帝丹小学校教師冴島大河
「・・・もうえぇやろ、蘭ちゃん。江戸川はどうにか聞こえのえぇように反論をしたいと思っとるんやろう。小嶋達の事は自分のせいやないと思いたいのもある上で俺ら・・・特に蘭ちゃんの印象を良くしたいからこそな」
「・・・そうですね。私もそう感じました」
「っ・・・!」
冴島がそこで呆れたように口にしたのは新一がそうなる理由についてで蘭も同じように感じたと漏らし、新一はたまらずに顔を引き攣らせた。二人の言ったことは当たっていたというよう。
「・・・お二人さん。こんな江戸川の様子に発言を見たり聞いたりして自分達の判断が正しかったと自信を持って言えるんか?江戸川が自分がやりたいからゆうて引かんかったからで出た結果がこれなんやぞ」
「「っ・・・」」
そういった姿に冴島がこれでいいのかと投げ掛けると、優作も有希子も辛そうに口を開く事が出来なかった。どう取り繕いたいと思っても、新一の現状を見た後ではこれでいいとは自信を持って言えるはずが無いと。
「・・・何も反論出来んか。ならもう後は江戸川を連れて表向きは転校っちゅう形で帝丹小を離れてくれ。そしてどこに行くかは知らんが、怪盗キッドの時のようなもんが現れても姿を現さんと静かに大人しくしてってくれ。その時に江戸川が姿を見せたら確実に小嶋達は江戸川に会いたい会いたいと言い出すんは目に見えとるからな」
「っ、そこまでしろって冴島先生は言うんですか・・・!?」
「そんなことしたくないからで反論したいのだろうけれど、冴島先輩が言ったでしょう?少年探偵団の皆は新一君の影響を受けているって風に・・・もし怪盗キッドが現れた時に新一君もまた現れるような事になったら、コナン君にはキッドが現れたならそこに行けば会えるって風になる可能性は決して否定出来ないと思うわよ」
「ぅっ・・・」
それで反論がもう出来ないなら早く帝丹小からも離れて大人しくというように言うと、沈痛の様子だった新一がそこまで言われたくないというように反論するが、すぐに英理が冷静に口にしていった可能性に言葉を詰まらせるしかなかった。怪盗キッドの出現の際に自分が黙っていられないからと動いたなら、歩美達がそれで自分の元に来る可能性が高いと新一自身も感じた為に。
「・・・妃に言われなお前はキッドが何かやった時もそうやが、他の何かがあったら躊躇なく姿を見せて行動しとったやろうな。自分がやりたいしやらなならんと思って後先もそうやが、小嶋達やら毛利達やらに関してどういう影響が訪れるんかなんか事件が解決したんやからえぇやろで済ませて、結果として後で今言ったような問題を作る事になる形でな」
「っ・・・」
「・・・また否定したいのに否定出来んっちゅうことに歯噛みしとるっちゅう様子やな。そやけどそもそもの事を言うならお前は自分の事について秘密に出来て上手くやれとると思うとったのかもしれんが、その大元の理由というか原因は皮肉なもんで小さくなった体が大半を占めとるんやぞ。普通に考えたら高校生が小学校低学年くらいの体にまでちっさくなるなんぞ想像出来るもんやないから、毛利達もそうやし小嶋達もお前のことを『工藤新一』やなんて思わず『江戸川コナン』として接してきたんや・・・それを流石に小さな体の影響はないとまでは考えとらんかもしれんが、お前は自分の演技力やらの方でどうにかしてきた自負の方が強かったんやろうが、その結果が蘭ちゃんに何度も新一やないかと勘付かれるっちゅうもんで、『工藤新一』っちゅう雰囲気やら面影といった一切合切を消しきれとらんかったんや。この辺りは自分は本当は『江戸川コナン』なんて存在やなく『工藤新一』やという気持ちを強く持っとるからやろうが、そういったもんから蘭ちゃんやら小嶋達のように自分が行動したらこうなるかもしれんという様々な影響やら、深く考えられとらんっちゅう形でな」
「っ・・・!」
冴島はそんな英理の話から続けるようにいかに新一がちゃんと自分やその周囲の事について考えられていなかったのかというよう話していき、新一は辛そうながらも否定の言葉を一言も発する言葉が出て来なかった。実際新一は『江戸川コナン』としての生活が充実していないとまでは言わないが、やはり『工藤新一』としての体と生活に戻りたいという気持ちが強いのは確かだった為に。
