帝丹小学校教師冴島大河
「・・・大方そんなもんやろうとは思っとったわ。江戸川の体は小さなっても頭の良さは変わっとらんし、毛利達も無事に騙せとるならこのまま何も言わんと利用していって済ませてえぇやろと、江戸川が毛利達を平然と利用しとることにつられて罪悪感も何も抱かんようになっとるんやろうなとな」
「「「っ・・・!」」」
そして冴島もハッキリ呆れを隠すことなく予想していたというように漏らすのだが、新一達は否定したそうにしながらも言葉を詰まらせるしかなかった。いくら人聞きが悪いと言いたいと思った所で新一は蘭達に事実を話さず騙せているし、自分のやることに巻き込んでないから問題無いと全く申し訳無いといった気持ちなど抱いていなかった上で、優作達に至っては新一を心配はしても小五郎には新一を預かってもらうための金をやったんだからこれでいいと、全く話をすることすら頭に無かったが為に。
「・・・まぁそこでそもそもの今回の件の発端となったキャンプで江戸川が撃たれた件に関して、それが無かったら俺らがこんな風になることなんてなかったやろうが、だからこそ元々から江戸川の親を呼び出す予定だったもんでお前らの気持ちやら考えやらを確かめる段取りを組んだんやが・・・ある程度予想はしとったがその答えがさっきのもんやったことに、毛利達もそうやろうが俺も失望せざるを得んかったわ。例え今は小さな体やゆうても元は高校生なんやとか、本人が自分は大丈夫やと言ったんやから自主性を重んじようと思ったやとか、お前らも何だかんだでこれまでうまくいってきたんやからみたいな言い分があるのかもしれんが・・・」
「それは子どもの自主性を重んじとるんやないし、毛利達の事を考えとるもんやない。ただお前らに江戸川やとか毛利達の事を真剣に考えようと思うような熱も想いもないだけや」
「「「っ!?」」」
・・・そして続けざまに冴島が口にした言葉に工藤家の三人は揃って目を剥くことになった。優作も有希子も真剣に新一達の事を考えていないとのことに。
「藤峰達もやが江戸川もそんなことないと否定したいやろうが、俺から見たら藤峰達にそれだけの熱を感じんかったんや。江戸川が絶対に引かんからそれならもう江戸川の好きにさせてやるっちゅうようにいいと言うた・・・親父さんに至っては及第点っちゅうギリギリクリアやというような言い方しとったのに、そんなギリギリなんて状態のもんでも一応結果は出したからえぇわっちゅうようにしたんやぞ。そっちからしたら言い方が悪いとか色々言い分はあるかもしれんが、それでも親父さんが言ったようにギリギリもんの成果しか出せんような奴を全面的に信頼出来るんか?自分らのことやっちゅうのを度外視して、他人がそんな結果を出しとると見て考えてみろや」
「「「・・・っ・・・!」」」
だが冴島が声色を冷たくしながら新一にアッサリ押された上で優作の発言までもあげつらったことを言い、これが他人の事だったらと仮定して新一達に想像してみるようにと言うのだが・・・徐々に三人は息を詰まらせると共に、徐々に冷や汗を浮かべ出しながら沈黙するしかなかった。
「・・・分かるやろ。そんな状態になっとるもんなんか端から見たら信用なんぞ到底出来る筈なんてないが、そんなことを言うんやったら・・・お前らがやっとることはそういうことになるんやぞと言われる事になるのは」
「「「っ・・・!」」」
そんな反応を見たからこそ三人の内心はどんなものなのか・・・それらを口にしていく冴島に、痛い所を突かれたとばかりに三人は揃って身を震わせた。その推測は決して大袈裟ではなく事実として当たっていたが為に。
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「「「っ・・・!」」」
そして冴島もハッキリ呆れを隠すことなく予想していたというように漏らすのだが、新一達は否定したそうにしながらも言葉を詰まらせるしかなかった。いくら人聞きが悪いと言いたいと思った所で新一は蘭達に事実を話さず騙せているし、自分のやることに巻き込んでないから問題無いと全く申し訳無いといった気持ちなど抱いていなかった上で、優作達に至っては新一を心配はしても小五郎には新一を預かってもらうための金をやったんだからこれでいいと、全く話をすることすら頭に無かったが為に。
「・・・まぁそこでそもそもの今回の件の発端となったキャンプで江戸川が撃たれた件に関して、それが無かったら俺らがこんな風になることなんてなかったやろうが、だからこそ元々から江戸川の親を呼び出す予定だったもんでお前らの気持ちやら考えやらを確かめる段取りを組んだんやが・・・ある程度予想はしとったがその答えがさっきのもんやったことに、毛利達もそうやろうが俺も失望せざるを得んかったわ。例え今は小さな体やゆうても元は高校生なんやとか、本人が自分は大丈夫やと言ったんやから自主性を重んじようと思ったやとか、お前らも何だかんだでこれまでうまくいってきたんやからみたいな言い分があるのかもしれんが・・・」
「それは子どもの自主性を重んじとるんやないし、毛利達の事を考えとるもんやない。ただお前らに江戸川やとか毛利達の事を真剣に考えようと思うような熱も想いもないだけや」
「「「っ!?」」」
・・・そして続けざまに冴島が口にした言葉に工藤家の三人は揃って目を剥くことになった。優作も有希子も真剣に新一達の事を考えていないとのことに。
「藤峰達もやが江戸川もそんなことないと否定したいやろうが、俺から見たら藤峰達にそれだけの熱を感じんかったんや。江戸川が絶対に引かんからそれならもう江戸川の好きにさせてやるっちゅうようにいいと言うた・・・親父さんに至っては及第点っちゅうギリギリクリアやというような言い方しとったのに、そんなギリギリなんて状態のもんでも一応結果は出したからえぇわっちゅうようにしたんやぞ。そっちからしたら言い方が悪いとか色々言い分はあるかもしれんが、それでも親父さんが言ったようにギリギリもんの成果しか出せんような奴を全面的に信頼出来るんか?自分らのことやっちゅうのを度外視して、他人がそんな結果を出しとると見て考えてみろや」
「「「・・・っ・・・!」」」
だが冴島が声色を冷たくしながら新一にアッサリ押された上で優作の発言までもあげつらったことを言い、これが他人の事だったらと仮定して新一達に想像してみるようにと言うのだが・・・徐々に三人は息を詰まらせると共に、徐々に冷や汗を浮かべ出しながら沈黙するしかなかった。
「・・・分かるやろ。そんな状態になっとるもんなんか端から見たら信用なんぞ到底出来る筈なんてないが、そんなことを言うんやったら・・・お前らがやっとることはそういうことになるんやぞと言われる事になるのは」
「「「っ・・・!」」」
そんな反応を見たからこそ三人の内心はどんなものなのか・・・それらを口にしていく冴島に、痛い所を突かれたとばかりに三人は揃って身を震わせた。その推測は決して大袈裟ではなく事実として当たっていたが為に。
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