声を漏らす。
「・・・そういうように言えるんなら俺ももう新一が元に戻って帰って来たとこで、優作さん達とまた仲良くなんて風にするような気持ちは無くなったからそれでいいって言いてぇが・・・英理、お前はどうだ?」
「私も同じ気持ちに考えよ。ただそこに付け加えるような形で言わせてもらうと将来的な事を考えると、仮に蘭と新一君が結婚なんて事にならなくても今までの仲だからってことで、仲良くしようって近付いてくることも考えられるのもあるからね。新一君がいなくなった後で私達が同居したことやその訳を聞いたら、そういったこと全部含めて悪かったから仲直りしたいみたいに言ってくる形でね」
「あ〜・・・確かにそんなことを言ってきそうだな」
「えぇ。だから新一君が元の体に戻って米花町に戻って来たなら、その時にもう私はまた仲良くなんてするつもりはないと答えるつもりだけれど、貴方はどう思う?」
「あぁ、それでいいと思う。冷たいだなんだと色々言われるだろうとは思うが、お前もだろうが蘭の言ったよう優作さん達の事はもう好きだとは思えねぇ・・・だからその時にはハッキリ伝えよう。もう仕方無く関わらなきゃならねぇ時以外にはあんたらには関わる気はねぇってな」
「えぇ、そうしましょう」
それで小五郎も同意をしつつ英理にどうかと尋ねれば英理は未来に起きることも併せて話し、そこから二人で穏やかに話し合っていった。もう次に会う時が関係を終わらせる時だというよう。









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