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「・・・そうですね。私もそう感じました」
「っ・・・!」
冴島がそこで呆れたように口にしたのは新一がそうなる理由についてで蘭も同じように感じたと漏らし、新一はたまらずに顔を引き攣らせた。二人の言ったことは当たっていたというよう。
「・・・お二人さん。こんな江戸川の様子に発言を見たり聞いたりして自分達の判断が正しかったと自信を持って言えるんか?江戸川が自分がやりたいからゆうて引かんかったからで出た結果がこれなんやぞ」
「「っ・・・」」
そういった姿に冴島がこれでいいのかと投げ掛けると、優作も有希子も辛そうに口を開く事が出来なかった。どう取り繕いたいと思っても、新一の現状を見た後ではこれでいいとは自信を持って言えるはずが無いと。
「・・・何も反論出来んか。ならもう後は江戸川を連れて表向きは転校っちゅう形で帝丹小を離れてくれ。そしてどこに行くかは知らんが、怪盗キッドの時のようなもんが現れても姿を現さんと静かに大人しくしてってくれ。その時に江戸川が姿を見せたら確実に小嶋達は江戸川に会いたい会いたいと言い出すんは目に見えとるからな」
「っ、そこまでしろって冴島先生は言うんですか・・・!?」
「そんなことしたくないからで反論したいのだろうけれど、冴島先輩が言ったでしょう?少年探偵団の皆は新一君の影響を受けているって風に・・・もし怪盗キッドが現れた時に新一君もまた現れるような事になったら、コナン君にはキッドが現れたならそこに行けば会えるって風になる可能性は決して否定出来ないと思うわよ」
「ぅっ・・・」
それで反論がもう出来ないなら早く帝丹小からも離れて大人しくというように言うと、沈痛の様子だった新一がそこまで言われたくないというように反論するが、すぐに英理が冷静に口にしていった可能性に言葉を詰まらせるしかなかった。怪盗キッドの出現の際に自分が黙っていられないからと動いたなら、歩美達がそれで自分の元に来る可能性が高いと新一自身も感じた為に。
「・・・妃に言われなお前はキッドが何かやった時もそうやが、他の何かがあったら躊躇なく姿を見せて行動しとったやろうな。自分がやりたいしやらなならんと思って後先もそうやが、小嶋達やら毛利達やらに関してどういう影響が訪れるんかなんか事件が解決したんやからえぇやろで済ませて、結果として後で今言ったような問題を作る事になる形でな」
「っ・・・」
「・・・また否定したいのに否定出来んっちゅうことに歯噛みしとるっちゅう様子やな。そやけどそもそもの事を言うならお前は自分の事について秘密に出来て上手くやれとると思うとったのかもしれんが、その大元の理由というか原因は皮肉なもんで小さくなった体が大半を占めとるんやぞ。普通に考えたら高校生が小学校低学年くらいの体にまでちっさくなるなんぞ想像出来るもんやないから、毛利達もそうやし小嶋達もお前のことを『工藤新一』やなんて思わず『江戸川コナン』として接してきたんや・・・それを流石に小さな体の影響はないとまでは考えとらんかもしれんが、お前は自分の演技力やらの方でどうにかしてきた自負の方が強かったんやろうが、その結果が蘭ちゃんに何度も新一やないかと勘付かれるっちゅうもんで、『工藤新一』っちゅう雰囲気やら面影といった一切合切を消しきれとらんかったんや。この辺りは自分は本当は『江戸川コナン』なんて存在やなく『工藤新一』やという気持ちを強く持っとるからやろうが、そういったもんから蘭ちゃんやら小嶋達のように自分が行動したらこうなるかもしれんという様々な影響やら、深く考えられとらんっちゅう形でな」
「っ・・・!」
冴島はそんな英理の話から続けるようにいかに新一がちゃんと自分やその周囲の事について考えられていなかったのかというよう話していき、新一は辛そうながらも否定の言葉を一言も発する言葉が出て来なかった。実際新一は『江戸川コナン』としての生活が充実していないとまでは言わないが、やはり『工藤新一』としての体と生活に戻りたいという気持ちが強いのは確かだった為に。
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